卒業の季節である。
・・・といっても、(自分が当事者となった)どの卒業式にも思い入れはないので、そういう意味では素敵な学園生活を送ってこなかったんだなぁ、、、と思う。
♪ あぁ卒業式で泣かないと、冷たいひとといわれそう ♪
斉藤由貴は大好きだったし、『卒業』は名曲だと思うが、そういうわけで感情移入は出来ない。
おニャン子の『じゃあね』も好きだが、この歌詞にも「ダメよ、泣いたりしちゃ」とある。
たぶん、「卒業式」で「泣く」という感覚が分からないんだな。
※一瞬、マーシーも映るじゃないか
ナンダカナンダ文句をいいつつ、ふと気づけば全シリーズをきっちり観ていた、『3年B組金八先生』(79~2011)。
このドラマの一大特徴というか伝統というか、卒業式の答辞を「クラスの問題児が読む」という展開があって、
いつも、そんなことあるか! と思っていた。
卒業式に思い入れがないものだから、当然、答辞にもピンとこない。
そんなに大事なものだったか!? なんて。
『金八』の答辞シーンを観ていると、なんだか「青年の主張」みたいで、こっちが恥ずかしくなるのであった。
そういえば中学生のころだったか。
同級生の女子が弁論大会の県代表に選出され、それを祝し? 朝礼の時間に受賞作?? を披露したことがある。
内容は「美しき友情」みたいな感じだったかな。
この表記のしかたがすでに悪意ある、、、かもしれないが、
月曜の朝から「そんな、熱いもの」を聞かされて、ちょっと寒気がした。
いや、白ける自分のほうがおかしくて、身振り手振りを交えて熱弁する彼女のほうがマトモであることは分かっている。
いるが、学校で悪ふざけしかしてこなかったクソガキの目には、彼女の姿は眩し過ぎて、もうどう捉えたらいいか分からなかったのである。
同じ世界に住んでいたのかしら? と。
答辞も同様。
殴られることが多かったから、先生に感謝! なんていえないし。
(まあ殴られることをしたのだから、恨みはないけど)
許されるものなら、クラスメイトの女子ほとんどをオカズにしてました。だから感謝♪ といってみたいところだが、
成人過ぎた男子なら笑ってくれるだろうけれど、童貞の多い中高生じゃ無視を決め込むことだろう。
学校サボって映画を観にいき、ガラガラの劇場で人生を学んだ自分には、ひとを感動させられる答辞「のようなもの」は無理、、、と思ったが、いちどだけ「のようなもの」を発したことがあった。
というわけで。
今回の初体験シリーズは、「生まれて初めてのスピーチ」でいってみたい。
24年前の、ちょうどいまごろの話である―。
つづく。
まぁ、こういう卒業に憧れなかったのかといえば、それは嘘になるが。。。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(165)』
・・・といっても、(自分が当事者となった)どの卒業式にも思い入れはないので、そういう意味では素敵な学園生活を送ってこなかったんだなぁ、、、と思う。
♪ あぁ卒業式で泣かないと、冷たいひとといわれそう ♪
斉藤由貴は大好きだったし、『卒業』は名曲だと思うが、そういうわけで感情移入は出来ない。
おニャン子の『じゃあね』も好きだが、この歌詞にも「ダメよ、泣いたりしちゃ」とある。
たぶん、「卒業式」で「泣く」という感覚が分からないんだな。
※一瞬、マーシーも映るじゃないか
ナンダカナンダ文句をいいつつ、ふと気づけば全シリーズをきっちり観ていた、『3年B組金八先生』(79~2011)。
このドラマの一大特徴というか伝統というか、卒業式の答辞を「クラスの問題児が読む」という展開があって、
いつも、そんなことあるか! と思っていた。
卒業式に思い入れがないものだから、当然、答辞にもピンとこない。
そんなに大事なものだったか!? なんて。
『金八』の答辞シーンを観ていると、なんだか「青年の主張」みたいで、こっちが恥ずかしくなるのであった。
そういえば中学生のころだったか。
同級生の女子が弁論大会の県代表に選出され、それを祝し? 朝礼の時間に受賞作?? を披露したことがある。
内容は「美しき友情」みたいな感じだったかな。
この表記のしかたがすでに悪意ある、、、かもしれないが、
月曜の朝から「そんな、熱いもの」を聞かされて、ちょっと寒気がした。
いや、白ける自分のほうがおかしくて、身振り手振りを交えて熱弁する彼女のほうがマトモであることは分かっている。
いるが、学校で悪ふざけしかしてこなかったクソガキの目には、彼女の姿は眩し過ぎて、もうどう捉えたらいいか分からなかったのである。
同じ世界に住んでいたのかしら? と。
答辞も同様。
殴られることが多かったから、先生に感謝! なんていえないし。
(まあ殴られることをしたのだから、恨みはないけど)
許されるものなら、クラスメイトの女子ほとんどをオカズにしてました。だから感謝♪ といってみたいところだが、
成人過ぎた男子なら笑ってくれるだろうけれど、童貞の多い中高生じゃ無視を決め込むことだろう。
学校サボって映画を観にいき、ガラガラの劇場で人生を学んだ自分には、ひとを感動させられる答辞「のようなもの」は無理、、、と思ったが、いちどだけ「のようなもの」を発したことがあった。
というわけで。
今回の初体験シリーズは、「生まれて初めてのスピーチ」でいってみたい。
24年前の、ちょうどいまごろの話である―。
つづく。
まぁ、こういう卒業に憧れなかったのかといえば、それは嘘になるが。。。
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(165)』