59年10月21日生まれ、57歳。
新潟出身。
公式サイト
男泣きの似合う、熱いひと。
自分が抱く、渡辺謙(わたなべ・けん)さんの印象です。
完成披露試写会の取材をしたときに、泣く謙さんを2度見ていますし。
そういうニュースも、何度か目にしたことがありますし。
白血病の発覚と役の降板、数年後の再発。
忘れたころに癌が見つかり、さらに夫人まで癌を患う。
なんとまぁ、劇的な人生。
熱くもなりますよね。
マコ岩松や三船に比べて、アジアアジアしていないというか、そういうひとがハリウッド映画に日本人のキャラクターとして登場することにより、米国が持つ日本人像も変化していったんじゃないでしょうか。
映画界のイチロー、、、なのかもしれません。
<経歴>
現在の夫人は、女優の南果歩。
前妻との子が、渡辺大、杏であり、ともに俳優として活躍中。
杏が東出昌大と結婚したことで、彼が義理の息子となり「渡辺ファミリー」を築く。
子どものころからトランペットが好きで武蔵野音楽大学を目指すも、学費が足りず断念。
演劇集団『円』の公演に触れて感動、『円』附属の研究所に入所する。
82年、研究生から劇団員に昇格。
映画俳優デビュー作は、84年の『瀬戸内少年野球団』。
『タンポポ』(85)、『結婚案内ミステリー』(85)、『海と毒薬』(86)。
声まで男前ですからね、そりゃあスター性充分ですよ。
そして87年、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』でタイトルロールを演じて名実ともにスターの仲間入りを果たす。
すべての大河ドラマを観ているわけではありませんが、自分にとって本作がベストワンです。
これがあるから、ジェームス三木を軽蔑(?笑)出来ずに居るっていう。
しかし・・・。
89年―映画初主演として意気込んでいた『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板。
1年間の休業を経て復活、しかし治療をつづけながらの俳優業であったため、大きな仕事は出来ませんでした。
90年代の前半に映画出演作がないのは、そのためです。
『ラヂオの時間』(97)、役所広司との共演が熱い『絆 ―きずな―』(98)、
『スペーストラベラーズ』(2000)、『ざわざわ下北沢』(2000)、『溺れる魚』(2001)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001)、『陽はまた昇る』(2002)。
2003年―『ラストサムライ』でトム・クルーズと共演、ハリウッド進出を果たす。
この映画に関しては、真田広之も小雪も、みんなよかったですね。
この大成功により、以降、日本と米国の映画両方に主演級の俳優として顔を出す存在に。
日本映画では『北の零年』(2005)、『明日の記憶』(2006・じつは初主演)、『沈まぬ太陽』(2009)、『はやぶさ 遥かなる帰還』(2012)、『許されざる者』(2013)、そして『怒り』(2016)。
米映画では『バットマン ビギンズ』(2005)、『SAYURI Memoirs of a Geisha』(2005)、イーストウッドから直接オファーを受けた『硫黄島からの手紙』(2006)、『ダレン・シャン』(2009)、『シャンハイ』(2010)、『インセプション』(2010)、『GODZILLA ゴジラ』(2014)、そして『追憶の森』(2016)。
空白の数年間を取り返す、、、どころかお釣りまでくる大活躍、しばらくは好調がつづきそうですね!!
次回のにっぽん男優列伝は、渡辺哲さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『<年末企画(1)>年代別10傑 外国映画2000年代篇』
新潟出身。
公式サイト
男泣きの似合う、熱いひと。
自分が抱く、渡辺謙(わたなべ・けん)さんの印象です。
完成披露試写会の取材をしたときに、泣く謙さんを2度見ていますし。
そういうニュースも、何度か目にしたことがありますし。
白血病の発覚と役の降板、数年後の再発。
忘れたころに癌が見つかり、さらに夫人まで癌を患う。
なんとまぁ、劇的な人生。
熱くもなりますよね。
マコ岩松や三船に比べて、アジアアジアしていないというか、そういうひとがハリウッド映画に日本人のキャラクターとして登場することにより、米国が持つ日本人像も変化していったんじゃないでしょうか。
映画界のイチロー、、、なのかもしれません。
<経歴>
現在の夫人は、女優の南果歩。
前妻との子が、渡辺大、杏であり、ともに俳優として活躍中。
杏が東出昌大と結婚したことで、彼が義理の息子となり「渡辺ファミリー」を築く。
子どものころからトランペットが好きで武蔵野音楽大学を目指すも、学費が足りず断念。
演劇集団『円』の公演に触れて感動、『円』附属の研究所に入所する。
82年、研究生から劇団員に昇格。
映画俳優デビュー作は、84年の『瀬戸内少年野球団』。
『タンポポ』(85)、『結婚案内ミステリー』(85)、『海と毒薬』(86)。
声まで男前ですからね、そりゃあスター性充分ですよ。
そして87年、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』でタイトルロールを演じて名実ともにスターの仲間入りを果たす。
すべての大河ドラマを観ているわけではありませんが、自分にとって本作がベストワンです。
これがあるから、ジェームス三木を軽蔑(?笑)出来ずに居るっていう。
しかし・・・。
89年―映画初主演として意気込んでいた『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板。
1年間の休業を経て復活、しかし治療をつづけながらの俳優業であったため、大きな仕事は出来ませんでした。
90年代の前半に映画出演作がないのは、そのためです。
『ラヂオの時間』(97)、役所広司との共演が熱い『絆 ―きずな―』(98)、
『スペーストラベラーズ』(2000)、『ざわざわ下北沢』(2000)、『溺れる魚』(2001)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001)、『陽はまた昇る』(2002)。
2003年―『ラストサムライ』でトム・クルーズと共演、ハリウッド進出を果たす。
この映画に関しては、真田広之も小雪も、みんなよかったですね。
この大成功により、以降、日本と米国の映画両方に主演級の俳優として顔を出す存在に。
日本映画では『北の零年』(2005)、『明日の記憶』(2006・じつは初主演)、『沈まぬ太陽』(2009)、『はやぶさ 遥かなる帰還』(2012)、『許されざる者』(2013)、そして『怒り』(2016)。
米映画では『バットマン ビギンズ』(2005)、『SAYURI Memoirs of a Geisha』(2005)、イーストウッドから直接オファーを受けた『硫黄島からの手紙』(2006)、『ダレン・シャン』(2009)、『シャンハイ』(2010)、『インセプション』(2010)、『GODZILLA ゴジラ』(2014)、そして『追憶の森』(2016)。
空白の数年間を取り返す、、、どころかお釣りまでくる大活躍、しばらくは好調がつづきそうですね!!
次回のにっぽん男優列伝は、渡辺哲さんから。
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明日のコラムは・・・
『<年末企画(1)>年代別10傑 外国映画2000年代篇』