fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

人の心に残るもの

2018年02月21日 | 日記
 俳人の金子兜太さんが、亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
 どこかに、生きているだけで力をもらえる方と書いてありましたが、亡くなられたとしても、その力は存続し続けると思います。
 金子兜太さんは、人となりそのものが、作品そのもののような方でしたから。(私は全く接点はありませんでしたが)

 芭蕉なんて江戸時代の方ですからね。

 先日調布に行ったのですが、布多天神へ行く途中の商店街が、ゲゲゲの鬼太郎ロードになっていました。そのとき、ふと(あれ、水木しげるさんって、亡くなったんだっけ? どうだっけ)と思いました。もしまだご存命だとしたら、とんでもない失礼なわけだけれど、調べたら2015年に亡くなっている。

 これも作品の力。すごいことですね。

  小さいモニュメントですが、鬼太郎に登場するいろいろなキャラがいます。布多天神には、鬼太郎おみくじもあり。あなたの心の中に住む妖怪は、「猫むすめ」と出ました。猫むすめが好きなので、嬉しい。

 また先日、突然舅が生前作った芽キャベツの味を思い出しました。雪の下になっているのを、掘ってきて、スープなどに入れて食べたっけ。おいしかったあ!! ホントにおいしかった。亡くなった後、私も畑で作ってみましたが、とても及びませんでした。ホウレンソウもおいしかった。本当の野菜の味を教えてくれた舅には感謝でいっぱいです。スーパーで芽キャベツなんて、買う気がしません。
 
 というように、その人が精一杯作ったものは、人の心に残るのですね。
 私の作品は、どうでしょうか。