Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(235)

2017-08-27 00:10:00 | コラム
きのうの朝日新聞別紙で、「愛している、といったことがありますか」というアンケート結果が載っていた。

結果は日本人らしく? 「NO」が優勢。

それでも30~40年前に比べたら、「YES」は増えているのではないかしら。


面白いのは「YES」だったひとの「なぜ、いったのか」への回答。

「なぜ」と聞くのも妙な気がするが、「気持ちが高ぶっていたから」と答えたひとが多かった。


そうかやっぱり「愛している」って、平常心では発しない台詞なのか。

聴覚を失った男の恋愛を描いたドラマ『愛していると言ってくれ』(95、TBS)なんていうのもあったが、映画や、とくに歌では多用される「愛している」ということばは、現実世界ではそれほど使われていない、、、ということなのか。


自分?

モノスゴ使っている。

使い過ぎて、安っぽく聞こえるくらい。

じゃあダメじゃん! になるかもしれないけれど。。。


恋愛経験は(たぶん)ヒトナミで、多くも少なくもないほうか。

成就率でいったら、圧倒的に低いけどね!!


告白した回数は、ひじょうに多い。

ときどき「告白したことがない。いつも相手から」などとぬかす男に会うが、信じられない。

そんな経験は、たったいちどだけである。

同じ女子に、7年のあいだに計3度告白し3度とも振られたこともある。
その7年のあいだに別の子に惚れ、その子にもきちんと告白しているから、本気度という点では???だが。


告白の形、でいえば、自分らしく恋文が圧倒的に多かった。

気分はシラノ(トップ画像)だ。

自分の恋情は、口ではなく、文字にしたほうが伝わると信じていたところがあるので。

それでも全体の半分くらいで、残りは、相手を前にしての「声を出して想いを伝える」だった。

そんなわけで今回の初体験シリーズは、「生まれて初めて、声に出して告白した日」でいってみよう。


「告白シーン」で印象に残る映画は、ふたつ。

鍵盤に愛のことばを刻む『ピアノ・レッスン』(2003)と、恋愛オムニバス『ラブ・アクチュアリー』(2003)。

後者は、映画のジャンルとしては自分が積極的に観ないタイプではあるものの、ひじょうに感心させられた。


(1)彼氏が在宅中に、玄関の前で声に出さずに告白する男




(2)愛する少女に想いを伝えるため、空港内を疾走する少年





いいですなぁ。
どちらのシーンも映画的で、これを実際にやろうとすると、なかなかに難儀だろう。


つづく。

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(236)』
コメント (3)
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