fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

『そこに言葉も浮かんでいた』見本をいただきました!

2024年12月16日 | 日記

     

「こんな部活あります」シリーズ、文芸部です。発売は22日。

 イラストは、彩田花道さん。中のモノクロの挿絵も素敵です。

 ひょんなことから文芸部に入った栞菜が部長、そして他の部員達、そして言葉と出会っていきます。以前アンソロジーで書いたビブリオバトル、長年学んできた俳句、もちろん児童文学を書いてきたことで学んだことを盛り込んでいます。

 家族、恋、友情、そして戦争。言葉はいろいろな感情を表現できます。そして他者に訴えることができます。その言葉の力を信じて、これからも書いていきたいと思います。

『こんな部活あります 文芸部 そこに言葉も浮かんでいた』、どうぞよろしくお願いいたします!! 

 


ご飯はおいしい。

2024年12月15日 | 日記

        

 うちは、自分ちの田んぼのもの。玄米で保存して、玄米を炊いて食べたり、ここで精米をしたり。

    

 先日は、柚子ご飯炊きました。姪に教えてもらったのですが、長谷川あかりさんというさっぱり料理家レシピです。さっぱりして、おいしかったです。


『家守神⑤忍びの里の青い影』発売になりました!

2024年12月15日 | 自作紹介

       

 書店にない場合は、お取り寄せできますので、店員さんにおっしゃってください。

 1~4巻未読な方もぜひ! 途中から読んでもわかるように書いています。でも1巻から一気読みも、お勧めです。年末年始のお供にぴったり! 

 忍びの里と聞いて思い浮かべるのは、どこでしょうか? はい、これまでこのシリーズは、東京下町の佐伯家と、拓が通う学校(3巻)、商店街のおもちゃ屋(4巻)と、近場だけのものでしたが、今回は新幹線に乗って出かけます。家守神達は? 全員は行けません。だって家を守らなきゃ。でも、佐伯家に残った家守神たちと、遠く離れたところに行った拓とお蝶さんが連絡を取り合う方法があるんです。それは・・。

 新キャラには特殊な能力もあります。この能力にまつわるエピソード、気に入ってます。

 ぜひ、お読みください。


『東北6つの物語』シリーズ、東北で展開していただいてます。

2024年12月14日 | 自作紹介

       

 東山堂イオンモール前潟盛岡店さんです。

 クリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

 やはり、書店にこうして自分の本があるのは、嬉しいです。『家守神⑤ 忍びの里の青い影』はどうかな? もしない場合は、どうぞ店員さんにお尋ねください。

 朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。

 きょうは、友人が泊まりがけで遊びにきてくれるので、楽しみです。


川村美術館レストラン

2024年12月13日 | 日記

 俳句仲間が予約をしてくださってました。感謝。

 閉館が決まってから、予約がなかなかとれないとのこと。

     

 前菜。ひとつひとつがおいしかった!

  

 メインはお魚を選びました。スズキ。ソースは赤タマネギとのこと。

      

デザート。オレンジ色のは、ほおづきです。初めて食べた。

おいしかったー。

久しぶりの俳句仲間とたくさんおしゃべりをして、笑って。こういう時間必要だなとつくづく思いました。来週の句会のための俳句も作りました。普通は、吟行をしたら、その直後に句会するんですが、こういう形もいいな。


川村美術館

2024年12月12日 | 日記

         

 俳句仲間と行ってきました。来年3月で閉館とのこと。もったいないです。

 でも、遠い。これまでも行きたいと思っていたけど、遠くてなかなか行けずにいたのです。

 素晴らしいところでした。お天気もよかったし、建物の外も内も気持ちいい。

 中は写真がだめなので。

      

      

      

      

 句会は来週です。それまで作らなくては。

 でも、このところ憂鬱なことが多かったので、心の底から楽しめました。俳句仲間、ありがたいです。ただ、待ち合わせの東京駅のホームで会えずに、失敗。総武線と総武快速線は違う? 東京駅に3番線ホームは二つある? わけがわかりません。でも、レストランに少し遅れたくらいで合流できてよかったです。

 収蔵されている絵では、レンブラント、ピカソ、ルノワール、シャガール、そして藤田継治がよかった。


黒いものが降りてきた

2024年12月11日 | あいさつ

      

数日前、散歩してたときの空です。

今日は、早朝から出かけてて、電車で書いてます。

毎朝、こうして通勤している方、お疲れ様です。ラッシュは過ぎてたので、まだよし。途中から座ることもできました。

 新刊のこと、ノーベル平和賞のことなど、お伝えしたいことがありますが、また後日。今日の目的地のご報告もまた。


枯葎(かれむぐら)

2024年12月10日 | 日記

       

 最近読んでいるのは、『あきない世傳金と銀』シリーズ。

 江戸時代、大坂の呉服屋に奉公することになった少女幸が成長し店主の女房になるも・・波瀾万丈の物語で、今読んでいる10巻は江戸に店を構えてからの苦労です。

 知恵を絞り、新しい売り方、染めなどを考え、苦難を乗り越えていきます。

 この物語が、季語の宝庫。祭り、月、浴衣、花火エトセトラ。

 高田郁(かおる)さんという作家、相当着物と染めのことを勉強されてらっしゃることでしょう。江戸時代のことも、もちろんです。友人におもしろいよと教えてもらいました。日頃は児童書が9割なので、寝る前のひとときで読み進めています。NHKのドラマにもなったみたいですね。


銀杏が遅い

2024年12月09日 | 自然観察

           

 数年前までは、11月第一週くらいが、こんなふうでした。一ヶ月遅い。

 今年に限らず、来年以降もかもしれませんね。

 

