おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の354ページ「創業融資商品の提供(提案)による創業支援体制」をみましたが、今日は355ページ「創業支援専門チーム(課)の編成による創業支援体制」をみます。
下図から創業支援専門チーム(課)の編成による創業支援体制について見ると、「全支店で実施」、「一部支店で実施」と答えた金融機関の割合を合わせると、地方銀行で 22.7%、信用金庫で 26.2%、信用組合で9.3%となっていることが分かります。
この結果について白書は、今後、創業専門チーム(課)を編成することにより、より積極的かつ専門的に創業支援に取り組んで行こうとする金融機関が一定数存在することが分かる、としています。
次に、創業に関するセミナー等の開催(主催)による創業支援体制について見ると、「全支店で実施」、「一部支店で実施」と答えた金融機関の割合を合わせると、地方銀行で 34.1%、信用金庫で 29.4%、信用組合で、14.0%となっていることが分かります。
白書はこの結果については、「現在検討中」については、創業専門チーム(課)の編成と同様に一定数あり(地方銀行:36.4%、信用金庫:41.1%、信用組合:23.3%)、セミナー等の開催による創業支援も、今後、拡大していくものと期待される、としています。
そして白書はこれまでを踏まえ、地域金融機関の創業支援体制について、業態により違いは見られるものの、総じて地域における創業支援に力を入れていることがうかがえ、地域における起業・創業環境が良化しているものと考えられる。
地域課題解決型のビジネスモデルに対する創業は、その事業を実施することでいかにして売上を上げることができるのかという目利きができる人材が実行者だけでなく支援者にも必要ということを感じますね。
昨日は中小企業白書(2015年版)の354ページ「創業融資商品の提供(提案)による創業支援体制」をみましたが、今日は355ページ「創業支援専門チーム(課)の編成による創業支援体制」をみます。
下図から創業支援専門チーム(課)の編成による創業支援体制について見ると、「全支店で実施」、「一部支店で実施」と答えた金融機関の割合を合わせると、地方銀行で 22.7%、信用金庫で 26.2%、信用組合で9.3%となっていることが分かります。
この結果について白書は、今後、創業専門チーム(課)を編成することにより、より積極的かつ専門的に創業支援に取り組んで行こうとする金融機関が一定数存在することが分かる、としています。
次に、創業に関するセミナー等の開催(主催)による創業支援体制について見ると、「全支店で実施」、「一部支店で実施」と答えた金融機関の割合を合わせると、地方銀行で 34.1%、信用金庫で 29.4%、信用組合で、14.0%となっていることが分かります。
白書はこの結果については、「現在検討中」については、創業専門チーム(課)の編成と同様に一定数あり(地方銀行:36.4%、信用金庫:41.1%、信用組合:23.3%)、セミナー等の開催による創業支援も、今後、拡大していくものと期待される、としています。
そして白書はこれまでを踏まえ、地域金融機関の創業支援体制について、業態により違いは見られるものの、総じて地域における創業支援に力を入れていることがうかがえ、地域における起業・創業環境が良化しているものと考えられる。
地域課題解決型のビジネスモデルに対する創業は、その事業を実施することでいかにして売上を上げることができるのかという目利きができる人材が実行者だけでなく支援者にも必要ということを感じますね。