Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

cry

2014-10-16 00:30:00 | コラム
きのう笑顔の話でまとめたので、今宵はその流れを継いで「泣き」でいってみようか。

映画や音楽鑑賞、スポーツ観戦であればすぐに泣くが、それ以外の日常生活では、ここ10年くらい泣いていないかもしれない。

まぁでもたぶん、涙もろいほうだと思う。

号泣は、めったにしない。
基本、メソメソというよりシクシク、、、だろうか。

めそめそ…弱々しく泣くさま
しくしく…勢いなくあわれに泣くさま

どっちも同じようなものか笑

映画における涙は、笑顔よりも印象に残るだろう。
笑顔は顔をクシャッとするだけだが、涙は目から液体が零れ落ちるわけだから。

以下が、自分にとっての印象的な涙。

哀しいから泣く―だけでないことが、よーーく分かるねぇ。
ヒトってつくづく、不思議なイキモノです。


(1)『エレファント・マン』(80…トップ画像)

メリックを初めて目にしたときの、外科医(アンソニー・ホプキンス)の涙。

(2)『グッドフェローズ』(90)

トミー(ジョー・ペシ)が殺されたことを聞いたジミー(デ・ニーロ)は、電話ボックスを張り倒す!!

(3)『マグノリア』(99)

前日につづいてランクイン。

沢山の涙が流れるが、教祖(トム・クルーズ)の涙で決まりだろう。

(4)『死の棘』(90)

妻(松坂慶子)に浮気をなじられた夫(岸部一徳)は、子どものように泣く。

(5)『カノン』(99)

踏ん張って生きてきた主人公は、最後の最後、娘の胸のなかで号泣する。

自分が生涯のなかで、いちばん泣いた映画かもしれない。

(6)『生きる』(52)

じつは渡辺勘治さん(志村喬)を慕っていた町のひとびとが、葬式に押しかけて、ただひたすら遺影に向かって涙を流す。

(7)『ディア・ハンター』(78)

こちらも前日につづいてランクイン。

親友ニック(クリストファー・ウォーケン)の死を間近で見たマイケル(デ・ニーロ)の涙。

(8)『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(92)

すべてをあきらめ、すべてを受け入れたローラ(シェリル・リー)が流す、浄化? の涙。

(9)『ひまわり』(70)

ソフィア・ローレンの、絶望の涙。

(10)『アマデウス』(84)

「家政婦は見た!」ではないが、モーツァルトの葬式で涙を流すお手伝いさんは、若いのに、ひとの世の醜いところを見過ぎてしまったのではないかな・・・と、こころの底から気の毒に思った。


※自分は好きだぜ、ボーイ・ジョージ♪




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コメント (3)
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