中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

進捗把握が不安になる行程表

2013年03月24日 06時11分51秒 | 地域の経済2012を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日「地域の経済2012」 「第2章 東日本大震災からの復旧・復興 第2節 被災3県の経済動向」の111ページ「被災3県の平均地価」をみましたが、今日は「第3節 復興計画の実現に向けて」の116ページ「復興関連行程表」をみます。

復興の実現に向けて復興庁が2012年5月にとりまとめた行程表全体版のうち、一部を抜粋したものが下表です。

これによると、2012年度後半からは全面復旧に向けた努力を続けることになっています。

具体的には、農地・農業用施設に関して基幹的農業用施設は、主要な排水機場を応急復旧を概ね完了したところで、本格的な復旧は各地域での復興計画を踏まえて概ね5年間での完了を目指しています。

また全国的な水産物の生産・流通拠点となる漁港等については、2013年度末までに漁港施設等の復旧にめどをつける。

さらに復興住宅や復興まちづくりに関しては、各地方公共団体において策定された復興計画を踏まえ、順次実施していくこととしています。

このような行程表はあって当たり前ですが、今回の復興計画に関して具体的にみるのは初めてなので、じっくりみてみると、くくりが大まかで作業完了も2015年以降となっています。

行程か工程で意味が大きく分かれると思いますが、この行程表では、現在の作業の進捗が把握できない上、期限も曖昧なので、進捗管理をどのようにやっているのか心配になりますね。
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