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fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

Bluesky(ブルースカイ)

2024年11月15日 | 日記

X(旧ツイッター)が、ここにきて、情報をAIの学習に利用できるようになるとか、いろんな情報が流れています。画像が一番怖いみたい。つまりイラストレーターさんにとっては、恐怖です。

イラストレーターさん、これまでポストしていた画像を削除したり、他のSNSに移ったりしています。私も、ブルースカイのアカウントを作りました。でも慣れないし、なかなか知ってる人も見つからないし(やっと30人くらいフォローしました)、ぽつんと広い海に行ったみたいな感覚。広くないかもしれないけど、その大きさも見えません。

なにより、Xではフォロワーが2000人を超えていたのに、1から始めなくてはならず、心許ないです。

とりあえず、両方でポチポチやってみます。

Xのほう、このブログをシェアしたりもしてたけど、このブログに出した画像も、そのまま使われる場合があるということなのでしょうか? シェアはしないで、やってったほうがいいのかな。

というか、このブログだけにするというのも考え中。

     

 先日編集者さんとご一緒したランチのデザート。秋色だ。手前はカボチャプリンでした。


『ゴール! おねしょにアシスト』井嶋敦子作・こばやしまちこ絵(国土社)

2024年11月13日 | 本の紹介

      

 井嶋敦子さんの新刊です。

 おねしょで悩んでいる小学生の子の物語。たぶん、他にはないのではないでしょうか。

 読んで、驚きました。10歳くらいでもおねしょで悩んでいる子、いるんです。でもあまり聞かないのは、本人や家族が言わないから。井嶋さんは小児科医として、そんなお子さんをたくさんご存じなのでしょう。とてもリアルです。

 サッカー少年でもある海斗、転校してきた礼流、そして元気な女の子まほ、実は3人ともおねしょで悩んでいたとは! 3人は力を合わせて、おねしょを克服。サッカーでも力を合わせます。

 おねしょには、薬もある。おねしょをしちゃうのは、膀胱が小さいから。膀胱にどのくらいおしっこを貯められるかはかるなんてシーンもあります。よく精神的なものと片づける傾向がありましたが、そうじゃないんですね。

 おねしょに限らず、悩みは一人で抱えないほうがいいですね。

 ちゃんと解決の糸口がある。

 物語として楽しいので、たくさんの子に読んでもらいたいです。その中におねしょで悩んでいる子がいたら、え! 薬があるんだ! となるかもしれません。井嶋さんじゃなければ書けない物語でした。そう。作家一人一人に、その人じゃなければ書けない物語があるはず。

 わたしにも。そう信じて書いていきましょう。


こことここ

2024年11月12日 | 日記

 ここと、      

 

ここに、行ってきました。フレーベル館と、福音館書店です。徒歩10分のところにあるのです。12月発売の『家守神⑤忍びの里の青い影』最終チェックと、来年2月に出る「こどものとも」3月号の初校チェック。こちらは、けっこうテキストの手直しをご相談させていただきました。説明的な文、絵で表現できている文はカット。絵本、奥が深いです。

  フレーベル館は、入ってすぐのお店が、子ども達のプレイスペースに変身してました。

  

  

 お向かいは六義園正門。ここで遊べる子ども達、いいなあ。

 メールでほとんど済むけれど、やはり対面のお打ち合わせは、ちょっとした雑談も入れられるので、いい感じです。

 校了まで気をひきしめなくては。

   


予約中の新刊2冊

2024年11月11日 | 自作紹介

       

『家守神⑤忍びの里の青い影』は、書影が出てますし、先日書いたようにネットギャリーで先読みもできます。

 もう一冊は、まだ書影は出てませんが、新日本出版社さんから、こんな部活ありますシリーズ文芸部『そこに言葉も浮かんでいた』です。こちらも、私のチェックは終わりました。小学高学年から中学生向けです。文芸部なので、俳句、詩、短歌、小説、それにビブリオバトルといろいろです。

