Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

『沈黙』全力応援コラム、その四

2016-12-17 00:10:00 | コラム
公開まで、あと35日・・・。

日本人俳優の紹介、そのつづき。


主要キャラクターの前に、「その他大勢」の日本人俳優たちを列挙しておきたい。


遠藤かおる
井川哲也
PANTA
松永拓野
播田美保
片桐はいり
山田将之
美知枝
伊佐山ひろ子
三島ゆたか
竹嶋康成
石坂友里
佐藤玲
累央
洞口依子
藤原季節
江藤漢斉
菅田俊
寺井文孝
大島葉子
西岡秀記
青木崇高
SABU
渡辺哲
EXILE AKIRA
田島俊弥
北岡龍貴
中村嘉葎雄
高山善廣
斎藤歩
黒沢あすか

片桐はいり、高山善廣は意外だなぁ!!

このほとんどが、村の住人ということなのでしょう。

ん・・・格闘家・高山は幕府側かもしれない、体格的にね。


井上筑後守・・・イッセー尾形

フェレイラと同様、実在した人物。
元キリシタンという設定だが、その経験ゆえに、棄教させるテクニック? は出色。

演じるイッセーさんは米国の演技賞を獲得、本作で最も評価されている俳優のようである。



64歳、日本における「一人芝居」の第一人者として名高く、飄々とした感じがなんとも憎めないおじさん。

代表作は、やっぱり『太陽』(2005)の昭和天皇役でしょう。

一人芝居の技術が、しっかり活かされた名編だと思う。





隠れキリシタンの村人・・・加瀬亮

42歳。
浅野忠信に憧れて、この業界に入ってきた、、、ってことは、浅野くんが出ている本作には出たくてしょうがなかったでしょう。

この映画では、たぶん小さな役だが、小さな役でも絶対に勝ち取ろうと思っていたにちがいない。


個人的には。
キャリア初期のころは「ぜんっぜん」といっていいほど注目していなかった・・・ので、ここまで大きな存在になるとは思っていなかった。

代表作はふたつ、異論はほとんどないだろう、周防正行の『それでもボクはやってない』(2007)と、北野武の『アウトレイジ』(2010)。

とくに後者で「このひと、いい!」と思ったひとは多いはず。




隠れキリシタンの村人・・・小松菜奈

きっと、主人公にとっての「救い」になる存在。
でもたぶん、彼女も酷い目に遭うのだろうな・・・。



まだ20歳でハリウッドデビューとは、すげー恵まれた環境にあると思う。

彼女の魅力はファニーフェイスにあるが、それでいて硬軟どちらもいけるのが強みか。

モデルとして業界入りを果たし、2014年の『渇き。』で脚光を浴びる。

代表作は『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)だが、まだ短いキャリアだから、この『沈黙』こそが真の代表作になるのでは?

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明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(352)渡瀬恒彦』
コメント (1)
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