おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「地域の経済2012」の「第1章 この1年間の地域経済の歩み 第1節 地域経済動向の概観」の3ページ「採算円レートを超える円高及び空洞化懸念」をみましたが、今日は4ページの「1年後の予想円レート及び採算円レート」をみていきます。
内閣府が実施した「企業行動に関するアンケート調査」(2011年12月)によると採算円レート【赤棒】は全産業平均で82.01円となっており、調査時点での円レートである77.9 円を上回っています。また、1年後の予想円レート【青線】は80.28円ですので、現在の為替水準は誰も予想できない状況にあると言えます。
これまでの異常な為替水準は、製造業の海外シフトを助長し国内産業の空洞化を引き起こすという流れでしたが、正常な為替水準に近づいている現在、海外シフトの流れを止めるだけでなく、国内回帰に向かうことを期待したいですね。
昨日は「地域の経済2012」の「第1章 この1年間の地域経済の歩み 第1節 地域経済動向の概観」の3ページ「採算円レートを超える円高及び空洞化懸念」をみましたが、今日は4ページの「1年後の予想円レート及び採算円レート」をみていきます。
内閣府が実施した「企業行動に関するアンケート調査」(2011年12月)によると採算円レート【赤棒】は全産業平均で82.01円となっており、調査時点での円レートである77.9 円を上回っています。また、1年後の予想円レート【青線】は80.28円ですので、現在の為替水準は誰も予想できない状況にあると言えます。
これまでの異常な為替水準は、製造業の海外シフトを助長し国内産業の空洞化を引き起こすという流れでしたが、正常な為替水準に近づいている現在、海外シフトの流れを止めるだけでなく、国内回帰に向かうことを期待したいですね。