だーくない「と」→「と」いそるじゃー(トイ・ソルジャー)
そのまま訳せば「おもちゃの兵隊」。
一般的に知られているのは、『キユーピー3分クッキング』がアレンジ使用している『おもちゃの兵隊の観兵式』(レオン・イェッセル作曲)だろう。
かわいい曲よね。
自分の世代では、オリジナルの作曲家の名前を知らなくとも、同名のヒットソングを歌った美女マルティカのことは知っているんじゃないか。
米国では「まあまあ」のヒット、しかし日本では爆発的なヒットを記録した。
自分も好きだったもの。
高校生のころだったかね、初めてショートカットの有名人を好きになった、、、という記憶が残っている。
米国では発売当初よりも、後年、エミネムがサンプリングしたことで有名になったはず。
「おもちゃの兵隊」というタイトルにはそれ自体に寓話性「のようなもの」を感じさせるところがあり、名づけたひとはセンスあるなぁ! と思う。
91年、このタイトルを冠した映画が誕生。
アクション『トイ・ソルジャー』は、ひじょうに男ウケがよかった快作である。
キャッチフレーズは、「少年版『ダイハード』」。
テロリスト集団が全寮制の高校を占拠、獄中の犯罪者を釈放させることを政府に要求する。
ヤンキー生徒? のリーダー(ショーン・アスティン)は仲間たちと協力し、テロリストたちに立ち向かうが・・・といった物語。
『グーニーズ』(85)の喘息少年、ショーン・アスティンがマッチョ系青年に変貌しているところは「現在の」市原隼人のようだし(馬鹿にしているんじゃないよ笑)、
『スタンド・バイ・ミー』(87)で、繊細なゴーディを演じたウィル・ウィトンまで男っぽくなっていてオドロキ。
というかこの映画、彼らの下着姿が異様に強調されていたりして、ちょっと「それ系」を意識しいるようなところがあるのかも。
脇を固めるのも、ルイス・ゴセット・ジュニアやR・リー・アーメイなど「ザ・男」ばかりだし、映像的記憶のなかでは、女子の出演者がひとりも存在しないのだよなぁ・・・。
キャッチフレーズでは『ダイハード』(88)を引き合いに出しているが、個人的には『若き勇者たち』(84)を想起した。
コロラド州の高校―その校庭に、突然パラシュート部隊が襲来するというトンデモ映画。
パトリック・スウェイジやC・トーマス・ハウエル、チャーリー・シーン、ジェニファー・グレイ、リー・トンプソンなどなど、フレッシュな若手スターが「ドシロート軍隊」を結成しサバイバルを繰り広げる。
敵として、「明確に」旧ソ連が登場―タカ派で知られるジョン・ミリアス監督らしい設定ではあるけれども、「もしも…」の物語としてはよく出来ているし、
ギャーギャー喚く男子学生、意外と度胸のすわった女子学生、、、みたいな描写も「意外とそうかも」と思わせるリアリティがあって、自分は好きだ。
ちなみに『若き勇者たち』は、敵を旧ソ連から北朝鮮に変更してリメイク『レッド・ドーン』(2012)が制作された。
脚本段階では敵は中国だったらしいが、いろいろあって北朝鮮に。
この「いろいろ」だけでも5000字くらい書けるのだけれど、まぁそれは大人の事情・国家の事情ということです。
あすのしりとりは・・・
といそる「じゃー」→「じゃー」じゃーびんぐす。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(92)』
そのまま訳せば「おもちゃの兵隊」。
一般的に知られているのは、『キユーピー3分クッキング』がアレンジ使用している『おもちゃの兵隊の観兵式』(レオン・イェッセル作曲)だろう。
かわいい曲よね。
自分の世代では、オリジナルの作曲家の名前を知らなくとも、同名のヒットソングを歌った美女マルティカのことは知っているんじゃないか。
米国では「まあまあ」のヒット、しかし日本では爆発的なヒットを記録した。
自分も好きだったもの。
高校生のころだったかね、初めてショートカットの有名人を好きになった、、、という記憶が残っている。
米国では発売当初よりも、後年、エミネムがサンプリングしたことで有名になったはず。
「おもちゃの兵隊」というタイトルにはそれ自体に寓話性「のようなもの」を感じさせるところがあり、名づけたひとはセンスあるなぁ! と思う。
91年、このタイトルを冠した映画が誕生。
アクション『トイ・ソルジャー』は、ひじょうに男ウケがよかった快作である。
キャッチフレーズは、「少年版『ダイハード』」。
テロリスト集団が全寮制の高校を占拠、獄中の犯罪者を釈放させることを政府に要求する。
ヤンキー生徒? のリーダー(ショーン・アスティン)は仲間たちと協力し、テロリストたちに立ち向かうが・・・といった物語。
『グーニーズ』(85)の喘息少年、ショーン・アスティンがマッチョ系青年に変貌しているところは「現在の」市原隼人のようだし(馬鹿にしているんじゃないよ笑)、
『スタンド・バイ・ミー』(87)で、繊細なゴーディを演じたウィル・ウィトンまで男っぽくなっていてオドロキ。
というかこの映画、彼らの下着姿が異様に強調されていたりして、ちょっと「それ系」を意識しいるようなところがあるのかも。
脇を固めるのも、ルイス・ゴセット・ジュニアやR・リー・アーメイなど「ザ・男」ばかりだし、映像的記憶のなかでは、女子の出演者がひとりも存在しないのだよなぁ・・・。
キャッチフレーズでは『ダイハード』(88)を引き合いに出しているが、個人的には『若き勇者たち』(84)を想起した。
コロラド州の高校―その校庭に、突然パラシュート部隊が襲来するというトンデモ映画。
パトリック・スウェイジやC・トーマス・ハウエル、チャーリー・シーン、ジェニファー・グレイ、リー・トンプソンなどなど、フレッシュな若手スターが「ドシロート軍隊」を結成しサバイバルを繰り広げる。
敵として、「明確に」旧ソ連が登場―タカ派で知られるジョン・ミリアス監督らしい設定ではあるけれども、「もしも…」の物語としてはよく出来ているし、
ギャーギャー喚く男子学生、意外と度胸のすわった女子学生、、、みたいな描写も「意外とそうかも」と思わせるリアリティがあって、自分は好きだ。
ちなみに『若き勇者たち』は、敵を旧ソ連から北朝鮮に変更してリメイク『レッド・ドーン』(2012)が制作された。
脚本段階では敵は中国だったらしいが、いろいろあって北朝鮮に。
この「いろいろ」だけでも5000字くらい書けるのだけれど、まぁそれは大人の事情・国家の事情ということです。
あすのしりとりは・・・
といそる「じゃー」→「じゃー」じゃーびんぐす。
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明日のコラムは・・・
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