fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

オンライン授業やオンライントークイベント、オンライン合評会

2022年02月13日 | 日記
 小一の孫が熱を出し、わわ、まさか感染? となりました。でも検査の結果は陰性。それでも数日熱は下がらず、一週間くらいは学校を休んだようです(同居ではありません)。
 でもその間、オンラインで教室の他の児童といっしょに授業を受けていたとのこと。他にも風邪っぽい子は無理せず家にいて、オンラインで参加。4,5人がそういう形で受けていたとのこと。手を挙げるとか、クリックするところがあるようです(学校から配布されたタブレット)。
 グループで考えたり相談するときは、休んでいる子達が1グループになって、それをする。
 先生がこのようなシステムに強いというのもあるのでしょうが、無理せず登校しないで、でも参加できるって、いいなと思います。ずっとだと弊害もあるでしょうが。

 しかも、それと平行して、幼稚園の妹も、こちらはコロナ対策で幼稚園がお休み。長い時間ではないけれどオンラインで先生とやりとりをし、歌ったりしたとか。様子を見てみたかったです。楽しんでやっていたとのこと。

6歳児工作

 私もきょうは、ZOOMで合評会があります。
 このまえ、オンラインで富安陽子さんのトークイベントも視聴しましたが、あれもよかったです。児童文学作家として第一線にずーっといらっしゃる富安さん、とにかく書くことが好きで、書かない日はないとのこと。イベントの当日も来る前まで書いてましたとおっしゃってました。私も合評会は午後なので、午前中はできるだけ書こう。(今やっているのは、ひたすら推敲です)

アメリカ発!2月のオススメ児童書のYoutube 

2022年02月12日 | 自作紹介
アメリカ発!2月のオススメ児童書


 先日、アメリカのさくらラジオで、拙著『ジャンプして、雪をつかめ!』をご紹介いただいたことを書きましたが、そのパーソナリティ藤木優子さんが、Youtubeを始められ、そこでも『ジャンプして~』ご紹介くださっています。
 藤木さん、すてきです。
 東京の雪は、たいしたことなく終わりましたが、また来週には雪模様になりそうです。
 北国では、まだまだまだまだ。
 ぜひ、お読みください! 

羽生選手とネイサン・チェン選手

2022年02月11日 | 日記
 どちらの選手にも、胸熱でした。
 ネイサン・チェン選手は、4年前、悔しい思いをし、その上でこの4年間頑張ってこられた。羽生選手は3連覇ができれば、それはもう素晴らしかったでしょうが、2連覇を成し遂げてらして、さらに今回の挑戦だったのですから。ネイサン・チェン選手、イエール大学? 医学部? 彼に苦手なことなどあるのでしょうか? いつかピアノを弾いている映像を見たこともあるし・・。
 二人とも、遙かな高みにいることに違いはありません。
 
 これからも、若い選手がどんどん出てくるでしょう。技術はもっと磨かれ、ネイサン・チェン選手を上回る選手が現れることもあるでしょう。

蛍石 600円の値札つき

 私ももう少しなんていわず、精一杯頑張ろうと思いました。

 
 

『ジャンプして雪をつかめ!』が、アメリカのラジオ放送でご紹介いただいています。

2022年02月10日 | 日記
 さくらラジオ という全米の日本人向けの放送「さくらラジオ」の今月のオススメ児童書でご紹介いただいております。聞き逃し配信がインターネットで聞くことができますので、ぜひお聴きください。赤をクリックすると、サイトに飛びます。
 パーソナリティ藤木優子さんのすてきな声でのご紹介、内容もしっかり伝えてくださって嬉しいです。
      

 ご紹介の声を聞いていると、おお、名作! と思います笑。いえ、そうなんです。ぜひ、もっとたくさんの方に読んでいただきたいなあ。
 私もお手紙を書かせていただきました。この手紙も、澄んだお声で読んでいただき、感激でした。

 立春が過ぎましたが、まだまだ雪国では雪は大変です。
 さくらラジオの藤木優子さんとは、ツイッターで交流をさせていただいております。藤木さん、ありがとうございました! 

 さて東京は、雪が降り始めています。雪かきしないとだめなくらいになりそうです。
 

薗部庚申さんのこと

2022年02月09日 | 日記
 昨年、「童子」の大先輩薗部庚申さんがお亡くなりになりました。
 先日、机周りを整理していたら、出てきたのがこれ。

 

 手作りのブローチです。庚申さんからいただいたものでした。
 これは庚申さんの手作り。庚申さんは、折り紙作家でらしたのです。
 

 

