何度か書いているが、ここであらためて「繰り返し鑑賞した映画」のベストテンを載せておきたい。
※劇場だけでなく、自宅でのビデオ/DVD鑑賞も含む
(1)『グッドフェローズ』(90)…50回以上
(2)『タクシードライバー』(76)…50回以上
(3)『天国と地獄』(63)…30回以上
(4)『用心棒』(61)
(5)『街の灯』(31)
(6)『劇場版 機動戦士ガンダム』(80)
(7)『プロジェクトA』(83)
(8)『グーニーズ』(85)
(9)『フェイク』(97)
(10)『魔女の宅急便』(89)
順位はたぶん、死ぬまで変わらないだろうね。
よくまぁそんなに、飽きもせず!! なんていわれるが、鶏の唐揚げが好きなひとが「食べ飽きた」と発しないことと同じでね、
好きな歌だって何十回何百回と聴くわけでしょう、だからとくにおかしなことではないと思う。
『タクシードライバー』のトラビス独白シーン、日本語と英語、どちらでもソラでいえるよ。
『天国と地獄』、山崎努が吠えるラストシーンの台詞もすべて暗記している。
だからなんだ!? という話なのだが、これら10本の映画は、もちろん自分が観たいから観ているのであって、『時計じかけのオレンジ』(71)のラストのように強制的に観させられているのではない。
つまり快楽と直結している。
好きなものだから繰り返し観ていられるし、好きなものだから気持ちよくもなる。
たとえば、文字にするだけでも腹立たしい『稲村ジェーン』(90)なんかを繰り返し観なければならない―となったら、もうそれは拷問なのである。
プロの映画監督じゃないじゃん、お金のある有名人が「撮ってみました」という「お遊び映画」でしょ。
本気で怒るほうが、どうかしているよ・・・なんていわれたこともあるのだが、いやいや、そういうわけにもいかない。
なぜなら自分、この映画の公開当時に映画館でアルバイトをしており、観たくもないのに何度も何度も観なければならない状況下にあったのだ。
そう、自分の初めてのアルバイトは映写技師。
現在はデジタル上映が主流だから、ラクチンになったであろうが・・・
映写技師の基本的な仕事とは、
(1)映写機にフィルムを通す
(2)上映時間にあわせて再生ボタンを押す
(3)上映時、ピントのずれがないかなどのチェックをおこなう
・・・である。
この(3)がクセモノで、好きな映画であれば1日4~5回の上映時、ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとスクリーンを拝んでいられる。
しかし「そうでない映画」である場合、もう1秒もスクリーンに目を向けたくないのである。
『稲村ジェーン』公開時、
うちの支配人はおかしいんじゃないか、なんでこんな映画を買い取ったのだろう、武の映画のほうが数倍いいのに、
あぁー、早くこの駄作が楽日を迎えないかな、
稼げなくてもいいから、早退しようかしら、、、などと真剣に悩んだものである。
はっきりいって、楽日を迎えて「やったーーー!!」と喜んだのは、後にも先にも『稲村ジェーン』だけだった。
つまり自分にとっては、因縁の? 映画なのである。
というわけで今回の初体験テーマは、映写技師のアルバイト、そこで初めて「たったひとりで映写した作品」でいってみよう。
そう、映画が好きといっても映写技術に関しては「ドシロート」だったわけでね、独り立ちするには数ヶ月を要した。
記念すべき最初の「ひとり映写」作品は、日本でも大ヒットした『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(89)だったのだが、
このへんの話は明日に載せることにしよう。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(97)』
※劇場だけでなく、自宅でのビデオ/DVD鑑賞も含む
(1)『グッドフェローズ』(90)…50回以上
(2)『タクシードライバー』(76)…50回以上
(3)『天国と地獄』(63)…30回以上
(4)『用心棒』(61)
(5)『街の灯』(31)
(6)『劇場版 機動戦士ガンダム』(80)
(7)『プロジェクトA』(83)
(8)『グーニーズ』(85)
(9)『フェイク』(97)
(10)『魔女の宅急便』(89)
順位はたぶん、死ぬまで変わらないだろうね。
よくまぁそんなに、飽きもせず!! なんていわれるが、鶏の唐揚げが好きなひとが「食べ飽きた」と発しないことと同じでね、
好きな歌だって何十回何百回と聴くわけでしょう、だからとくにおかしなことではないと思う。
『タクシードライバー』のトラビス独白シーン、日本語と英語、どちらでもソラでいえるよ。
『天国と地獄』、山崎努が吠えるラストシーンの台詞もすべて暗記している。
だからなんだ!? という話なのだが、これら10本の映画は、もちろん自分が観たいから観ているのであって、『時計じかけのオレンジ』(71)のラストのように強制的に観させられているのではない。
つまり快楽と直結している。
好きなものだから繰り返し観ていられるし、好きなものだから気持ちよくもなる。
たとえば、文字にするだけでも腹立たしい『稲村ジェーン』(90)なんかを繰り返し観なければならない―となったら、もうそれは拷問なのである。
プロの映画監督じゃないじゃん、お金のある有名人が「撮ってみました」という「お遊び映画」でしょ。
本気で怒るほうが、どうかしているよ・・・なんていわれたこともあるのだが、いやいや、そういうわけにもいかない。
なぜなら自分、この映画の公開当時に映画館でアルバイトをしており、観たくもないのに何度も何度も観なければならない状況下にあったのだ。
そう、自分の初めてのアルバイトは映写技師。
現在はデジタル上映が主流だから、ラクチンになったであろうが・・・
映写技師の基本的な仕事とは、
(1)映写機にフィルムを通す
(2)上映時間にあわせて再生ボタンを押す
(3)上映時、ピントのずれがないかなどのチェックをおこなう
・・・である。
この(3)がクセモノで、好きな映画であれば1日4~5回の上映時、ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとスクリーンを拝んでいられる。
しかし「そうでない映画」である場合、もう1秒もスクリーンに目を向けたくないのである。
『稲村ジェーン』公開時、
うちの支配人はおかしいんじゃないか、なんでこんな映画を買い取ったのだろう、武の映画のほうが数倍いいのに、
あぁー、早くこの駄作が楽日を迎えないかな、
稼げなくてもいいから、早退しようかしら、、、などと真剣に悩んだものである。
はっきりいって、楽日を迎えて「やったーーー!!」と喜んだのは、後にも先にも『稲村ジェーン』だけだった。
つまり自分にとっては、因縁の? 映画なのである。
というわけで今回の初体験テーマは、映写技師のアルバイト、そこで初めて「たったひとりで映写した作品」でいってみよう。
そう、映画が好きといっても映写技術に関しては「ドシロート」だったわけでね、独り立ちするには数ヶ月を要した。
記念すべき最初の「ひとり映写」作品は、日本でも大ヒットした『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(89)だったのだが、
このへんの話は明日に載せることにしよう。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(97)』