別に遠征というほどのものではないが、長野県川上村の宿に一泊して2日続きで歩いてきた。初日は甲武信ヶ岳。以前から、毛木平起点の周回コースを歩いてみたかった。このコースは甲武信ヶ岳への最短コースでもあるようだが、甲武信よりも行きたかったのが三宝山と十文字峠。あの尾根を一度は歩いてみたかった。変化のあるおもしろい尾根だった。それにしても、気分の良さとは裏腹に、終日寒いのにはまいった。雪こそないが、確実に冬の山になっていた。 . . . 本文を読む
秩父の御岳山は「秩父の里山」だそうな。里山とは言っても、平野沿いにあるような里山とはレベルが違う。秩父の大雪もそろそろ落ち着いた頃だろうと、この里山に行ってみたのだが、下りの後半でこれほどの苦労する歩きになるとは思わなかった。雪の影響はお遊びの方面にまで、いまだに残っていた。里山の雪が完全に消えるまで、あと半月から一か月はかかりそうであった。 . . . 本文を読む
秩父の夏は暑い。それを承知で出かけた。最初のうちは快適ですらあったが、これもほんの一瞬。あとは、気分もダラダラとなってしまった。目的はほぼ達成できたものの、何とも締まりのない歩きであった。 . . . 本文を読む
昨年あたりから、熊倉山の聖尾根なる尾根を歩いてみたかった。秩父の山に関して、昭文社マップに記された名前付きの尾根は、一通り歩いておきたい。聖尾根もその一つだ。ただ、聖尾根については、一筋縄ではいかないような気がして、一歩、踏み出すまでには至らなかった。ある意味、ネット情報は曲者でもある。惑わされた。今回、上半分を歩き、変化に富んだ、おもしろい尾根であることを知った。いずれ、下半分もやらなければいけないだろうなぁ。そうなれば、聖岩をカットするわけにもいくまい。 . . . 本文を読む
先日の福寿草見物、ネットでのこの山域の様子を見るにつけ、陽気続きで、もう、残雪歩きの煩わしさはないようだ。そろそろ、懸案のバラモ尾根でも歩いてみようか。ついては、この辺の山に興味津々のハイトスさんにお声をかけたが、お仕事とのこと。ならば、一人で下見をして来ますよとなったのだが、本当に下見になってしまったのは何とも皮肉な話でもある。 . . . 本文を読む
少し早いかなと思ったが、2年ぶりに訪れた花園はちょうど良くも満開であった。今年は訪れるつもりでいたが、ちょっとばかりややこしいコースで行く予定でもあった。連れがいたため一般的なコースになってしまったが、花園の風景も雰囲気も変わらず、春の陽気の中、気持ちのよい歩きであった。 . . . 本文を読む
念願の矢岳に行ってきた。ルートの状況はイメージ通りのものであったが、山頂の風情は、自分が勝手に抱いていたイメージとは大きく違っていた。実際の矢岳は、秩父から長沢背稜に出るための一つのコース上にあるピークといった感じであった。別にがっかりしたわけではないが、地図を広げて見ても、それは一目瞭然のことなのである。 . . . 本文を読む
久しぶりに秩父の山に足を向けた。折りからの紅葉の見頃だったためか、こんなマイナーな山にもハイカーがわんさと来るのかと、正直のところ驚いてしまった。あっという間の3時間だった。物足りなかった。だが、いろんな要素が簡略的にパッケージされ、それなりに充実した歩きは楽しめた。 . . . 本文を読む
熊倉山も、秩父御岳山も、そして秩父槍ヶ岳も、自宅から比較的に近いのに行ったことがない。今回の熊倉山を機会に、この周辺をしばらく歩いてみようか。でも、依然として矢岳が気になる。そして、聖尾根も歩いてみたくなった。それらを片付けてからの話になるかな。 . . . 本文を読む
浦山周辺の、西側にある尾根の名前だけは意外に知り尽くしたつもりでいたが、歩いているのは峠ノ尾根と仙元尾根だけという情けなさ。今回は大ネド尾根と栗山尾根の欲張りコースで歩いてみた。 . . . 本文を読む
せっかくの3連休、梅雨も明けたことだし、そろそろ、I男君を山小屋に連れて行ってやらないといけないか。いろいろとコースを練ったが、K女史の参加で、話も振り出しに。結局、山小屋らしきところに泊まりながら、楽々コースの百名山を歩いてみた。帰宅後、I男君からは、筋肉痛でバキバキだとメールが届いたが、それなりに満足でもあったろう。と思う。 . . . 本文を読む
和名倉山に行った。下って、駐車場に向かう道すがら、今日は別の山に行けばよかったなぁとしきりに後悔したものだったが、一日明け、このブログを作成している間に、まっ、それなりに、楽しい、いい経験をした山だったのかなとしみじみと思っている次第である。 . . . 本文を読む
まだまだ原発事故を含めて地震の余波が続いている。被災者の方々のお気持ちを察するに、山遊びなんぞ不謹慎だともいえなくもないのだが、あれから2週間経過し、通勤の便以外、こちらは何とか、元の生活に戻りつつある。贅沢を言えば、旬のものも味わいたくなった今日この頃、被害もまったくなかったK女、I男から、例の自生地行きの件はどうなったかと催促がきた。 . . . 本文を読む
予定外のことだったが、大平山と大ドッケに行く機会に恵まれた。これまで、迷い狂いそうで何となく恐ろしかったところだ。ただ、夏道のヤブの中を歩くよりはいいだろう。実際に歩いてみた。これがうわさに聞くスズタケの天国か。細い道が雪でうっすらと浮かんでいた。正直のところ、予想未満のヤブで、少々、物足りなさが残ってしまった。 . . . 本文を読む