川辺さんの語る「肉体と命」 2024年12月24日 21時27分07秒 | 本読んであれこれ 森まゆみさんが、志賀町付近にあった漁協の組合長だった川辺茂さんから聞いた話を借りてきました。すべて『いで湯暮らし』(2013年 集英社文庫)からの引用です。 1969年でしたか、私が44歳のとき、高校2年になったばかりの次男をなくしました。風邪気味だったんで、風邪薬をのませたんですが、ピリン系の薬が体に合わなかったんですわ。病院に運んだときは手遅れだった。 そんなことが起こるなんて、何だか信じら . . . 本文を読む