Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(258)

2018-03-23 06:57:42 | コラム
絵画も写真も、たぶん、映画とは、そう遠くない親戚の関係にあるはず。

はずなのだが、映画を追いかけるだけで精一杯、、、というイイワケが通用するかな、この世界に明るくはない。


だからヒトナミ程度だと思う、絵を見て画家の名をいい当てられる確率というものは。

そんな自分が好きな画家3人を挙げると、こうなる。


光と影のアーティスト、レンブラント・ファン・レイン。

「レンブラント・ライト」という技術があるほど、映画との関係性が深い。




左右の大腿骨骨折により、下半身の成長が止まった不遇の画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。



このひとの存在を知ったのは、映画『巴里のアメリカ人』(51)だった。


そしてポップアイコン、アンディ・ウォーホール。

とくにバナナの作品は好きで、ベルベッド・アンダーグラウンド&ニコのアルバムはもちろん、様々なバナナ・グッズを揃えたものである。




そのほかに、たとえば敬愛する映画監督デヴィッド・リンチの絵なども鑑賞することはあるが、
このひとの場合は「映画ありき」なので、絵「単体」で好きかと問われると、ちょっと分からない。




この程度の、まぁ絵画音痴と呼べる男だけれども、なぜだか付き合った子は美大生が多かったりする。

美大生は変人ばかりだからね、自称キチガイの自分をも愛してくれるような、そんな懐の深い女子が多いぜよと。


いや、そんな話はどーでもいいんじゃ。


絵画展に行った際の、一枚を眺める時間。
そんなことを意識している時点で絵画を語る資格さえない、、、といわれそうだが、これって、なかなかに難しい。

飽きたら次に行けばいい?

そうかもしれないが、早過ぎても「ちゃんと見ているのか」って話になり、遅過ぎても「分かったふりをして」ってなりそうだし。


いかんね~、他者の目を気にし過ぎている。
映画と同じように、好きなものは好き/嫌いなものは嫌い、でいいのに。


というわけで。
今回の初体験シリーズは、「初めて自分の意思で行った絵画展」、それから「初めて買った絵画(当然、複製品)」でいってみようと思う。


つづく。


※うん、これぞ画家のイメージだ…スコセッシの『ライフ・レッスン』より



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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(259)』
コメント (1)
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