 この折り紙を考案したのが、薗部光伸さん。庚申さんです。*緑色をクリックでウイキに飛びます。
 上のブローチも、紙ではなく特殊な素材で折られたものです。繊細です。句会が終わったあとに、それを持ってらしたので、「いいですね、それ」とべた褒めしたら、いただいてしまったのでした。同じ折り方の和紙でできたのもあったのですが、それは使っているうちに擦れてしまいました。
 庚申さん、晩年は施設に入居されていましたが、まわりのおばあちゃん達に、折り紙を教えて、もてもてだったとか。

 生粋の江戸っ子で、神田祭の御神輿をかついだり、歌舞伎役者板東三五郎さんのマネージャーだったとか、日本舞踊の女形だったとか、いろんな顔をお持ちの方でした。
 東京を歩く会のようなこともしてくださって、浅草のほおづき市、植木市、上野の七福神詣、そうそう、この前もここに書いた吉原を通り抜ける案内をしていただいたこともあります。
 俳句をやったおかげで、このような方を知ることができました。庚申さん、ありがとうございました!
 庚申さんの句集    
 (写真は、若き日の庚申さん)

 江戸の大工(でえく)が参り(めえり)やしたぜ初不動  庚申

 生業は何と尋ねて初不動   あぶみ

「庚申さんって、生業はなんなんですか?」と尋ねたことがありました。そのお返事がなんだったか、すみません、覚えてない。正体不明。

夕日っぽいけど、朝日です。

2022年02月08日 | 自然観察
     

 うちの東側が、空き地なので、このような朝日が拝めます。
 ところが、これからそこに家が建ちます。昨年12月くらいから工事が始まるかなと思っていたら、今のところは木が伐採された状態で止まっています。あー、このままでいてほしい。

 二ヶ月に一度、tbc東北ラジオ放送の「gogoはみみこい ラジオな時間」みちのく児童文学リレー」の担当が回ってきます。
 本日13:45ころから、『オンチの葉っぱ ラララララ♪』と、仙台在住作家、もえぎ桃さんの『ふたごに溺愛されてます!』をご紹介します。
 この放送、宮城在住児童文学作家佐々木ひとみ、野泉マヤ、堀米薫(敬称略)に私を加えていただいて、2年くらい続いています。
 何回回ってきたかなあ。喋りは相変わらず苦手ですが、一番最初の頃から比べたら緊張しなくなってきたかも。何事も経験ですね。
 ラジコでも聴くことができます(東北以外は、会員登録必要)。
 
 あ、その前に9時過ぎからは、みちのく童話賞優秀賞作品「赤い玉青い玉」の朗読が、ABS秋田放送ラジオ「あさ採りワイド秋田便 MAYAの子育てランド」コーナーで。
 そして、夜は童話賞スタッフミーティング。です。
 

「家守神」シリーズ第2巻『呪いの蝶がねむる蔵』見本を送っていただきました。

2022年02月07日 | あいさつ
   

 発売は12日になります。

 イラストはもちろん、1巻と同じ、トミイマサコさんです。

 

 1巻と並べると、豪華絢爛です。

 2巻では、新たなキャラが登場。このキャラは、中のイラストで会うことができます。
 佐伯家の庭にある古い蔵。拓はずっと気になっていました。そして、その日、開いていた扉から中に入り・・・。
 私の作品としては、かなりドラマチックな展開になっております! ドキドキハラハラ。どうぞお楽しみください。



「家守神」シリーズ第1巻『妖しいやつらがひそむ家』 動画ももう一度どうぞ! 2巻の動画も近々あります! 

『わたしらしくCジャンプ!』赤羽じゅんこ作・サトウユカ絵(講談社)

2022年02月06日 | 本の紹介
 先日も、森埜こみちさんの本をご紹介しましたが、こちらも、同じ「おはなしSDGsシリーズ」の一冊です。赤羽さんが書かれたのは、8番目の「働きがいも 経済成長も」。

       

 このシリーズは、そのテーマごとに、主人公を設定し、お話として、SDGsを伝えています。
 主人公の奏(かなで)は、チアダンスをしています。仲良し3人組はチームを作って、公民館の新緑祭りに出ようと張り切っているのですが、奏は、他の二人とちがって目立つことは得意ではありません。ダンスは好きで、きらきら楽しそうな描写が続きますが、ふっと奏の不安が顔をのぞかせるのです。こういう展開、とてもいいなと思いました。きらきらしているダンスには、やっぱり心ひかれます。でも、うまくできない場合を考えたときの不安って、きっとだれにでもありますよね。
 Cジャンプというのは、足を後ろに折り曲げるようにして、Cの形になるジャンプなんですね(カバーの絵の二人がやっているのがそれ)。

 さて、このチアダンス、Cジャンプから、どう働きがいも経済成長も! につなげていくのか。うまいなあと思いました。
 でも安心して見て楽しめるダンスの裏には、、いろんな努力があるように、すらすら滞りなく読めて理解できるお話の裏には、作者が調べて、それを咀嚼して物語にする努力があるのだと思います。
 働きすぎて、倒れてしまった友人のお父さん。ダンスの動画をSNSにアップしてと言われ、つい引き受けてしまう奏。車いすのダンスチームといっしょに踊ることになる展開。いろんな要素がしっかりと絡み合っています。

