くりんといーすとうっ「ど」→「ど」くたー(ドクター)
ドクター(doctor)といえば、すぐに医師を想起してしまうけど、博士もドクターと呼ばれる。
いずれにせよ「学」のあるひとで、自分なんか、こういうひとと対等に話せる気がしない。
向こうがそのつもりはなくとも、こっちのほうがムダに畏まってしまうというか。
博士と呼ばれるひとと、近づきになったことはない。
どのようにすれば知り合いになれるのかさえ、分からない。
医師に関しては、外科系のひとには世話になっている。
内科系とはちがって「痛いだけ」なので、けっこう荒っぽい医師が多いという印象。
花粉症?
病院に行って薬をもらっても相性が悪かったので、最近はあきらめて薬局のみ。
だから自分にとってドクターは、日常生活以上に「映画のなかのほうに」親しみが湧く。
以下、映画のなかで印象に残る「ドクター10人」。
(1)『博士の異常な愛情』(64…トップ画像)
米ソ冷戦を背景にした、キューブリックのブラック・コメディ。
「元ナチス」という、ひねりの設定があるキャラクターをピーター・セラーズが大怪演。
(2)『酔いどれ天使』(48)
黒澤と三船の初タッグ作、、、として有名かもしれないが、いやいや志村喬の代表作として知られるべきでしょうよ!!
(3)『フランケンシュタイン』(94)
マッドサイエンティストの典型。
評判の悪かったケネス・ブラナー版だが、個人的には嫌いじゃない。
(4)『逃亡者』(93)
ちょっと万能過ぎる医師かもしれない、しかし敵役のトミー・リー・ジョーンズがいい味を出しており、相乗効果をあげている。
(5)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(84)
「1.21ギガワット!」
このシーンが笑えるのは、ロイドの適度なリアクションゆえ。
(6)『赤ひげ』(63)
黒澤ヒューマニズムの集大成。
40代になった三船が、迫力たっぷりに理想の医師像を体現してみせる。
(7)『レナードの朝』(90)
デ・ニーロ好きの自分だが、この映画のデ・ニーロはあんまり好きじゃない。
その代わり、、、というわけではないが、ロビン・ウィリアムズの抑えた演技は素晴らしい。
(8)『ディア・ドクター』(2009)
善意のある嘘というものを主題とした、西川美和のオリジナル作品。
笑福亭鶴瓶を起用した時点で、「勝ち」だったんじゃないか。
(9)『殺しのドレス』(80)
医師を性倒錯者と設定するあたり、さすが性格の悪いデ・パルマだと思う笑
(10)『羊たちの沈黙』(91)
「肝臓を喰ってやった。ずぅずぅずぅ~~」とかいっている狂人が、ドクターと呼ばれる不思議。
それでもここまで徹底していれば、むしろ崇高な存在にも映る。
あすのしりとりは・・・
どく「たー」→「たー」とる。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(242)』
ドクター(doctor)といえば、すぐに医師を想起してしまうけど、博士もドクターと呼ばれる。
いずれにせよ「学」のあるひとで、自分なんか、こういうひとと対等に話せる気がしない。
向こうがそのつもりはなくとも、こっちのほうがムダに畏まってしまうというか。
博士と呼ばれるひとと、近づきになったことはない。
どのようにすれば知り合いになれるのかさえ、分からない。
医師に関しては、外科系のひとには世話になっている。
内科系とはちがって「痛いだけ」なので、けっこう荒っぽい医師が多いという印象。
花粉症?
病院に行って薬をもらっても相性が悪かったので、最近はあきらめて薬局のみ。
だから自分にとってドクターは、日常生活以上に「映画のなかのほうに」親しみが湧く。
以下、映画のなかで印象に残る「ドクター10人」。
(1)『博士の異常な愛情』(64…トップ画像)
米ソ冷戦を背景にした、キューブリックのブラック・コメディ。
「元ナチス」という、ひねりの設定があるキャラクターをピーター・セラーズが大怪演。
(2)『酔いどれ天使』(48)
黒澤と三船の初タッグ作、、、として有名かもしれないが、いやいや志村喬の代表作として知られるべきでしょうよ!!
(3)『フランケンシュタイン』(94)
マッドサイエンティストの典型。
評判の悪かったケネス・ブラナー版だが、個人的には嫌いじゃない。
(4)『逃亡者』(93)
ちょっと万能過ぎる医師かもしれない、しかし敵役のトミー・リー・ジョーンズがいい味を出しており、相乗効果をあげている。
(5)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(84)
「1.21ギガワット!」
このシーンが笑えるのは、ロイドの適度なリアクションゆえ。
(6)『赤ひげ』(63)
黒澤ヒューマニズムの集大成。
40代になった三船が、迫力たっぷりに理想の医師像を体現してみせる。
(7)『レナードの朝』(90)
デ・ニーロ好きの自分だが、この映画のデ・ニーロはあんまり好きじゃない。
その代わり、、、というわけではないが、ロビン・ウィリアムズの抑えた演技は素晴らしい。
(8)『ディア・ドクター』(2009)
善意のある嘘というものを主題とした、西川美和のオリジナル作品。
笑福亭鶴瓶を起用した時点で、「勝ち」だったんじゃないか。
(9)『殺しのドレス』(80)
医師を性倒錯者と設定するあたり、さすが性格の悪いデ・パルマだと思う笑
(10)『羊たちの沈黙』(91)
「肝臓を喰ってやった。ずぅずぅずぅ~~」とかいっている狂人が、ドクターと呼ばれる不思議。
それでもここまで徹底していれば、むしろ崇高な存在にも映る。
あすのしりとりは・・・
どく「たー」→「たー」とる。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(242)』