fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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兵庫県知事の騒動をめぐって

2024年12月05日 | 日記

 情けない大人が増えているなあと思います。

 不信任を受けたのに、また出馬して、再選・・。SNSをうまく利用したようですが、今度はそのSNSをめぐって刑事告発されました。なにやってんの? 

 慎みを知らない。選挙たびに莫大なお金が使われるわけでしょう。それは誰が負担するの。政治家だったら、他に使えるように、再出馬なんてやめるべきでした。

   それでは、自分は? 少なくとも、お天道様に恥じることはしていません。ただ対人関係など苦手なこともあるので、人を傷つけることが全くないとは言い切れません。考え方、感じ方の違う人とのやりとりは、しんどいです。でも、そういう人とは距離を置き、なるべく心静かに生きていけたらいいなあ。

 これから育つ子ども達にとって、よい世の中でありますよう、願うばかりです。

        

 散歩コースの神社横。今イチョウが色づいています。これから毎年こうなのかな。

 コスモスも、まだ咲いてました。(もうさすがに終わりか)


葉っぱの切り絵

2024年12月02日 | 日記

 りとさんの葉っぱの切り絵展を観てきました。

       

 テレビやSNSではよく観ていましたが、こんなに小さな葉っぱだったとは、驚きました。

   

 とにかく、細かい。

 ADHDであることを公表して、会社つとめもうまくいかず、でもこうして好きなこと得意なことと出会えたとのこと。素晴らしいです。

   私は無理~。


秋田内陸縦貫鉄道

2024年12月01日 | 日記

秋田ではほとんど車移動なため、乗ったことがありませんでした。

今回初。

         

武家屋敷で有名な角館から、北へ向かう1~2両の列車があります。終点は鷹巣という駅で、途中にはマタギの里、阿仁もあります。

      

 一度は廃線という方向に向かったようですが、地元の皆様の熱意で、現在も運行しています。

     

 途中は、眼下に渓谷。四季折々の景色が楽しめそう。

 私は初冬の景色を堪能しました。急行で2時間です。

 今年は千葉の銚子電鉄にも乗ったけど、ローカル線、いいです! 

      

  

   


『家守神⑤忍びの里の青い影』校了しました

2024年11月29日 | 日記

               

 一年目は、1巻2巻が出て、その後一年に1冊ずつのペースで出て、5巻目。4年間に渡って書いてきましたが、この巻で完結になります。

 感無量です。仕事部屋の一角には資料がどっさり。壁には大きな年表がありましたが、整理しました。でも、すべては捨てられず、編集者さんの赤の入った原稿や、日の目を見ることはないかも(たぶんない)外伝。墨田区の地図は、佐伯家があるという設定でしたので、購入。実際にはスカイツリーが少し見えるとか、千葉から引っ越すときは、川を二つ渡ってきたとか、そのくらいしか出てないんですが、裏設定というやつです。

 1、2巻の内容は持っていた上でシリーズが始まったのですが、3巻目以降は、編集者さんからもアイディアをいただいたり、プロットを何度も何度も書き直したり。おかげで、プロットが書けるようになりました(5巻ではかなりの分量のプロットを出しています)。

 愛すべき家守神達のキャラを、愛してくださった皆様ありがとうございます。5巻をぜひお楽しみに。気に入っているラストとなりました。


冬ざるる

2024年11月27日 | 日記

冬ざるる という季語があります。寒いときに使うけれど、調べると、冬になり、草木が枯れるとともに海、山など見渡す限りの景色が荒れ果てた感じ」とあります。

 荒涼とした感じなのでしょうね。

       

これは、日曜日の景色。冬ぬくし でした。

 


『ねこもおでかけ』(朽木祥作・高橋和枝絵)原画展

2024年11月26日 | 日記

      

 先週出かけてきました。

 終了してからのご紹介で、すみません。

 

 やさしい絵。やさしい物語。くすっとなる部分もあって、大好きです。小学校の教科書に載っていた短編の前日譚のようなもの。

 子どものころ、真剣にネコを話したいと思っていました。この本は、そんなネコ好きの思いを実現してくれています。一番好きだったのは、茶トラと白黒の人間から見たらまったく毛色の違う二匹が「そっくりだ」とお互いに思う場面。

   

 お二人のサイン本です。画家の高橋和枝さんともお会いできました! 

