Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(234)

2017-08-17 04:34:02 | コラム
紙媒体が売れなくなったといわれて久しいが、雑誌の世界で唯一「奮闘」しているのが、「文春砲」などといわれているゴシップ系記事の類だろう。

『週刊文春』が好調を維持することにより、ライバル誌の『週刊新潮』まで調子を上げるという相乗効果が生まれている。


個人的には、さすがに飽きてきたというか。

たしかにベッキー/えのん騒動は、LINEの全公開という新味も手伝って興味を引いた。

けれども結局は他者の下半身事情に過ぎず、そんなことよりも自身の下半身のほうが気になる(?)し、
同じ職場のA子さんとB男くんの不倫なら少しは興味あるが、
助平な男からすれば「そういうこともあるのか、うらやましいな」と思う程度で、「けしからん」などとは思わないし、謹慎やら降板やらなんの話かと思う。
(小出くんのケースは、ちょっとちがうけど)

大ファンだった斉藤由貴の不倫騒動とかも、ショックとかそういうものはない。
50代になっても色気が健在、となれば、さすが自分が好きだった女だ! みたいなところのほうが強いし、
そういや自宅で彼氏が自死してしまった荻野目慶子も好きだったし、凡庸な男は、魔性の女と呼ばれるイキモノに弄ばれたい気持ちがあるのかもしれない。

そこへきて、上原多香子である。

死人が出ているためにワイドショーで取り上げ難い、、、などといわれているが、遺書やLINE全文が公開されて叩かれちゃっている。

あぁ、多香子ちゃんも好きだなぁ。

今井絵理子はべつに・・・だが、多香子ちゃんとhiroちゃんはいいね。

まぁ多香子ちゃんは、ふつうに暮らしているだけで男が放っておかないタイプではあると思う。


さすがに飽きてきた・・・という割にはアレコレ語ってしまっているな。

ゴシップ記事の妙味というのは、まさにそこにあるのだろう。

ナンダカンダいって、みんな興味あるっしょ? みたいな。
興味ない振りをして、とりあえず立ち読みはするっしょ? みたいな。

Yahoo記事におけるコメント欄なんか、まさにそうだろう。

「どうでもいい」というコメントがあるが、ほんとうに「どうでもいい」と思っているひとは、コメントを書くことすらしないはずだもの!!


さて。
自分が、生まれて初めて購入した雑誌。

漫画雑誌は『週刊少年ジャンプ』だったが、それよりも早くに手を出したものがあった。

それが、『週刊プロレス』(ベースボール・マガジン社)である。


現在、自分は「きっちり競技」として確立したMMA(総合格闘技)、キックボクシング、ボクシングの3つのスポーツをこよなく愛していて、平成のプロレスは「あんまり…」だったりする。(米国のWWEも同様)

まったく観ないということはないが、観かた・楽しみかたが分からなくなったというか。

ただ自分の格闘技好きの原点に昭和プロレスがあるのは疑いようがなく、アイドルや映画に夢中になる前、
たぶん生まれて初めて興味を抱いたのが、プロレスだったのである。


以下、好きなプロレスラーの5人。


(1)スタン・ハンセン



(2)前田日明

(3)ミル・マスカラス

(4)ザ・グレート・カブキ



(5)ブルーザー・ブロディ


前田さんを除いてハッタリ系ばかりという気もするが、いやいや、小学生当時は彼らが人類のなかで最も強いと思い込んでいたし、憧れの存在だったんだよ。

あまりにも好きだったから、『6年生を送る会』の演目で「プロレス」をやったくらいなんだもの。

全校生徒に拍手喝采を浴びたが、その後、職員会議で「いじめを助長する」と大問題になってしまった。

日本の悪しき風潮というのは、80年代から始まっていたのかね、なんだか遠い目をしてしまうよ・・・。


ともかく。
雑誌を買う、その日に読破し翌日に再読、翌々日から次号の発売を心待ちにするという「雑誌の楽しみかた」を教えてくれたのは『週刊プロレス』だった。

そんな教科書が現在も健在! というのは、ひじょうに喜ばしいことなのです。


おわり。





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明日のコラムは・・・

『もっと雑巾を!』
コメント (2)
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