Cape Fear、in JAPAN

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俳優別10傑 海外「ら行」篇(2)

2016-12-06 00:10:00 | コラム
~レオナルド・ディカプリオのキャリア10傑~

自分と同年の42歳、学年でいうとひとつ下のレオくん。

芸歴は28年超、年齢的には中堅でも、もうベテランといっていいでしょう。


デビュー直後から、識者や、自分のような映画狂から「天才! 天才!!」と騒がれ、それはそれで大変だったんじゃないかな。

まぁでも天才なので、そういうプレッシャーが気持ちいいのかも・・・と、同世代だからデ・ニーロほどやさしくは論じません笑


以下が、個人的な10傑。


(1)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)





ジャンキー役っていうのは、ブラピにしろパチーノにしろ、俳優にとってはやりがいのあるものなのだろう。

(2)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)




嫌なヤツをやりたくてやりたくて、しょうがなかった感じ。

そんなときは、QTの映画に出るにかぎる。

(3)『ボーイズ・ライフ』(93)

デ・ニーロと共演。

長い線路を見たときの雄叫び―このシーンを見て、「この子、きっと来る!」と直感した。

(4)『ギルバート・グレイプ』(93)




ジョニー・デップにとっても、ジュリエット・ルイスにとっても最高作といっていいが、レオくんの演技は、とくに鮮烈、映画ファンに衝撃が走った。

(5)『ロミオ+ジュリエット』(96)

誰かが「前半、空騒ぎ。後半、天才ディカプリオ」と評したが、まさにそのとおり。

(6)『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)

皆の感想は「ドッと疲れた。レオはぎゃーぎゃー騒いでいるだけ」

まぁ分からないではないが、野心的な映画というものは賛否が渦巻くものだろう。

(7)『ディパーテッド』(2006)




このあたりでようやく、スコセッシとレオくんの呼吸があってきた。

(8)『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)

スコセッシとの初タッグ。

ダニエル・デイ=ルイス様に「やられちゃった感」はあるが、演技対決の緊張感が味わえて面白い。

(9)『クイック&デッド』(95)





まだ、坊ちゃん坊ちゃんしてました。

(10)『タイタニック』(97)

本人は最後の最後まで、迷っていたという。

分かり易過ぎるキャラクターを演じなければならないという、スターのさだめ。

そういう意味で観返してみると、意外と悪くない。

レオくんは「やっぱり」たいへんだ、映画狂にはこんな風にいわれるし笑

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明日のコラムは・・・

『『沈黙』全力応援コラム、その弐』
コメント (3)
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