おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日まで「地域の経済2012」の「第1章 第1節 地域経済動向の概観」をみましたが、今日は「第2節 企業・雇用・家計の動向」の12ページの「地域別の鉱工業生産指数」をみています。
これは各経済産業局等が作成している地域別の鉱工業生産指数で2011年2月を100としたグラフです。
輸送機械工業のウエイトの大きい東海、医薬品等化学工業の強い北陸、電気・電子工業のウエイトの大きい九州に回復がみられますが、その反面、東北、関東、中国、四国の回復が弱いことも読み取れます。
東北、関東、中国はエコカー補助金、欧州政府債務危機、中国経済の減速等に伴う世界経済の減速の影響、四国は化学工業や紙・パルプ工業、食料品工業のウエイトが高いことが影響を与えているようです。
今回の調査時期では輸送機器と化学が良く、電子部品・デバイスが悪くなっていることから地域別に差が出ますが、景気は短い間に循環していくので、次の波に確実に乗ることができるよう不景気の時こそ準備しておかなければならないということですね。
昨日まで「地域の経済2012」の「第1章 第1節 地域経済動向の概観」をみましたが、今日は「第2節 企業・雇用・家計の動向」の12ページの「地域別の鉱工業生産指数」をみています。
これは各経済産業局等が作成している地域別の鉱工業生産指数で2011年2月を100としたグラフです。
輸送機械工業のウエイトの大きい東海、医薬品等化学工業の強い北陸、電気・電子工業のウエイトの大きい九州に回復がみられますが、その反面、東北、関東、中国、四国の回復が弱いことも読み取れます。
東北、関東、中国はエコカー補助金、欧州政府債務危機、中国経済の減速等に伴う世界経済の減速の影響、四国は化学工業や紙・パルプ工業、食料品工業のウエイトが高いことが影響を与えているようです。
今回の調査時期では輸送機器と化学が良く、電子部品・デバイスが悪くなっていることから地域別に差が出ますが、景気は短い間に循環していくので、次の波に確実に乗ることができるよう不景気の時こそ準備しておかなければならないということですね。