とかく女性は、服装のことになりますと気合が入るものですが、
面接試験だからと言って、わざわざ新調する必要はありません。
お手持ちの中から、ビジネスシーンにふさわしい服装、
秘書としてきちんとして見える服装を整えれば、それで充分です。
日本秘書クラブが開催する「面接対策講座」を初めて受講したとき、
リクルートスーツという先入観があった私は、講師の皆様の華やかさに少し驚きました。
スーツの色もさまざまで、ブローチやネックレスを優雅に着けておいででした。
服装に関する説明の際にも、それらのアクセサリーについて触れていらっしゃいましたから、
秘書にはセンスの良さや華やかさも必要なのだと、教えていただいた気がいたしました。
と同時に、あまり堅苦しく考えなくてもよいような気がしたものです。
ただ、今後も着る予定があるので、この機会に用意しようとお考えの方や、
もしも不合格となった場合に、「服装のせいで・・・」と思ってしまいそうな方は、
ご参考までにお読みください。
学生さん~20代前半くらいの方は、いわゆるリクルートスーツが一般的です。
黒や濃紺のスーツに白いシャツは、試験会場でも大多数を占めるファッションです。
同じスーツでも身長によって印象も変わりますし、スカート丈は座ると短くなりますので、
試着する際には立ったり座ったり、いろいろな角度から眺めてみましょう。
30歳前後~それ以上の年齢の方、また1級でも、濃い色のスーツが圧倒的でしたが、
襟の形が少し異なり、ノーカラーの丸首やVネックという方もいらっしゃいました。
インナーは、襟のついた白いシャツの他に、シフォンの丸首ブラウスという方もおいででした。
Tシャツはカジュアルに見えてしまいますので、あまりふさわしくないかも知れません。
そして襟元のVゾーンには、ネックレスを着けている方が多くいらっしゃいましたが、
スカーフを巻いているという方は、私は見かけたことがございません。
服装にお金をかける必要はありませんが、着る物が決まるとホッとしますよね。
ご自身の年齢や雰囲気に合わせた、知的で清楚で華やかな秘書像を演出してはいかがでしょう。
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