 ほんとに本を出すには、いろいろな方のお力をいただいています。ありがとうございます。


追悼・楳図かずおさん

2024年11月10日 | 日記

 もしかしたら、もっとも最初の漫画の記憶が、楳図かずおさんかもしれません。

 少女漫画の怖いやつ。ヘビ女とか、母と娘の怖い話。読んでました。小学校低学年くらい? 近所の上級生に貸してもらったんだったかな。その後兄が買ってくる少年漫画になってったけど、漂流教室は、暗くて挫折しました。でも、今読んでみたい。

 低学年向け童話書いてますが、そのことを考えると、もっと過激なものも、子どもは受け止めることができる? ちゃんと現実とは違うと認識できますね。もっとも、私がそういうのを書いても、出版社は出してはくれないでしょうが笑。

 児童文学の世界で、今私に求められている作風というのがあるように思う昨今です。その求められるものを書くのが、プロだろうなとも思っています。

 話はもどりますが、楳図かずおさんのような、見た目も全てが破天荒な芸術家、やっぱすごいですね。あの線描は、精神的に普通の人とは違う気がします。ありがとうございました。

 それにしても、最近、中川李枝子さん、せなけいこさんと訃報が続いたんですが、こちらのお二人は、私は子ども時代には出会ってないんです。でも楳図かずおは出会っている。それに気づいたとき、マンガすごいわと思いましたね。あ、そうだ、思い出した。「おろち」だ。キンドルで買って読もうかなあ。

               


喪中欠礼申し上げます。(追悼17句)

2024年11月09日 | 俳句

年賀状のやりとりをしていただいてる方にはそろそろ届くと思うのですが、喪中欠礼の葉書をお送りさせていただきました。

9月17日に母が亡くなりました。年頭のご挨拶は控えさせていただきます。

四十九日も明けました。99歳(仏事は数えで行うので100歳)で、静かに眠りながらの永眠で、私もその日の昼に会うことができました(意識はしっかりしていました)。よく頑張ったと思います。

追悼句を作りましたので、読んでいただけましたらありがたく存じます。所属してる結社の雑誌には5句までしか送れないので、こちらでまとめます。

母逝くや十七日の十五夜に
母逝きし無月の町や灯はまばら
十六夜や母の鋏に錆浮きて
てらてらの死装束や居待月
線香の煙の細き月夜かな
蓮の実の飛ぶ頃合ひとなりにけり
蓮の実を掌に乗すこの世かな
ぬばたまの蓮の実ぬばたまの堀へ
母の身の冷たく固し虫の夜
墓石の広告でんと刈田道
火葬場に葡萄の皮を残しけり
出棺火葬葬儀納骨寝待月
過去帳といふ過去捲る夜長かな
敗荷の沼に蠢くなにものか
長き夜の暦はずせば鋲の跡
抽斗を空つぽにして秋の風
とりどりの糸の絡まる十三夜

備考:2024年9月17日 十五夜 (満月・望の月・名月)
                  18日 十六夜 
                  19日 立待月
                  20日 居待月    
                  21日 寝待月   
                  22日 更待月 

    10月15日 十三夜(後の月)

  

 施設に入ってからも、パッチワークや手芸をしていました。作品の一部です。

 読んでくださって、ありがとうございました。


『家守神⑤忍びの里の青い影』ネットギャリーで先読みができます!

2024年11月08日 | 自作紹介

       

 発売前ですが、ネットギャリーというサイトでは、登録し、リクエストをするとゲラ読みができます。レビューを書いていただくことが条件。登録は無料なので、ぜひお願いいたします。赤をクリックすると、サイトに飛びます。

 レビューを書いてくださった方抽選でサイン入り本がもらえますよ。

 ここでは、他にもたくさんの新刊本を先読みできます。校了前のゲラなので、最後に修正され、発売になるのは、少し違っているものかもしれません。そこを見つけるのも楽しいかも。

 ぜひ、よろしくお願いいたします。

 

 


トランプ大統領・・

2024年11月07日 | 日記

 前回も対立候補は女性でした。

 なんだかんだいって、アメリカはまだ女性を大統領にしたくないのでは?

