おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の244ページ「人材育成に関する外部との連携」をみましたが、今日は246ページ「出向、インターンシップ、兼業・副業に関するニーズ」をみます。
下図から出向、インターンシップ、兼業・副業を通した他社での就業に関するニーズを見ると、「積極的に検討する」または「条件があえば検討する」を選択した割合は、「出向」(27.0%)、「インターンシップ」(28.4%)、「兼業・副業」(41.2%)となっており、強い関心を持っている様子が分かります。

またどのような業種・規模・地域における就業を希望するかを見ると、業種、規模ともに「業種にはこだわらない」(47.8%)、「規模にはこだわらない(61.9%)」が最も大きな割合を、そして、地域については「同一地域(転居なし)」(63.7%)が過半数を占めるいることから、多様な就業を求める声があることが分かります。
この調査は、昨今、他社との連携に関する新しい取組として、他社での就業を通じた人材育成に関する活動が徐々に広がりを見せていることを踏まえた調査とのことです。
特に、中小企業は新卒者の体系的な研修制度が未整備であることが少なくないので、他社での就業を通した社会人としての素養を身に付けることや、また、将来の経営を担う人材を他社へ修行に出させることで視野を広げる取組が徐々に行われていることは費用対効果を考えても良い子とのように感じます。
こういう動きを活発化させることも中小企業支援機関の役割かもしれませんね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の244ページ「人材育成に関する外部との連携」をみましたが、今日は246ページ「出向、インターンシップ、兼業・副業に関するニーズ」をみます。
下図から出向、インターンシップ、兼業・副業を通した他社での就業に関するニーズを見ると、「積極的に検討する」または「条件があえば検討する」を選択した割合は、「出向」(27.0%)、「インターンシップ」(28.4%)、「兼業・副業」(41.2%)となっており、強い関心を持っている様子が分かります。

またどのような業種・規模・地域における就業を希望するかを見ると、業種、規模ともに「業種にはこだわらない」(47.8%)、「規模にはこだわらない(61.9%)」が最も大きな割合を、そして、地域については「同一地域(転居なし)」(63.7%)が過半数を占めるいることから、多様な就業を求める声があることが分かります。
この調査は、昨今、他社との連携に関する新しい取組として、他社での就業を通じた人材育成に関する活動が徐々に広がりを見せていることを踏まえた調査とのことです。
特に、中小企業は新卒者の体系的な研修制度が未整備であることが少なくないので、他社での就業を通した社会人としての素養を身に付けることや、また、将来の経営を担う人材を他社へ修行に出させることで視野を広げる取組が徐々に行われていることは費用対効果を考えても良い子とのように感じます。
こういう動きを活発化させることも中小企業支援機関の役割かもしれませんね!