句集『七十二句』城野三四郎 2021年01月16日 | 本の紹介 高浜虚子の句集名は、「五百句」とか「六百句」とシンプルです。それを思い出させてくれる、この句集。「童子」同人の三四郎さんは、72歳という年齢にちなんで、72句を選んだとのこと。長年の句歴から72句の厳選は大変だったのではないでしょうか。 三月のうなづくだけの別れかな ふがひなきはるのうれひやたかが恋 逝く人の手に力あり藤の花 遅き日やたかが俳句に明け暮れて 三伏のきはだの粉の薬かな 三四郎 ご友人のイラストも入っていて、句集を編む楽しさ、自由さを感じることのできる句集でした。 « 『ジャンプして、雪をつかめ... | トップ | 『うーん うん うんちちゃ... »
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