 前回も、まさか! と思ったけど、今回もでした。

 ウクライナへの支援を打ち切る? その結果がどうなるのか。

 イスラエルには支援する? その結果がどうなるのか。

 もちろん、他の政策もいろいろでしょうが、大国アメリカの世界への影響力は大きすぎます。

                

  書店でブックサンタしてきました。自著ばっかり。


『家守神⑤忍びの里の青い影』書影出ました!

2024年11月05日 | 自作紹介

      

12月13日発売。現在予約受付中です。

お蝶さん、いかしてます。拓もがんばります。

忍びの里とは、家守神を描いた絵師信山勘兵衛のふるさと。拓と友人、風花、新之助はいろいろあって、長野に行くことになりました。不思議な力を持つ新キャラの秘密は? 

 どんな最終巻になるのか。ぜひお楽しみください。

 めでたしめでたし? それは読み方次第。私は気にいっています。


パステルショートストーリーGray『いつも会う人』新井けいこ作・Lico絵(国土社)

2024年11月04日 | 本の紹介

       

パステルショートストーリーの新刊です。色はグレー。黒でも白でもない色。

なるほど。友達なのか? そうじゃないのか? 疑心暗鬼になる心。そこをうまく描いています。

私は特に「エレベーター」という作品が好きでした。

このシリーズは、ほんとにさくっと読めます。でもずしんと来るものがあり。シリーズ全体で、もっと盛り上がってほしい。というのも、私はイエローグリーンを書いているからです。『友だちの木』と木にまつわる短編集です。

    

 このあと、何冊も出ています。


『銀樹』森埜こみち作・日下明絵(アリス館)

2024年11月03日 | 本の紹介

       

 カバーイラストの真ん中にある銀樹。なんて、美しい。

 森埜こみちさん、渾身のファンタジーが発売になりました。

 シンという少年は、深い傷を負い、朽葉という里の者の薬師に助けられます。薬草を知り抜いた薬師の元で育ち、やがてシンも薬師になるのですが、朽葉には、銀樹という不思議な樹があり、実はかつてシンもその木から採れた薬で助かったことがわかります。その存在や場所は他の者には教えてはならない。しかし・・。

 人の欲が、銀樹を狙ってきます。

 深い森、薬草。大好きな世界でした。

 時代も国の名も書かれていません。ハイファンタジーといっていいのかどうか。しっかりと地に足のついた物語。私もこういうファンタジーが書きたいです。

 森埜こみちという作家の底力を感じる一冊、ぜひお読みください。

 


映画「侍タイムスリッパー」観てきました。

2024年11月02日 | 日記

       

 SNSでとても評判がよく、その評判のよさ加減が「カメラを止めるな」に似ていたので、観てきました。「カメラを止めるな」同様、少ない予算で作られて、有名な役者さんが出ていない映画が、口コミでどんどん広がっているものです。

 おもしろかったです。笑えるし、じんとくるし、殺陣のシーンは迫力があるし。

 タイムスリップもの大好きですし。

 ただ・・。私が書き手であるため、ちょっと邪念が入ってしまうんです。幕末からタイムスリップしてきた侍が、そのまま現代で生きていけるのか? 戸籍も住民票もないのに? 記憶喪失だとしても、警察にも届けない?  

 なんて。

 「カメラを止めるな」は、そういう気持ちが起きない映画だったので、あちらに軍配。でも、観にいってよかったです。それは、確か。


蓮の小さな葉っぱが・・

2024年11月01日 | 自然観察

      

 バケツに入れていた蓮の実から芽が伸び、小さな葉っぱがつきました。バケツ汚くてすみません。うまい具合の鉢があるので、いずれそっちに移そうと思っています。これからもっと出てくるのかな。出るといいな。