fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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Information

『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

句集『だだすこ』について

2021年11月15日 | 日記
 私は、句集は1冊だけ出しています。2013年に、童子吟社から「童子叢書」として、出しました。一般に流通はしていないので、もし、読んでみたいと思われるかたは、「童子」HPからご購入ができます。
 入会案内のページにメールアドレス、電話番号、FAX番号がありますので、そこにご連絡ください。ア○ゾンのように翌日とはいきませんが、振り込み用紙同封で送ってもらえます。
 定価が1000円なので、+送料になります。



 表紙のイラストは、彫刻家峯田敏郎先生が、若いときの私を描いてくださったものです。
 第二句集も出したいなあと思うことがあるのですが、出すならタイプの違う句を集めたいという思いもあり、それはまだまだ集まっていません。
 

アミーニ句会 感想を受けて

2021年11月14日 | 俳句
 リモートによるアミーニ句会が終わりました。
 アミーニさんは、大阪にあって、絵本などの講座を行っているところです。
 今回リモートだったので、東京の私や神奈川の方、あとは関西の方達で句会ができました。
 2回目という方がひとりの他は全員、初めての句会。
 アミーニさんに、受けつけ、会費の徴収、事前投句の受けつけまでやっていただき、当日はあらかじめ選んでいただいた句をそれぞれ披講、選評という流れ。

 楽しかった! って、私が楽しんでどうする。でも楽しんでいただけたと思います。
 児童文学作家で、今回の句会をアミーニさんに持ちかけてくださった楠章子さんが、句会のあと「心が豊かになる」とおっしゃったのが、印象的。そうなのよ! そこよ! 児童文学や絵本を書くにあたって役に立つ・・ところもあるかもしれません。でも、句会の中では言葉を浴びて、言葉を通して自然や人生を感じることができるんじゃないの! と改めて思ったことでした。そして、この再確認をさせていただき、ありがたかったです。

  かりん落つ

 リモート句会のよさを味わった句会でしたが、リアルで清記用紙をまわしてやる句会も、やりたいです。「童子」で私が幹事をしている多摩センター句会は、ようやく12月から会場で行います。もし、おいでいただける方がいらっしゃいましたら、1回は無料体験ができますので、お気軽にご連絡ください。左上のメッセージからどうぞ。

家守神①妖しいやつらがひそむ家 レビューをいただいています。

2021年11月13日 | 自作紹介
 新刊『家守神①妖しいやつらがひそむ家』にレビューをいただいています。
 
 森川成美の創作日記

 赤羽じゅんこの 三日坊主日記

 井嶋敦子さんの 川天使空間

 赤文字をクリックしてください。 
 ありがとうございます!! 
 

 きょうは、リモートでの俳句講座。っていうか、句会です。講師をやらせていただきます。
 

古いもの~つくも神~『家守神』

2021年11月12日 | 自作紹介
         

 『家守神①妖しいやつらがひそむ家』が出たばかりですが、2巻の初稿ゲラチェック中です。
 1巻を読んでいただいた方は、もうおわかりですが(読んでらっしゃらなくても、きっと想像してくださってるかな?)、この物語には、つくも神が出てきます。付喪神です。
 百年くらい経った物には、魂がやどり、つくも神という妖怪になる。古い書物にも、その絵が出てきています。
 壊れたものでも、修理をし、大事に使われたものは、その家にとってよきつくも神になるのではないでしょうか。
 写真のカップは、陶芸家の友人が作ったものですが、持ち手がとれてしまいました。でも友人は、金継ぎの勉強もしているので、お願いしたところ、「黒漆」で継いだら? と直してくれました。全然わからないでしょう?
 2巻には、金継ぎのことがちょっと出てきます。
 漆というと、こわいのはかぶれ。乾燥をしっかりしないとダメなのだそうです。でも物語ではあまり時間が経つと間延びするので、最速でどのくらいでできる? なんて尋ねました。
 
 右側のケーキは、パウンドケーキの素に、いちじくのコンポートを刻んで入れて焼いてみました。おいしいです。ブランデーとクリームチーズも。そりゃ、おいしいよね。よくある厚手のケーキの型だと焼くのに時間がかかるので、私はこんなふうに平べったく流して、焼いちゃいます。15分でできちゃう。

晩秋の百日紅(サルスベリ)

2021年11月11日 | 自然観察
       

 細かな葉が赤く色づいています。

  上が桜、下の小さいのが百日紅です。

  幹がつるつる

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』をお読みいただいた方もいらっしゃるでしょうか、作中にサルスベリの木が出てきます。主人公が住むことになった佐伯家の庭。商店街に近い公園にもあります。



 作品は、夏の時期のものなので、ピンクの花なのですが、
(これは、9月のサルスベリ。7~9月の間100日も咲き続けるので、百日紅)