ぎんなんも、たくさん落ちてました。

 このごろは、散歩途中、ときどきジョギングをしています。ダイエットというよりも、脂肪肝の改善です。(脂肪肝は数年前から)ただ、この一週間ちょっとストレスがあり、毎晩ビール飲んでたのでダメです。意志が弱い・・。フルーツは朝だけにしています。きのうからビールも中止(こんなん書かなきゃなんないなんて、アル中みたい)

 中山美穂さんの訃報には驚きましたが、彼女よりずっと年齢が上の私です。いつなにがあるかわかりません。


枯れ木と青空

2024年12月08日 | 自然観察

 昨日は都心に出かけてきました。人が多かった。

 ビルの上に上れば、都会の風景が見晴らせて、なかなかです。が、地上に降りると空が狭い。 

 こちらは、散歩で見られる枯れ木空のコラボ。好きです。

   

THE東京の冬!

 


『月曜倶楽部へようこそ!』森埜こみち作・くりたゆき絵(講談社)

2024年12月07日 | 日記

       

森埜こみちさんの新刊続きます。すごい!

「おはなし日本文化」シリーズの一冊で、テーマは「短歌・俳句」。うう~どきどきしながら読み始めました。なぜなら、私の今月の新刊は中学文芸部で短歌や俳句も出てくるからです。実は来年は、俳句物語も出る予定。つまり、内容にかぶりがあったら・・、という気持ち。

結論として、その心配は杞憂でした。

そして、おもしろかった! この本は小学生向けなので、主人公達は小学校6年生です。

サッカー好き少年二人と、短歌や俳句に詳しい女の子。そして、つきあっていた子にふられてしまった女の子。すごくいいバランスです。少年二人はもちろん初心者。指南役としての女の子がいて、失恋した子は、自分の言葉でその相手に気持ちをもう一度伝えようとします。

短歌はそれにはぴったり! では俳句は? なんて、その違いもしっかり書かれています。さりげなく、俳句の始まりや有名な短歌、俳句も出ているけど、自然です。恋がからむと、ぐいっと引きつけられます。短歌にはもともと相聞歌という要素が強いし、実は俳句だって、たくさん恋の句もあるんですよ。

森埜さんは、デビュー作が『わたしの空と五・七・五』という俳句物語でしたからね。さすがです。

森埜さんの文体は、とても軽くて好き。


中城ふみ子の短歌・村上鬼上の俳句

2024年12月06日 | 日記

冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか  中城ふみ子

冬蜂の死にどころなく歩きけり   村上鬼城

先日は、この1首と一句を味わっていました。どちらにも「城」がありますね。

生きていると、みっともないことも多々あります。中城ふみ子は、渡辺純一の『冬の花火』をずっと昔に読んだことがありますが、壮絶な人生です。それに比べたら私なんて平々凡々。でも人生は比べるものではありません。みっともなくても、生きていこうと思います。

『乳房喪失』という歌集を、写し書きしたことがありました。もう一度読もうかな。

そういえば、随分前に中城ふみ子賞で佳作をいただいたことがあります。短歌20首くらい書いて出し、じゃがいもを一箱景品でいただきました。(筆名は別なので、検索では出てきません)たしか第1回だった気がします。賞も終わったようですね。これも今とつながっている気がします。

      

 


兵庫県知事の騒動をめぐって

2024年12月05日 | 日記

 情けない大人が増えているなあと思います。

 不信任を受けたのに、また出馬して、再選・・。SNSをうまく利用したようですが、今度はそのSNSをめぐって刑事告発されました。なにやってんの? 

 慎みを知らない。選挙たびに莫大なお金が使われるわけでしょう。それは誰が負担するの。政治家だったら、他に使えるように、再出馬なんてやめるべきでした。

   それでは、自分は? 少なくとも、お天道様に恥じることはしていません。ただ対人関係など苦手なこともあるので、人を傷つけることが全くないとは言い切れません。考え方、感じ方の違う人とのやりとりは、しんどいです。でも、そういう人とは距離を置き、なるべく心静かに生きていけたらいいなあ。

 これから育つ子ども達にとって、よい世の中でありますよう、願うばかりです。

        

 散歩コースの神社横。今イチョウが色づいています。これから毎年こうなのかな。

 コスモスも、まだ咲いてました。(もうさすがに終わりか)


『まいどばかばかしいお笑いを!』赤羽じゅんこ作/フジタヒロミ絵(講談社)

2024年12月04日 | 本の紹介

          

赤羽さん、この前新刊が出たばかりなのに! 乗りにのってるベテラン作家です。

シリーズおはなし日本文化の中の一冊で、お題は「落語」。赤羽さんは、落語好き。すでに何冊か落語をテーマにした作品をお持ちです。その一冊『がむしゃら落語』(福音館書店)は、産経児童文学賞をご受賞されてもいます。

さて、今回の作品の特徴は女性落語家。

中にも書かれていますが、今おしゃれな女性落語家が増えているのだそうです。でもまだまだ、落語というと男性落語家を思い浮かべます。

 天音は、おしゃべり。でも話しているうちに、話があっちにいったりこっちにいったり、うまく話せるようになりたいと思っていました。そこに母の知り合いに女性落語家がいて、教えてもらえるという運びに。まずは、ネタを覚えるのに一苦労。でも覚えておしまいではありません。

 その様子を楽しく読むことができます。目標は老人ホームでの実演。

 挿入されている落語は2本(本でいいのかな?)。これが長すぎず、そして楽しい。

 新宿の末廣亭が出てきますが、私は浅草の会場に一度行ったことがあります。自由に出入りができること、マジックなんかもあり、楽しかったです。落語という日本の文化。きっと引き継いでいかれることでしょう。ぜひ、お読みください。