45年4月19日生まれ・71歳。
東京出身。
食いしん坊だった? 村野武範(むらの・たけのり)さん、なんとなくとぼけた感じの佇まいが魅力なのでしょうが、
自分のような映画小僧の一部からは、いくらテレビで「ご当地料理」を食べまくっていようが、『八月の濡れた砂』(71)一本のインパクトのほうが勝り、昔もいまも、すんごく尖った俳優さんという認識なのです。
そのくらい、この映画の破壊力は絶大です。
観た年齢によるのかもしれません、自分は17歳という「理想的な年齢」でこの映画に出会いました。
アメリカン・ニューシネマと同じくらいの衝撃―うん、ほんとうに。
『狂った果実』(56)や『長距離ランナーの孤独』(62)を観た感覚にちかかったかもしれません。
もちろん園子温も塚本晋也も好きですが、リアルタイムに生まれている映画としか「まだ」向き合っていない、それらの映画が「すべて」だと思い込んでいる「若き」映画小僧たちに、ちょっとこれを観せてあげたいです。
あのころの自分と同じように、きっと、衝撃を受けると思うのですけれどね~。
<経歴>
『ぐるめダイニング むらの』のオーナー。
現在、ほとんど芸能活動をしていない・・・ように見えるのは、このお店が成功したから、なのでしょうか。
映画俳優デビュー作は、69年の『ヤングパワー・シリーズ 大学番外地』。
なんとも不思議なタイトルですが、自分は本作を観ていないので語ることが出来ません。
残念!
71年―前述した『八月の濡れた砂』に主演し、ビッグ・インパクトを残す。
その翌年、日本テレビで放送されたドラマ『飛び出せ!青春』(72)の教師役が当たり、一躍人気者に。
73年には、その映画版にも出演しています。
テレビドラマ版をなんとなく覚えているのですが、再放送なのでしょうね、自分が生まれる前の作品ですもの。
でも正直いうと、村野さんより、ヒロインの酒井和歌子が気になってしょうがなかったです笑
『としごろ』(73)、『ときめき』(73)、秋吉久美子がひたすら可愛い『妹』(74)、
『青春讃歌 暴力学園大革命』(75)、有名小説3度目の映画化となる『青い山脈』(75)、
『挽歌』(76)、『犬笛』(78)、『神様なぜ愛にも国境があるの』(79)、『ジュリエット・ゲーム』(89)。
80年代/90年代に映画への参加が「極端に」減りますが、80年代のほうは『くいしん坊!万才』(フジテレビ)の「七代目」を務めていたからだと思います。(90年代は、分かりません)
ちなみに自分が好きだったのは、5代目の川津祐介ですかね。
・・・とかいって、この番組をきちんと観たことは「いちども」ないのですけれどね~。
『お墓がない!』(98)、『生きない』(98)、『ゴト師株式会社 ルーキーズ THE MOVIE』(99)、
『借王 ―THE MOVIE― 沖縄大作戦』(99)、『借王 ―THE MOVIE 2000―』(2000)、
『三浦和義事件 もう一つのロス疑惑の真実』(2004)、『日本以外全部沈没』(2006)、『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』(2007)、『美しき女豹BODY SNIPER』(2010)、『BOX 袴田事件 命とは』(2010)、そして最新作が『ハンドメイドエンジェル』(2010)。
日活は権利関係がそれほど難しくないはず・・・なので、リバイバル上映だって出来るはずなんですけれどね、スクリーンで観たいものです『八月の濡れた砂』を・・・と、どこまでもしつこい自分なのでした。
次回のにっぽん男優列伝は、室田日出男さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『罪深きタイトル』
東京出身。
食いしん坊だった? 村野武範(むらの・たけのり)さん、なんとなくとぼけた感じの佇まいが魅力なのでしょうが、
自分のような映画小僧の一部からは、いくらテレビで「ご当地料理」を食べまくっていようが、『八月の濡れた砂』(71)一本のインパクトのほうが勝り、昔もいまも、すんごく尖った俳優さんという認識なのです。
そのくらい、この映画の破壊力は絶大です。
観た年齢によるのかもしれません、自分は17歳という「理想的な年齢」でこの映画に出会いました。
アメリカン・ニューシネマと同じくらいの衝撃―うん、ほんとうに。
『狂った果実』(56)や『長距離ランナーの孤独』(62)を観た感覚にちかかったかもしれません。
もちろん園子温も塚本晋也も好きですが、リアルタイムに生まれている映画としか「まだ」向き合っていない、それらの映画が「すべて」だと思い込んでいる「若き」映画小僧たちに、ちょっとこれを観せてあげたいです。
あのころの自分と同じように、きっと、衝撃を受けると思うのですけれどね~。
<経歴>
『ぐるめダイニング むらの』のオーナー。
現在、ほとんど芸能活動をしていない・・・ように見えるのは、このお店が成功したから、なのでしょうか。
映画俳優デビュー作は、69年の『ヤングパワー・シリーズ 大学番外地』。
なんとも不思議なタイトルですが、自分は本作を観ていないので語ることが出来ません。
残念!
71年―前述した『八月の濡れた砂』に主演し、ビッグ・インパクトを残す。
その翌年、日本テレビで放送されたドラマ『飛び出せ!青春』(72)の教師役が当たり、一躍人気者に。
73年には、その映画版にも出演しています。
テレビドラマ版をなんとなく覚えているのですが、再放送なのでしょうね、自分が生まれる前の作品ですもの。
でも正直いうと、村野さんより、ヒロインの酒井和歌子が気になってしょうがなかったです笑
『としごろ』(73)、『ときめき』(73)、秋吉久美子がひたすら可愛い『妹』(74)、
『青春讃歌 暴力学園大革命』(75)、有名小説3度目の映画化となる『青い山脈』(75)、
『挽歌』(76)、『犬笛』(78)、『神様なぜ愛にも国境があるの』(79)、『ジュリエット・ゲーム』(89)。
80年代/90年代に映画への参加が「極端に」減りますが、80年代のほうは『くいしん坊!万才』(フジテレビ)の「七代目」を務めていたからだと思います。(90年代は、分かりません)
ちなみに自分が好きだったのは、5代目の川津祐介ですかね。
・・・とかいって、この番組をきちんと観たことは「いちども」ないのですけれどね~。
『お墓がない!』(98)、『生きない』(98)、『ゴト師株式会社 ルーキーズ THE MOVIE』(99)、
『借王 ―THE MOVIE― 沖縄大作戦』(99)、『借王 ―THE MOVIE 2000―』(2000)、
『三浦和義事件 もう一つのロス疑惑の真実』(2004)、『日本以外全部沈没』(2006)、『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』(2007)、『美しき女豹BODY SNIPER』(2010)、『BOX 袴田事件 命とは』(2010)、そして最新作が『ハンドメイドエンジェル』(2010)。
日活は権利関係がそれほど難しくないはず・・・なので、リバイバル上映だって出来るはずなんですけれどね、スクリーンで観たいものです『八月の濡れた砂』を・・・と、どこまでもしつこい自分なのでした。
次回のにっぽん男優列伝は、室田日出男さんから。
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明日のコラムは・・・
『罪深きタイトル』