おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の307ページ「地域商社の運営意向」をみましたが、今日は313ページ「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律の一部改正の概要」をみます。
2007年に制定された「地域産業資源活用促進法」について以下のように記載されています。
現在までに約14,000件の「地域産業資源」を都道府県が指定し、これを活用した1,333件(2015年2月2日現在)の中小企業の事業計画を国が認定しており、こうした事業のうち、約1割が1億円を超える売上を上げるなど、一定の成果を残している。
一方で、認定された事業のうち9割以上が個社の取組にとどまり地域が一丸となった面的な取組に至っていないことや、新商品を開発したものの販路の開拓に課題を抱える事業者が多いなどの問題点も浮き彫りになってきている。
そこで、地域産業資源を活かした「ふるさと名物」をテコに地域活性化を図るために、
①市区町村が「ふるさと名物応援宣言」をするなどの積極的な関与により、地域ぐるみの取組を促進するとともに
②小売・ネット事業者等との連携
③体験型観光への支援追加により消費者嗜好に合った商品開発・販路開拓等を促進すること
を目的として、地域資源法の一部改正に至った、とあります。
私も2007年の制定当時はこの法律を活用した支援を数多く行いましたが、それ以降は全く活用していない状況です。
恐らくこういう状況にある支援者が多いと思うので、ここで仕切り直しにするのは良いタイミングなのかもしれませんね。
昨日は中小企業白書(2015年版)の307ページ「地域商社の運営意向」をみましたが、今日は313ページ「中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律の一部改正の概要」をみます。
2007年に制定された「地域産業資源活用促進法」について以下のように記載されています。
現在までに約14,000件の「地域産業資源」を都道府県が指定し、これを活用した1,333件(2015年2月2日現在)の中小企業の事業計画を国が認定しており、こうした事業のうち、約1割が1億円を超える売上を上げるなど、一定の成果を残している。
一方で、認定された事業のうち9割以上が個社の取組にとどまり地域が一丸となった面的な取組に至っていないことや、新商品を開発したものの販路の開拓に課題を抱える事業者が多いなどの問題点も浮き彫りになってきている。
そこで、地域産業資源を活かした「ふるさと名物」をテコに地域活性化を図るために、
①市区町村が「ふるさと名物応援宣言」をするなどの積極的な関与により、地域ぐるみの取組を促進するとともに
②小売・ネット事業者等との連携
③体験型観光への支援追加により消費者嗜好に合った商品開発・販路開拓等を促進すること
を目的として、地域資源法の一部改正に至った、とあります。
私も2007年の制定当時はこの法律を活用した支援を数多く行いましたが、それ以降は全く活用していない状況です。
恐らくこういう状況にある支援者が多いと思うので、ここで仕切り直しにするのは良いタイミングなのかもしれませんね。