晩秋はそうかあ、こんなふうに色づいていたんだなと改めて見ています。桜のように葉が大きくないので、目立たないんですよね。
 これから、落葉していくのでしょう。

ブックサンタ2021

2021年11月10日 | 日記
 ツイッターからの情報でブックサンタという取り組みを知りました。→こちら

 困難な状況にある子ども達に、本をプレゼント。書店に行き、本(絵本でも物語でも、大人の小説でも)を選んでレジで購入のときに、「ブックサンタで」といい、支払い、本は書店からNPOにまわしていただけます。HPに提携している書店を確認できます。未来屋書店さんが、多いようです。

 実を言うと、私、『家守神①妖しいやつらがひそむ家』が発売になったばかりなので、あったら、それをと思っていたのです。・・でも、なかったので、せめて知り合いの作家さんの本をと考えて、堀米薫さんの『青空モーオー!』と山本悦子さんの『先生、しゅくだいわすれました』を購入しておいてきました。『家守神』売れたってこともあるか、だといいな。
 どういう子のところにいくかわからないので、深刻な内容ではないほうがいいなあとか、シリーズの途中のものじゃないほうがいいなとか、いろいろ考えました。
 ブックサンタの取り組みは、1冊からでも大丈夫。お近くの書店さんが提携しているか、探してみてください。
*シリーズものは、続きが読みたいと思っても、そのお子さんのお宅で購入できない場合があるので、よくないようです。『家守神』は断念し、他の本にしてよかったです。こんど提携の書店さんに『俳句ステップ!』や『ぼくらは森で生まれかわった』などを見つけたら、それをお送りしよう。

    
 少しずつ感想が届いています。おもしろい、楽しかったという言葉が嬉しい。引き続きよろしくお願いいたします。

      

破蓮(やれはす・やれはちす)~枯蓮

2021年11月09日 | 自然観察


 立冬もすぎ、冬になりました。
 破蓮は、秋の季語で、冬は、枯蓮になります。

 そして、蓮根掘る時期になるわけですね。
 あのおいしいレンコン、作っている方のご苦労は大変なのだろうと思います。

 きょうの雨で、一気に葉も落ち、冬になりそう。
 いろいろ、予定が入ってきましたよ。

 『家守神』2巻の初稿ゲラが届きました。がんばります。
 1巻『妖しいやつらがひそむ家』、よろしくお願いいたします。


 

多摩動物公園

2021年11月08日 | 日記
       

 一日4000人から8000人の予約限定に変更になった初日だったようで、開園直後に行ったら(時間も予約)長蛇の列。平日はがらがらなのに。
 でも、中は広いので、ゆったりして密ではありません。しかも私たちは、人気のアフリカゾーンではなく、猛禽類やバクがいる方面に行ったので。
       
 鶴は、『家守神』にも出てくるので、がっちり見ました。作品のほうは丹頂鶴のイメージなので、鶴吉さんは髪の毛の一部が赤くメッシュになっています。この鶴は、「ソデグロヅル」。目が鋭いです。
 
  ムフロンが近寄ってきました。見てると、中にいるものたち、みんなドングリを食べてます。なので、道に落ちているドングリを檻の中に入れている私です。食べてました。

  
 カンガルーは、いつもこんな感じ。ここが居心地いいのでしょうかね。

 戸森しるこさんの新刊『ジャノメ』を思い出しながら、歩いていました。ジャノメは、クジャクが主人公。そういえば、多摩動物園、ずっと以前はクジャクが園内を歩いていたのに、今はいません。この作品、とても好きでした。私も動物物語、書きたい。
 多摩動物園で好きで、必ず行くのがワライカワセミ。でも、一番山の上なんです。で、きのうはパスしました。一緒に行っていた小学生が「行きたい」コースを尊重。実は、こういう物語を今模索中なのです。こういうというのは、親が行きたいところと、子どもの気持ちは一致しないというか・・(私は祖母ですが)、いろいろです。むにゃむにゃ。いつか日の目を見られるよう、がんばります。

岩手の実り~柿・いちじく

2021年11月07日 | 日記
          

 この前岩手からもいできた青いちじく、すぐに煮ました。
 私のざっくりレシピ。
 
 沸騰した鍋で、3分茹でて、あくを抜く。
 湯をこぼし、ふたたびひたひたの水を入れ、砂糖を加えて30分くらい? 煮る。砂糖の量は適当。ざばーっていう感じ。
 一度火を止めて、赤ワインとはちみつを投入し、再び煮る。

 ここで、なぜ一度火を止めたかというと、ワインとはちみつがなかったので、買ってきたからです。
 

 おいしいです。日持ちもするので、毎日ひとつずつ食べています。少し冷凍。甘露煮とコンポートの中間的。
     

 柿は、岩手で、焼酎につけてジプロックに入れたのを、運んできていました。これが、ちょうど10日目だったので、きのう食べてみたら、OK!! 渋が抜けていい感じ。
 柿といちじくは、買うのではなく、こうして家にあるのを食べられるのが、嬉しい。
 

「家守神」シリーズ第1巻『妖しいやつらがひそむ家』プロモーションビデオです!

