銀の鈴社から、毎年出ているアンソロジー。今年のテーマは「カレンダー」。
友人のふくだのりこさんの作品が今年も掲載されています。タイトルは、「おばあちゃんのちりめん袋」です。
美智子は、祖父に一緒に草刈りにと誘われますが、お腹が痛くて断ります。でもその日、祖父は雷に打たれ、帰らぬ人となってしまいました。
そのときから、祖母の様子がおかしくなります。
昼夜となく、勝手に外に出るようになり、「さいふがない」と、だれかれとなくにらみます。
そんな祖母は、いつもちりめん袋を持っていて、かたときも離さないのです。何が入っているのかわかりません。
変わってしまった祖母が大事にしているちりめん袋に入っていたものが、何なのかを知るときがきます。
ふくださんは、今年、北海道の草原賞で佳作もご受賞されました。頑張ってらっしゃいます!
とにかく優しい物語です。
ずっしり重い一冊には、17編もの短編が収録されています。読み聞かせにもいいと思います。
改めて、ご出版とご受賞おめでとうございます! 授賞式でお疲れだったでしょうに、合評会もあったのですね。勢いづいている! これからが、楽しみです。お互いがんばりましょう!
「おばあちゃんのちりめん袋」をご紹介下さり、そのうえに「草原賞」のことまでありがとうございます。
とても嬉しく思います。
たった今、オンラインでの合評会が終わり少しボォーとしています。
児童文学、深いです。
ちかさんのように頑張らなきゃです(*^-^*)