岩手県平泉町の毛越寺は、天台宗の高僧、慈覚大師(じかくだいし)が創建したということだそうです。(850 平安時代の最初のころ) そんな古い時代にからあったお寺は、やがて荒廃してしまいますが、平安時代末期に、 「藤原清衡(1056-1128)、基衡(-1157?)父子によって再興され、常行堂も復興されました。鳥羽天皇に至り、勅使左少辨富任により円隆寺の宣下を受けたといわれ、勅額及び国家鎮護の勅願文 . . . 本文を読む
お盆の夕方、やっと外に出られそうで、妻と母と私の三人で落合下(しも)の渡しに行きました。下があるということは、上(かみ)もあるんですけど、うちの実家から近いのは下の渡しなんです。 何度か渡し船乗り場から写真を撮っています。三重県にはない、うちの実家ならでは風景だから、散歩ついでに撮りに行くわけです。しかも、ここは思い出いっぱいの渡し船なのです。 母が初めて大阪に出てきた時に住んだところが、西成区 . . . 本文を読む
お昼過ぎ、三重県に帰ってきました。雨は、奈良県を走っている時には降らないで、三重県に入ってから、ところどころで降っているようでした。 名阪国道を東に走ると、天理を過ぎたあたりから大和高原を駆け上がらなくてはならなくて、わりとハラハラする道なのですが、お盆の真ん中だし、台風もやってくるからなのか、トラックもほとんどおらず、営業のクルマも少なくて、穏やかに山道を走りました。 雨は、いつか降ったのかも . . . 本文を読む
夏が過ぎていきます。夏の終わりを教えるための台風10号も来ています。 どんなに人間どもが騒いだとしても、夏は終わってしまうし、とりあえず夏の終わりは、恐ろしいくらい暑いようです。 「もう、イヤだ。」「何とかしてくれ!」 どんなにわめいても、懇願しても、否応なく暑いのでした。 そして、今日は、湿気と不安定な天気です。さすがですね。 今日から3日間、大阪の実家に行ってきます。 あれ、こんなのなかった . . . 本文を読む
早く寝るせいもあるけれど、部屋のまわりが明るくなって目が覚める毎日でした(雨戸がなくて、開け放しで寝てますから)。だから、この夏四時を過ぎたあたりから、起きだしてしまうことが何回かありました。 今朝は、五時前に起きだしましたが、そんなに明るくなかった。 少しずつ日は遅くなっているのだ。 と、改めて感じました。時間は確実に過ぎて行っている。私たちは、あまりに毎日が暑いので、いつもと変わらない、いや . . . 本文を読む
今から5年前、木のコンポストを作ったのですね。 それは、うちの奥さんがいない時だったかもしれない。彼女がいないのをいいことにして、好き勝手でムチャクチャなことをしていたようです。 ヨタヨタするコンポストは、いかにも頼りないと思いつつ、5年間立ち続けました。ちゃんと中ではミミズたちが仕事をしていたけれど、外側の木にシロアリらしきものたちがいて、家族全員でシロアリ退治をしました。 家の中にもシロアリ . . . 本文を読む
北川民次という人の壁画を見学に行きました。本当は、アトリエのあった瀬戸市で特別展をやっていたので、それにも行きたかったのです。 でも、それは直前の七月二十八日に終わっていました。ああ、タイミング悪いです。 仕方がないので、用事で出かけた名古屋市栄にあるカゴメ本社に行きました。 ここに壁画があるそうです。 左から、 メキシコの町と人々、大きな黒い花。まるでバルタン星人みたいです。 真ん中がトマトで . . . 本文を読む
7月末に愛知県美術館に行った折には、こんなに話題になるとは知りませんでした。 今朝なんて、「携行缶をもってお邪魔します」という丁寧な脅迫状をコンビニからファックスで送りつけたトラック運転手・53歳が逮捕されたというニュースもありました。 みんなすぐに流れに乗っかって、余計なことをしてしまうのは大人も子どもも関係ありません。みんなで冷静な判断を無くして、思い付きを突発的な攻撃で行ってしまう。 本人 . . . 本文を読む
三重県に帰ってから、いつも通り、あまり眠れませんでした。とはいうものの、それなりには寝たのかな。 セミは5時半くらいから鳴き始めました。旅の間、ほとんどセミの鳴き声を聞かせてもらうことはなくて、久しぶりに聞けた感じです。 妻はうるさいからと、雨戸を締め切った部屋の方へ逃げていきました。彼女も、数時間ぶっ通しで寝るということができなくなったようで、何度も目が覚めたり、浅い眠りの中でふわふわしていた . . . 本文を読む
松本の朝です。山の向こうからサンサンと朝日が降り注いでいます。 昨日の長旅で疲れた私たちは、すぐに寝てしまいました。 そして、今朝、計画を立てて、松本市美術館で草間彌生さんと不思議の国のアリスの展示を見ることにします。 古本屋さんがあったり、民芸やさんがあったり、古い街があったりするのに、そういうところには寄れなくて、見るところを見たら、サッサと帰ることでしょう。 お土産は、開運堂の「白鳥の湖」 . . . 本文を読む
お昼前に仙台を出てきました。東北道に乗ろうと、カーナビさんにお願いして、仙台インターをめざしました。 左折してください。というので、「えっ、これでいいの?」と左折すると、高架の下に入ってしまいました。ああ、失敗してしまった。すぐそこに入口があったのに、小さな道に入り込んでしまいました。 それから、カーナビさんは考えて、仙台南まで案内してくれました。左折してくださいというので、左折したら、また、ど . . . 本文を読む
旅の五日目になりました。 今朝も三時に地震で目が覚めて、夕食で酔っぱらった今ごろ、震度5弱で気持ちが落ち着かなくなりました。 お酒のせいではなく、私がたまたま東北にいるからではなく、ごく当たり前に地球は活動していて、揺れたり温泉を噴き出したり、少しずつ大陸を移動させていたりするんでしょう。 でも、ちっぽけな私は、地球がひっくり返ったような驚きで今日の2回の地震を感じています。 19時23分頃、緊 . . . 本文を読む
三時ごろ地震がありました。うとうと眠っていたので、「あれ、今から地震が来るぞ」というのはわかりました。まあ、予震が来ていたのでしょう。 来るぞ、とわかってから、ユッサユッサ揺れて、それなりの地震ではないのか、大変なことではないのかとテレビをつけたのでした。 震度四くらいはあるのかなと思ったら、速報によるとマグニチュードが四だそうで、こちらは三くらいなのかもしれません。でも、私には、久しぶりに感じ . . . 本文を読む
酒田で泊まったところは、山居倉庫の前でした。 お昼過ぎにチェックインして、すぐに倉庫を見せてもらえばいいのに、すぐそこにあるから、まあいいやと上から眺めるだけでした。 それより何より、眠かったし、友だちと会うから、そちらに気が向いていたんでしょう。 上から眺めると、六つくらい見えますが、もっと左手にいくつもあって合計十二個あるそうでした。 明日、チラッと覗いてみようと思っていました。 ホテルに帰 . . . 本文を読む
今、瀬見温泉というところにいます。旅館がいくつかあるだけの、そんなにメジャーではないところのようです。山形から宮城に抜けるところに、鳴子温泉郷といういくつかの温泉があって、いっそのことそちらに泊ればよかった、のかもしれないけれど、知らないところに飛び込んでしまいました。 明日ももう一回お風呂に入ろうと思います。効能はどうなのかな? 酒田市の山居倉庫(さんきょそうこ)十二棟から、秋田県の象潟に行き . . . 本文を読む