2021年11月06日 | 自作紹介
「家守神」シリーズ第1巻『妖しいやつらがひそむ家』


 フレーベル館さんが、PVを作ってくださいました!!

 これまで、他作品で私が試行錯誤して、2編PVを作ってツイッターにあげたりしたけど、スキルが全然違います。
 きのうから何度も見て、ニマニマ。私は書いた人間なので、内容を全てわかっているのに、わくわくします。トミイマサコさんの絵がいい。
 私はこの作品を書くために、自分のノートにへたな絵も描いてはいたんです。それは全くお見せしてないんですが、作品を読んで描いてくださったこのキャラクターの絵。私が描いたものを10倍くらい上手にした、つまり元のイメージはそのまんまなんです。最初に見たとき、嬉しかったなあ。

 PV、ぜひご覧ください。

 

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』発売です!

2021年11月05日 | 自作紹介
      

 いよいよ、本日発売です。来週明けという書店さんもあるかもしれませんね。

 今回は、kindle版も、同時発売です。よろしくお願いいたします。
 少しずつ、内容やまつわることも書いていきます。

  
 エンタメシリーズということで、読者が楽しめるようなページを工夫していただいています。
 この登場人物紹介も、楽しいです。

 トミイさんが、四コマ漫画も描いてくださっています。
 ぜひ、ご覧ください。
 

菊日和~菊人形

2021年11月04日 | 日記
 日本人にとって、菊の花は、特別なのでしょうね。
 今の時期、あちこちで菊花展が見られます。ただ、残念なことに、菊人形は数が減ってきています。

  

 これは、高幡不動にあった菊人形ならぬ、菊の五重塔。
 
  

 夕方になると神々しく光ります。

 それにしても、
 

 この菊人形は・・。中に入って髪の乱れを直して差し上げたかったです。

 9月9日は重陽の節句で、菊の日。その日を過ぎると、十日の菊(時期が遅れて役に立たないものをこのように例える。六日の菖蒲)、そして残菊となります。というのが、本来ですが、今では、残菊は、盛りをすぎた今くらい(晩秋)の菊という意味で使われていますね。
 

『「頭がよくなる10の力」を伸ばすお話』13刷です。

2021年11月03日 | 自作紹介
 初版は、2013年なので、8年前。毎年のように重版になり、なんと13刷りとのことです。



          
 これが出たとき、私はまだ単行本デビューはしていませんでした。でも、お声をかけていただき、参加。中に短いお話を5編書かせていただいています。「俳句を読もう」なんていうページも。当時もありがたいと思っていましたが、今思うとなおさらです。
 励みになりました。
 今、あまりこのようにアンソロジーで、デビュー前の作家さんを採用する例がないように思います。私はこのほかにも、数冊アンソロジーを出しています。アンソロジーって、読みやすいし、手に取りやすいので、重版になるんですよね。その都度、おこずかいのように印税をいただける。これは嬉しいことなんです。
 この『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』、地道にPHP研究所さんが売ってくださっているのだと思います。ありがとうございます。
 そして、改めて、この本の企画を出版社さんとやりとりをしてくださった、加藤純子さんのお力を感じています。現在日本児童文学者協会副理事長として、ご活躍。「20階の窓辺から」というブログでも、作家を目指す方の応援のことを書いてらっしゃいます。何十年も第一線でご活躍、すばらしいです。ということを、しみじみ考える昨今です。
 このアンソロジーのときも、まだデビューできていな私の作品に、いろいろご指摘いただいたのでした。そのとき、わー、、加藤さんに添削指導していただいている! と思ったものです。添削指導料をお支払いせず、逆にPHPさんから印税をいただいているのですから、なんてありがたい。

 PHP研究所さんのHPで、どんな本か、説明があり、またこちらからご購入ができます。(赤いところをクリックすると飛びます)

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』(フレーベル館)今週発売です。

2021年11月01日 | 自作紹介
        

 表紙カバーの絵は、広げると一枚になっています。
 表表紙に出ているのが、主人公拓と鶴吉さん。
 そして、裏表紙にいるのが、お藤さん、金魚ちゃん、亀吉さんです。この妖しい人たちのキャラ、楽しんでいただけると思います。

 トミイマサコさんがご自身のツイッターで、この原画をアップしてくださっています。若い方に人気の漫画家さんで、とても仕事が早くて、もう2巻の表紙のラフや新キャラのラフも届いています。これがまたすてきなんです。

 ネットギャラリー での先読みも、まだまだできますので、ぜひ登録して(無料)読んでみてください。レビューを書いていただけると、嬉しいです。
今あがっているレビュー、大変嬉しく拝読しています。みなさん、続きが楽しみと書いていただいて、ありがとうございます。