 ネコヤブックスというネコの本や雑貨を扱っている立川のお店。いい空間です。先日はミヤザーナツさんの個展&イベントもあり出かけたところです。このところ画家さんとのつながりが増えていて、嬉しい。


紙芝居

2024年11月25日 | 日記

      

 国分寺の絵本屋さん「おばあさんの知恵袋」で、こじんまりとした紙芝居を語る会的なことをしました。店主の三田村さんは、語りを長年やってらして、紙芝居の読み聞かせがすばらしい。

   

 ミヤザーナツさんは、ご自身の紙芝居を3作品も読んでくださり、その裏話もたっぷり。

 他にご参加は、渡辺朋さん。そして私、濃い時間でした。紙芝居、いいです。

 案外、脚本長くてもOKなんだなとか、私、ある言葉を安易に使っているかもという気づきがあったり。書き手が集まると、ただのお茶会ではなく仕事に結びつく内容を話すことができるのが、嬉しい。

 またやりましょう! となりました。


追悼谷川俊太郎さん

2024年11月22日 | 日記

 詩人の谷川俊太郎さんが、亡くなられました。

     

 うちにあった谷川さんの本といえば、これ。

 もしまだお読みじゃない方は、これを機会にぜひ! 絵本です。

 死期のせまった童話作家が孫娘に、子どもの頃に死んだ友人、かないくんの話をします。物語はまだ途中。やがて、作家は亡くなります。

 スキー場のゲレンデで、祖父の死を知った孫娘は、「なにかが終わった」のではなく「はじまった」と感じます。

 谷川さん、自分の死を見つめてこの作品を書いたのではないでしょうか。

 私も「はじまった」と感じました。

 絵を描かれた松本大洋さんは、詩人工藤直子さんの息子さん。漫画家です。「ピンポン」とかの作者ですね。


広島の「被爆の石」

2024年11月21日 | 日記

昨日は、やはり出かけていってお会いするのは、大事だなと思えた日でした。一気に冬模様で寒かったですね。インフルエンザの予防接種をしなくては。新型コロナウイルスは、見送ります。

マスクをして、手洗いをして、風邪予防をしましょう。来週はまた秋田へも行くし。  

 うちの市の市役所に展示されています。

 広島には行ったことがありません。一度行かなくては。


メールのトラブル

2024年11月20日 | 日記

このたび、メールの送受信ができてない方がいたことが判明。10日くらい前にその方が私に送ってくださ添付つきのが届いてない。私は私でこないなと思っていたしあちらはあちらで返事がないと思っていたみたいで、とうとう一本の短いメールが届き、え_? と電話で確認。その場でメールしたものは、届いたけど、翌日添付つきのを送ったら、やはりそれも届かなくて。

 調べたら、私のメールボックスが容量をオーバーしていたみたいです。

 半日かけて整理しました。といっても最初は古いメールから確認しつつ消していったけど、これはもうどんだけ時間がかかるかわからないと、大事なのだけ保護して、一括で2万近いメールを削除しました。大事なメールも入ってたかも・・と不安。

 それでも、実は札幌の兄に送ったメールはどうしても届かないんです。向こうからのは届くし、他の方からのメールは届いているという。

 添付なしで送ってもダメ。他の方は、心配でメールを入れたら、「届いてます」とのこと。一番心配なのは、仕事関係ですからね。

 きのうは、そんなこんなの一日でした。

 古いメールには、10人以上、もう亡くなられた方のものがあり、あるいは、もうほとんどやりとりのない方とかもね。後藤竜二さんからのメール、消せない。    

 私は、いただいたメールにはだいたいその日か、翌日にはお返事しています。もし、お返事がない場合は、電話かXのDMなどでご連絡ください。


「おばけ提灯」朗読後半、本日です。

2024年11月19日 | 日記

本日9時から、ABS秋田放送ラジオ「あさ採りワイド秋田便・マヤの子育てランド」で、朗読後半があります。秋田の方、ぜひお聴きください。

秋田以外でも、ラジコ会員登録している方は聴くことができます。

      

偶然聴いてくださる方もいますよね。そういう方が、「おっ」おもしろそうだなと思ってくださるといいなあ。

 パソコンメールが、先日二人に届いてませんでした。再送したら、いったんですが・・。一人の方からの10日ほど前のメールはこちらに届いてなかったし・・。今回の二人は仕事関係ではなかったけど、仕事関係でこれが起こると困ります。実は、1件、お返事がないのがあるんです・・。今週いっぱいくらいは待とうと思いますが。


