皿に盛る

ほとんど料理していないクセして、皿の数だけは一般家庭並だったりする。

棚に仕舞われたままなのかというと、じつはきっちり使っている。

どんなものでも、皿に盛らなければ気が済まないから。


少し前の『怒り新党』（テレビ朝日）で、「スーパーで買ってきた総菜などをパックのまま出すと、旦那が怒る」という視聴者投稿があった。

皿に移して（皿に盛って）ほしいというわけ。

マツコ・有吉ともに「そんな注文、却下」と答えていたと記憶するが、旦那さんの気持ち分かるな。

味が変わるってわけではないが、気持ちの問題よね。

だから自分も、スーパーで買ってきた「ありとあらゆるもの」を皿に盛る。

揚げ物はもちろん、
ポテトサラダなんかもだし、
雰囲気抜群の刺身のパックもダメで、



ちゃんと皿に盛る。


洗いものが増える
↓
水道代がかさむ
↓
エコじゃない

・・・といわれても、パックのまんまじゃ食欲も落ちてしまうのだよなぁ。


Ａ型の神経質体質によるもの―と解釈しようとしたが、「パックのまま？　ぜんぜんヘーキ！」というＡ型も多いし。

逆に「カップラーメンでさえ、家の丼に移し替える」という極端なＡ型の友人も居て、血液型別の傾向でもないようである。


様式美というのとはちがうだろう、
「自分ルールの多い人間」であることを自覚しているから、そんな自分がイヤじゃないし、面倒くさいとも思わない。

コースター置かないと安心して呑むことが出来ないし、
灰皿に２本以上の吸い殻も入れない。
（キャバ嬢かよ！！）


そもそも出した皿は、自分で洗うことになるんだから。


だからきょうもまた、スーパーで阿呆みたいな量の揚げ物を買ってきて、阿呆みたいな数の皿を出し、山盛りの惣菜を眺め、阿呆みたいにニヤニヤするのである。





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明日のコラムは・・・

『ケツに火がつく』