おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の246ページ「出向、インターンシップ、兼業・副業に関するニーズ」をみましたが、今日は247ページ「他社での就業を希望する理由」をみます。
下図から他社での就業を希望する理由を見ると、「専門性をより高めたい」(30.2%)が最も高い割合となっており、自らの技術やノウハウを他社の就業を通じてブラッシュ・アップさせる取組に対するニーズが高く、また、「キャリアを再考したい」(12.5%)、「今までの業務と異なる経験を積みたい」(9.4%)、「自社を見直したい」(8.6%)といった、これまでのキャリアを振り返ることに関する理由も少なからず挙げられていることが分かります。

この結果について白書は、他社での就業に関するニーズは就業者側には少なからずある。しかしながら、こうした取組は受入先の企業、送り出し企業の両者の信頼関係や利害関係が合致した上ではじめて実現されるものであり、まずは、取組が行われていることを広く発信していくことが必要と考えられる、としています。
白書では大人の武者修行の具体的な事例として、協議会、銀行、NPOの取り組みが取り上げられていますが、この仲人役として、中小企業支援機関の出番があるように感じますね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の246ページ「出向、インターンシップ、兼業・副業に関するニーズ」をみましたが、今日は247ページ「他社での就業を希望する理由」をみます。
下図から他社での就業を希望する理由を見ると、「専門性をより高めたい」(30.2%)が最も高い割合となっており、自らの技術やノウハウを他社の就業を通じてブラッシュ・アップさせる取組に対するニーズが高く、また、「キャリアを再考したい」(12.5%)、「今までの業務と異なる経験を積みたい」(9.4%)、「自社を見直したい」(8.6%)といった、これまでのキャリアを振り返ることに関する理由も少なからず挙げられていることが分かります。

この結果について白書は、他社での就業に関するニーズは就業者側には少なからずある。しかしながら、こうした取組は受入先の企業、送り出し企業の両者の信頼関係や利害関係が合致した上ではじめて実現されるものであり、まずは、取組が行われていることを広く発信していくことが必要と考えられる、としています。
白書では大人の武者修行の具体的な事例として、協議会、銀行、NPOの取り組みが取り上げられていますが、この仲人役として、中小企業支援機関の出番があるように感じますね!