Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(92)

2014-10-11 00:30:00 | コラム
といそる「じゃー」→「じゃー」じゃーびんぐす(ジャー・ジャー・ビンクス)

大好きなシリーズというわけではないけれど、最後の3章を描く『スター・ウォーズ』シリーズ(77~)の制作が順調なようで、ニュースを目にする度にワクワクする。

だって初期3部作のマーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーまで出るんだよ。
みんなジジババになっているけれど、物語の時間軸的には歳を「取っているのが正解」のはずなので、全員にオファーしたというわけらしい。

第1弾の公開は2015年。
メガホンを持つのは、新生『スター・トレック』(2009)も成功させてスタジオから信頼されているJ・J・エイブラムス。
最後の第9章だけは、産みの親ルーカスに監督してほしいけれど、本人はそのつもりがないもよう。

残念!!

前述したように、このシリーズを大好きというわけではない。

シリーズ物の映画で好きな順に挙げてみれば・・・

『ロッキー』シリーズ(76~)
『ダークナイト』シリーズ(2005~)
『エイリアン』シリーズ(79~)
『ダーティハリー』シリーズ(71~)
『インディ・ジョーンズ』シリーズ(81~)

そのあとに、『スター・ウォーズ』シリーズがくる。

だから『スーパーマン』シリーズ(78~)以上、『インディ』シリーズ以下、、、ということか。

年齢的な限界? があって、自分、初期3部作をスクリーンで観ていない。

あぁ悔しい!
それだけで「先輩の映画小僧に負けている」気がして切なく? なってくる。

後年―特別編が公開され、もちろんスクリーンで対峙した。
感動したなぁ、あのときは!!


99年―初期3部作の前日譚を描く新3部作がスタートし、その第1弾となる『エピソード1/ファントム・メナス』は、大好きな女の子と先行オールナイトで観た。

この作品に登場した、フルCGのキャラクターが「ジャー・ジャー・ビンクス」である。

ルーカスはたぶん、チューバッカやR2-D2、C-3POのような人気キャラクターに育てたかったにちがいない。

しかし、「トラブルメーカー」「口数が多い」などを理由として映画ファンから総スカンを受けることに。

結果的にその年のラジー賞(最低映画賞)で最低助演男優賞に選出され、
「映画史上もっとも不愉快なキャラクター」の第1位となってしまう。

・・・・・。

この反応にいちばん驚いたのは、たぶんルーカスだったろう。

ファンたちは「久し振りの監督だから、身体がなまったか?」なんていっていたけれど。

これを受けてビンクスは、『エピソード2/クローンの攻撃』(2002)では大幅に出演場面が減り、『エピソード3/シスの復讐』(2005)にいたっては、ほとんど出演していないに等しい扱いとなる。

・・・・・。

う~~~ん、少し可哀想な気もするけれど、たしかに本編を観たとき、いまの感覚でいう「うぜぇ!」を強烈に感じたものなぁ。。。






いつの時代も、なにがウケるか分からない。

初音ミクがいい例じゃない。
このソフトが5年早く創られていたら売れていなかったかもしれないし、髪の色だけで評価がガラリと変わっていた可能性だってある。

だからもし、ビンクスが初期3部作に登場するキャラクターであれば人気者になっていたかもしれないし、
口数を少し減らしただけで「クール!」と評価されていたかもしれない。


今度のシリーズでは、どんなキャラクターが登場するのだろうか。
リベンジ? として、改良されたビンクスが出てきたりしてね!!


次回のしりとりは・・・。
じゃーじゃーびんぐ「す」→「す」くるーじ。

…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『究極の選択2014』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする