GW後半は、しばし、ブログはお休みです。
暦どおりの短い滞在ですが、いつもの裏磐梯ははずせません。
裏磐梯エリアは、磐梯山の噴火によってできた数多くの湖や沼や川があって、
軽井沢ほど人があふれているわけでもなく、空気は澄んでるし、足を延ばせば東には安達太良山系が拡がっていて、温泉もたくさんあります。
表磐梯側には、猪苗代湖があって夏は湖水浴だって楽しめます。
日本のリゾート地のいいところが凝縮された感じがあって、なお且つ自然が濃くて、多彩で、素晴らしいところだと思います。
義母が好きなこともあって、雄国沼で足をとめて風景や赤とんぼをスケッチして、過ごしたことがあります。
(皆で尾瀬まではそうそう行けないので...)
日本の山や湖の風景に、宮崎アニメの曲はとてもマッチするのですが、
このときはゲド戦記のテーマ曲だった手嶋葵のテルーの唄の、
“ 心を何にたとえよう、鷹のようなこの心 ”というところがとても気にいってました。
鷹は飛んでいませんでしたが、鷹に重ね合わさるかのような、悠々とした湿原を渡る雲の流れるさまと、
次第に日が暮れていく小宇宙にような湿原の光景は、スケッチすることで五感を澄ませていたせいか、鮮明に覚えています。
見晴らしのいいところで、ちょっとしたスケッチ(せいぜい水溶性の色鉛筆でさっと書くくらいですが)をする時間を持つと、足早に通り過ぎていては気付かない感覚が得られるような気がします。
テルーの唄
もうひとつ、アクロス・ザ・ユニバースをモチーフにした“スケッチ”の映像がなんだか面白かったので載せておきます。
たたみかけるように
Thoughts meander like a restless wind inside a letter box
(思考は 郵便箱の中の落ち着かなげな風のようにさまよう)
そして
Sounds of laughter, shades of life are ringing through my opened ears, inciting and inviting me
( 朗らかな笑い声 人生の影が 僕の開かれた耳に鳴り響いて、僕をそそのかし、招き寄せる)
と歌われる、さまざまに表情を変えていく思考や意識。
宙(そら)を舞うような粒だった意識は、周囲の世界に合わせて形や感情を変えていく。
しかし
Nothing's gonnna changes my world ,, 本質は変わることが無い。
The Beatles - Across The Universe
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