Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

惹句ってことば、なんか格好いい

2016-07-11 00:10:00 | コラム
きのうはサイアクな邦題を展開したので、きょうは、褒める企画を。

キャッチフレーズ(惹句)の10傑。


ビール党だからか、自分はビールのCMが流れると、集中して? 鑑賞するようにしているが、未だ「コクがあるのに、キレがある。」を超えるキャッチフレーズが出てこないのが残念。

それだけ、秀逸だったってことなんだろうけれど。


※そうそう、メル・ギブソンだった





みんないうことだが、
「あの○○のスタッフが集結!」とか煽る映画は「大抵が失敗作」だし、
興行収入の記録を樹立したからって、それがよい映画とはかぎらない。

もうみんな「騙されない!」と思っているのに、未だこういうのが続出するのはどういうことなんだろうねぇ。


さて。
「顔」であるタイトルを「補完」する役割を担うキャッチフレーズは、創り手によっては大金が動くことがある。
『もののけ姫』(97)の「生きろ。」(=糸井重里)が「ン億」動いたという話があって、ほんとうかどうか分からないけれども、

「そのくらいで…」

とは思いつつ、じゃあ自分が考えられたかと問われたら、そいつは疑問で。

だから「糸井さん、やっぱりスゲェや!」と思うわけなんです。


以下の10傑も、キャッチフレーズによって確実に動員を増やした好例なんじゃないだろうか。


(1)『トラフィック』(2001)

「闘わなければ、呑み込まれる」

完璧でしょう、実際にそういう物語だし。

(2)『蜘蛛女』(93)

「愚かな男の死骸がゴロゴロ」

そしてもうひとつ、「捕えて、逃がして、また誘う」。

どっちも好き。
じつをいうと、映画の内容そのものよりも優れている。

(3)『魔女の宅急便』(89)

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」

これだけでグッときてしまう。

(4)『グッドフェローズ』(90)

「大統領になるより、マフィアになるのが夢だった」

日本において、大統領の価値が「それほど…」というのは、ともかくとして。

(5)『冷たい熱帯魚』(2010)

「この素晴らしき世界。」



いろいろ、圧倒的だから。

(6)『バッファロー’66』(98)

「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」

なんだか、幸せな気分にしてくれそう。

(7)『エニイ・ギブン・サンデー』(99)

「無駄に生きるな、熱く死ね」

映画がダメダメだったので、褒めるひとは、このコピーだけ褒めた。

(8)『チョコレート』(2001)

「たかが愛の、代用品。」



苦い恋愛のにおいが、ぷんぷんしてくる。

(9)『誰も知らない』(2004)

「生きているのは、おとなだけですか」

主題歌も、えがった。




(10)『ニキータ』(90…トップ画像)

「泣き虫の殺し屋、ニキータ。」

これで、期待値がグンと上がった。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(180)』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする