中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

後継者について一人で考えないようにしよう!!

2017年10月11日 04時48分35秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」311ページ「第2-2-66図 対話状況別に見た、後継者・後継者候補と対話する上での障害」をみましたが、今日は312ページ「第2-2-67図 後継者決定状況別に見た、事業の承継に関する過去の相談相手」をみます。

下図から経営者の決定状況・相手先別に過去の相談状況を見ると、後継者未決定企業では決定企業に比べて、周囲や支援機関に対して相談を行っていないことが分かります。

これについて白書は、相談相手に着目すると、小規模法人では「顧問の公認会計士・税理士」が最も多く、「商工会・商工会議所」、「親族、友人・知人」、「取引金融機関」が続いている一方、個人事業者では。「商工会・商工会議所」が最も多く、「親族、友人・知人」が続いている。

総じて、個人事業者の方が、小規模事業者よりも相談している相手が少なく、経営者が一人で後継者について考えていることも多いと推察される、とあります。

白書には、経営の引継ぎは、経営における様々な課題と関連するものであり、周囲からの助言を受けることが円滑な経営の引継ぎのためには重要である、とありますが、深刻な悩みを気軽に相談できるような信頼関係が重要ということなのでしょうね!!

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