石のおみやげ

2024年11月17日 | 日記

    

 左側光って文字が見えませんね。バルト海の石。

 友人が、おみやげに持ってきてくれました。バルト海なんて、たぶん私は一生行かないと思います。足を入れて、石を見て、私を思い出してくれたなんて、なんて嬉しい。

 この石がなんという種類かとか、全くわかりません。そういう分類はできないんです。

 石英とか瑪瑙とかは、少しわかるけど。見てるだけでいい。海辺や川辺をうろうろして、好きな石をさがすのも、好きです。

 石っこ賢さんは、ちゃんと分類してたんですね。

 アンソロジー『きみが、この本、読んだなら』ざわめく教室編では、「パワーストーン」という短編を書いています。こちら、よかったら読んでください。物語の中で本を紹介するのですが、それは宮田珠己さんの『いい感じの石ころを拾いに』。好きな本です。


Bluesky(ブルースカイ)

2024年11月15日 | 日記

X(旧ツイッター)が、ここにきて、情報をAIの学習に利用できるようになるとか、いろんな情報が流れています。画像が一番怖いみたい。つまりイラストレーターさんにとっては、恐怖です。

イラストレーターさん、これまでポストしていた画像を削除したり、他のSNSに移ったりしています。私も、ブルースカイのアカウントを作りました。でも慣れないし、なかなか知ってる人も見つからないし(やっと30人くらいフォローしました)、ぽつんと広い海に行ったみたいな感覚。広くないかもしれないけど、その大きさも見えません。

なにより、Xではフォロワーが2000人を超えていたのに、1から始めなくてはならず、心許ないです。

とりあえず、両方でポチポチやってみます。

Xのほう、このブログをシェアしたりもしてたけど、このブログに出した画像も、そのまま使われる場合があるということなのでしょうか? シェアはしないで、やってったほうがいいのかな。

というか、このブログだけにするというのも考え中。

     

 先日編集者さんとご一緒したランチのデザート。秋色だ。手前はカボチャプリンでした。


こことここ

2024年11月12日 | 日記

 ここと、      

 

ここに、行ってきました。フレーベル館と、福音館書店です。徒歩10分のところにあるのです。12月発売の『家守神⑤忍びの里の青い影』最終チェックと、来年2月に出る「こどものとも」3月号の初校チェック。こちらは、けっこうテキストの手直しをご相談させていただきました。説明的な文、絵で表現できている文はカット。絵本、奥が深いです。

  フレーベル館は、入ってすぐのお店が、子ども達のプレイスペースに変身してました。

  

  

 お向かいは六義園正門。ここで遊べる子ども達、いいなあ。

 メールでほとんど済むけれど、やはり対面のお打ち合わせは、ちょっとした雑談も入れられるので、いい感じです。

 校了まで気をひきしめなくては。

   


追悼・楳図かずおさん

2024年11月10日 | 日記

 もしかしたら、もっとも最初の漫画の記憶が、楳図かずおさんかもしれません。

 少女漫画の怖いやつ。ヘビ女とか、母と娘の怖い話。読んでました。小学校低学年くらい? 近所の上級生に貸してもらったんだったかな。その後兄が買ってくる少年漫画になってったけど、漂流教室は、暗くて挫折しました。でも、今読んでみたい。

 低学年向け童話書いてますが、そのことを考えると、もっと過激なものも、子どもは受け止めることができる? ちゃんと現実とは違うと認識できますね。もっとも、私がそういうのを書いても、出版社は出してはくれないでしょうが笑。

 児童文学の世界で、今私に求められている作風というのがあるように思う昨今です。その求められるものを書くのが、プロだろうなとも思っています。

 話はもどりますが、楳図かずおさんのような、見た目も全てが破天荒な芸術家、やっぱすごいですね。あの線描は、精神的に普通の人とは違う気がします。ありがとうございました。

 それにしても、最近、中川李枝子さん、せなけいこさんと訃報が続いたんですが、こちらのお二人は、私は子ども時代には出会ってないんです。でも楳図かずおは出会っている。それに気づいたとき、マンガすごいわと思いましたね。あ、そうだ、思い出した。「おろち」だ。キンドルで買って読もうかなあ。