Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

胸じゃない、Tシャツを見ているんだ

2018-03-25 07:26:12 | コラム
ずいぶん昔のこと―。

一目見て『ツイン・ピークス』が好きだと分かる、

「I KILLED LAURA PALMER」と記されたTシャツを着ている女の子に会った。



このTシャツは珍しい、
よく売られているのは、

「WHO KILLED LAURA PALMER?」
(誰がローラ・パーマーを殺したのか)

のほうで、

「I KILLED LAURA PALMER」
(俺がローラ・パーマーを殺した)

のほうは、なかなか見かけない。

というか、そのとき初めて見た。

いいな、ほしいな、と思って見ていると、

ほかの女子から、

「ちょっと! Aちゃんの胸ばかり見ている!」

と、突っ込まれた。


いまの自分であれば、「ごめん、見てた見てた」と平気で返せるだろう、
ただ若かったものだから、必死になって「胸じゃない、Tシャツを見ているんだ」と弁解し、余計に怪しまれたものだった。


実際そうだったんだけれどね、マジでマジで。

べつにおっぱい星人ではないので、おっぱいを信奉しているわけじゃない。

もちろん嫌いじゃない、
どころか、好きなほう、いや大好きなんだろう、きっと。

けれども。
知り合ったばかりの女子のそれを「ガン見」するほどには、おっぱい好きではないと。

それよか、いまはTシャツが気になるんだと。

ファッションへの興味というよりは、
なんのTシャツを着ているかで、そのひとの嗜好というものが見えてくるから、
そういう意味で、ひとのTシャツが気になるのだった。


※何年経っても変わらぬ、自分にとっての勝負Tシャツ2枚



とくに右のほうの格闘技煽りTシャツ、これ着ているときはスベり知らずで、いつだって爆笑を取れる(ほんとうか?)




話を戻し。

信じられないかもしれないが、
未だかつて、Tシャツを着ている女子のおっぱい部分が気になったことがない。

脚、なら別だけどね。

ミニスカートだろうがロングスカートだろうが、
ホットパンツだろうがジーンズだろうが、
生脚だろうがタイツだろうがストッキングだろうが、
肌が見えている・見えていないに関わらず、下半身部分に視点が移動した瞬間から、ずっとそのことばかり気にかけているのだった。


それはそれで極端だよね、という話である―。




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明日のコラムは・・・

『拍子木さん』
コメント (1)
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