俳人の金子兜太さんが、亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
どこかに、生きているだけで力をもらえる方と書いてありましたが、亡くなられたとしても、その力は存続し続けると思います。
金子兜太さんは、人となりそのものが、作品そのもののような方でしたから。(私は全く接点はありませんでしたが)
芭蕉なんて江戸時代の方ですからね。
先日調布に行ったのですが、布多天神へ行く途中の商店街が、ゲゲゲの鬼太郎ロードになっていました。そのとき、ふと(あれ、水木しげるさんって、亡くなったんだっけ? どうだっけ)と思いました。もしまだご存命だとしたら、とんでもない失礼なわけだけれど、調べたら2015年に亡くなっている。
これも作品の力。すごいことですね。
小さいモニュメントですが、鬼太郎に登場するいろいろなキャラがいます。布多天神には、鬼太郎おみくじもあり。あなたの心の中に住む妖怪は、「猫むすめ」と出ました。猫むすめが好きなので、嬉しい。
また先日、突然
舅が生前作った芽キャベツの味を思い出しました。雪の下になっているのを、掘ってきて、スープなどに入れて食べたっけ。おいしかったあ!! ホントにおいしかった。亡くなった後、私も畑で作ってみましたが、とても及びませんでした。ホウレンソウもおいしかった。本当の野菜の味を教えてくれた舅には感謝でいっぱいです。スーパーで芽キャベツなんて、買う気がしません。
というように、その人が精一杯作ったものは、人の心に残るのですね。
私の作品は、どうでしょうか。