 このシリーズ、大成功ですね。
 きっとたくさんの小学生に読まれると思います。

梅ほころぶ

2022年02月05日 | 自然観察


先日、3日に谷保天満宮に行ってきました。
梅はまだまだですが、わずかにほころんでいるものをパチリ。
豆まきも中止になっていて、境内には人がちらほら。でも、絵馬はさすがにたくさんありました。

   

 東風吹かば匂ひおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ   菅原道真

 太宰府天満宮にも行ってみたいなあ。っていうか、九州に。

 

 

立春

2022年02月04日 | 日記
         

 立春を、俳句の季語で、「春立つ」とも言います。この言い方、好き。
 立春や というと少し硬い感じ。
 春立つや  というと柔らかい感じ。そのあとに続く内容で使い分けます。

 春立つや書いてはもどる物語  あぶみ

 これは、今作りました。俳句では即吟といって、あれこれ考えすぎずに、ぱっと作ることで瞬発力を鍛えるやり方があります。句会場で、題を出したりして。これ、思ってもみない句ができたりして、楽しいんです。火事場の馬鹿力みたいなのが出たりして笑。

 写真は、3歳児がぬいぐるみを干したところ。青いのは、「ほげちゃん」です。やぎたみこさんの絵本、私が大好きで、絵本もぬいぐるみも送っていました。

『走れトラック、ねがいをのせて』森埜こみち作・小松良佳絵(講談社)

2022年02月03日 | 本の紹介
 おはなしSDGsシリーズの一冊。
 テーマは、「飢餓をゼロに」です。

         

 このシリーズは、現代の第一線で活躍している児童文学作家さんがずらり書かれてらっしゃいます。あの方も、この方も!
 その一冊。これまでも何冊か読ませていただいていますが、感心するのは、よくテーマを調べて、それを物語の中に取り入れていることです。

 この作品では、小学生男子一家の食卓シーンから、始まります。
 すき焼きの肉をたらふく食べたあと、大学生の姉が「今度からすき焼きの肉はこの半分以下にしよう」と提案します。そして「2050年には地球の人口が約百億人になるといわれている食べ物が足りなくなる。もっと農地を広げて作物を作らなくてはならなくなる。森林を伐採して農地は作れない・・」と力説。樹(たつき)の一家はこうして、食について考えながら、実践をはじめる。
 そこに青森のおじいちゃんから、大根がどどーんと送られてくる。なんと、大根が採れすぎて、値がつかず廃棄処分にしなくてはならないというのだった。
 樹は、姉や近所の方、そして、その関連で大根を届けた子ども食堂で知り合った女の子、未希とつながってゆく。

 このシリーズ、とにかくテーマありきで、現在の社会の状況を提示し、これからを考えていく。それを物語の中に組み込むのですから、作者は大変です。まずは調べることからでしょう。資料を読み、物語をどう設定するか・・。うーんすごいです。
 樹のキャラが、しっかり現代っこなところ、とても好感が持てました。肉、いっぱい食べたいよねえ笑。
 学校図書館必須の一冊です! 

 

『オンチの葉っぱ ららららら♪』が発売になりました。

2022年02月02日 | 自作紹介


 2月2日、本日発売日です。
 でも昨日ツイッターで、秋田市の加賀谷書店様が、入荷していますというツイートをしてくださっていました。書店に、並んでいるようです!
 どうぞよろしくお願いいたします。

 先日私はオンチですとここに書きましたが、合唱は大好きですし、上手な方の歌を聴くのも、大好きです。
 今子ども達は、コロナで思いっきり合唱ができずにいるのではないでしょうか。少しくらい調子がはずれても、大きな声で思いっきり歌える日が、早くきますように。。

 また、文研出版さんから早めに見本をいただいていたので、知り合いの作家さんにお送りさせていただいていたところ、早々に皆様から「おもしろかった!」というお便りもいただいております。ブログに書いてくださっている方も! ありがとうございます。
 少しずつご紹介させていただきますね。

鯛の荒汁

2022年02月01日 | 日記
         

 最近うちで頻繁に出るメニューです。
 
 この鯛のアラ。
  このお値段です。

 買っていく方がいないのかな。値引きされて、ほぼ150円ですよ。中骨のところなどもあるので、結構身はついてるんです。

 難点は鱗を取る手間がいること。うちは夫の役目です。
 
 

 この前まで数回は外でやってましたが、先日は寒かったので、キッチンに新聞紙を敷いて。鱗が飛ぶことがあるのでね。

 二人で二日食べられます。温まります。おいしいです。