「さようなら」
じゃ、当たり前すぎるのか。
「あばよ!!」
では、かえって気取り過ぎじゃないのか。
「じゃあね!」
というのは、誰に対しても使えることばではないし。
よく使うのは、
「お元気で!!」
なんだけど、ほんとうは、
「あばよ!!」
といいたい。
出会いと別れといえば3~4月がふつうだが、なぜか今年は、自分の周囲にかぎっては10~11月に集中している。
「1対1の別れ」あるいは「集団における、それぞれの別れ」は緊張することはないが、「集団における、個の別れ」となると、とくに「個」の立場になった場合、なかなかに緊張する。
みんなから「元気でねー」とか声をかけられ、最後の最後に「みんなに向かって」あいさつしなければならないっていうね。
送られる立場より、送る立場になったほうが気楽―というのは、ほとんどのひとがそう考えるだろう。
送られる立場というものは、何度経験しても慣れない。
ギャグを狙えば大抵白けるし~笑、
器用に涙なんか流せないし~、
格好いいことばを吐いてみせるというのも、柄じゃあない。
結局、なんとなくあいさつをして、なんとなく解散。
ほんとうはビッグインパクトを残してみたいのだけれども。。。
というわけで今宵は、「映画のなかにおける別れ」の10選をセレクトしてみた。
皆さんは、どんな別れが理想的ですか―?
※広義の意味における別れとする
(1)『用心棒』(61)
あばよ!!
このことばが似合う日本人は、三船と柳沢慎吾くらいだろう。
画像は『椿三十郎』(62)撮影休憩中? の三船&仲代だが、なんか雰囲気抜群だよねぇ。
(2)『ミッドナイト・ラン』(88)
来世でな!!
そうか、こういう別れかたもあったか。
(3)『ローマの休日』(53)
こんなキッタネー自分だって、ちょっと憧れるほどロマンチックな別れ。
(4)『第三の男』(49)
ことばの要らぬ、長い長い別れ。
(5)『ザ・コミットメンツ』(91)
お前らのことなんか、知るかっ!!
苦い結末だが、これぞ青春の別れ。
(6)『ブラック・レイン』(89)
礼をするマイケル・ダグラスに、「親友は、こうする」と握手を求める健さん。
かっけー!!
※シャツの下には…
(7)『8Mile』(2002)
主人公は町に留まるわけだが、だから広義の意味の別れね。
町を出ることも出来たのに、そうしなかったからこそ味わい深い物語となった。
(8)『ザ・ロック』(96)
再び収監されることが確定していたため、メイソンを敢えて「死んだことにした」主人公のグッドスピード。
メイソンはいう、「ありがとうなんていうことば、もう使う機会なんてないと思っていた」
(9)『ジャッキー・ブラウン』(97)
おとなの別れを、映画小僧QTタランティーノが描くとはね!!
この映画から、QTは映画監督になった。
(10)『デーヴ』(93)
「君のためなら、死ねる」
シークレットサービスに、そういわしめた偽の大統領。
映画的に、最高の別れだと思う。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(250)中居正広』
じゃ、当たり前すぎるのか。
「あばよ!!」
では、かえって気取り過ぎじゃないのか。
「じゃあね!」
というのは、誰に対しても使えることばではないし。
よく使うのは、
「お元気で!!」
なんだけど、ほんとうは、
「あばよ!!」
といいたい。
出会いと別れといえば3~4月がふつうだが、なぜか今年は、自分の周囲にかぎっては10~11月に集中している。
「1対1の別れ」あるいは「集団における、それぞれの別れ」は緊張することはないが、「集団における、個の別れ」となると、とくに「個」の立場になった場合、なかなかに緊張する。
みんなから「元気でねー」とか声をかけられ、最後の最後に「みんなに向かって」あいさつしなければならないっていうね。
送られる立場より、送る立場になったほうが気楽―というのは、ほとんどのひとがそう考えるだろう。
送られる立場というものは、何度経験しても慣れない。
ギャグを狙えば大抵白けるし~笑、
器用に涙なんか流せないし~、
格好いいことばを吐いてみせるというのも、柄じゃあない。
結局、なんとなくあいさつをして、なんとなく解散。
ほんとうはビッグインパクトを残してみたいのだけれども。。。
というわけで今宵は、「映画のなかにおける別れ」の10選をセレクトしてみた。
皆さんは、どんな別れが理想的ですか―?
※広義の意味における別れとする
(1)『用心棒』(61)
あばよ!!
このことばが似合う日本人は、三船と柳沢慎吾くらいだろう。
画像は『椿三十郎』(62)撮影休憩中? の三船&仲代だが、なんか雰囲気抜群だよねぇ。
(2)『ミッドナイト・ラン』(88)
来世でな!!
そうか、こういう別れかたもあったか。
(3)『ローマの休日』(53)
こんなキッタネー自分だって、ちょっと憧れるほどロマンチックな別れ。
(4)『第三の男』(49)
ことばの要らぬ、長い長い別れ。
(5)『ザ・コミットメンツ』(91)
お前らのことなんか、知るかっ!!
苦い結末だが、これぞ青春の別れ。
(6)『ブラック・レイン』(89)
礼をするマイケル・ダグラスに、「親友は、こうする」と握手を求める健さん。
かっけー!!
※シャツの下には…
(7)『8Mile』(2002)
主人公は町に留まるわけだが、だから広義の意味の別れね。
町を出ることも出来たのに、そうしなかったからこそ味わい深い物語となった。
(8)『ザ・ロック』(96)
再び収監されることが確定していたため、メイソンを敢えて「死んだことにした」主人公のグッドスピード。
メイソンはいう、「ありがとうなんていうことば、もう使う機会なんてないと思っていた」
(9)『ジャッキー・ブラウン』(97)
おとなの別れを、映画小僧QTタランティーノが描くとはね!!
この映画から、QTは映画監督になった。
(10)『デーヴ』(93)
「君のためなら、死ねる」
シークレットサービスに、そういわしめた偽の大統領。
映画的に、最高の別れだと思う。
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前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(250)中居正広』