たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

<薬師の滝>だけで終わってしまった南牧村の滝めぐり。

2020年12月15日 | 近所じゃない群馬県の山
◎2020年12月12日(土)

大仁田ダム駐車場(8:27)……薬師の滝(10:27~10:54)……駐車場(12:58)

 南牧村発行の『なんもく滝めぐりガイド』には23の滝が紹介されている。このうち、自分が観たことのある滝は六滝だけで、ガイドに記された簡単な紹介文を見ながら、以前からいずれは行ってみたいと思っていた滝がいくつかあった。もちろん、車道から覗けるような滝は除外している。南牧三名瀑の一瀑と称される象ヶ滝も観たい滝だ。他の二名瀑はすでに山行の途上で観ているから改めて行く必要はあるまい。
 他に行きたい滝として<薬師の滝>もあった。理由は簡単。アクセスが一番悪い滝だということ。『ガイド』には、駐車場から往路110分、復路100分と記されている。地図を見れば、大仁田ダムからしばらくは沢沿いの破線路(古道)を使うようだ。最初に行くべき滝と決めたのは、アクセスの長さ以上に、ネット記事にこの滝を訪れた記事がまったくなかったということもある。ようやく見つけた2件も2008年と2011年物で、ともに、大津(三ツ岩岳の西にある山)経由で三ツ岩岳に行く際に、大回りに大津の西の1273m標高点経由で行こうとしたら、途中で大きな滝が見えた程度の記述で終わっていて、薬師の滝の写真すら載っていない。こうなれば、自然、優先順位として一番になってしまう。
 「往路110分」はおおげさだと思っていた。せいぜい90分だろう。だったらと、練ったコースは<大仁田ダム⇒薬師の滝⇒1273m標高点⇒大津⇒三ツ岩岳⇒ダム>というものだったが、これはとんでもないことで、調べると、大津から三ツ岩岳コースに入るには懸垂下降が必要らしいし、ヤバい岩場もいくつかありそうだ。滝見のついでに歩くコースではなく、そもそも、懸垂下降するようなところは自分にはお呼びではない。論外なのでこれはやめた。
 では、ピストンで薬師の滝だけ観て、続いて象ヶ滝としたが、ネット情報では、現在、象ヶ滝までは道路崩壊で車では入れないらしく、念のため、役場の観光課に問い合わせをすると、手前の熊倉不動滝の路肩に車を置いて歩いてくれと言われた。そうなると、往復一時間はかかることになるが、時間的にぎりぎり行けそうか。というのは、四時に病院予約をしてあるから、帰路は一般道利用のつもりでいるし、一時半に南牧村から離れればいいと楽観的に考えた。ちなみに、電話に出られたこの観光課の方だが、薬師の滝のことも聞くと、しっかりした道はありますよとの返事で、後で思うと、この方、最近どころか過去にも薬師の滝に行ったことはないのではないだろうかと疑った。結果として、そんな甘いコースではなかった。

(駐車場から大津。出発時は逆光だったため、帰り着いてから撮ったもの)


(これも同じく三ツ岩岳)


 ダム前の三ツ岩岳駐車場を通り過ぎ、裏手に回って、ダム横の駐車場に車を入れた。目の前には、左に大津、右に三ツ岩岳が見える。いずれも岩峰で、大津はおろか、三ツ岩岳にすら登ったことはない。もっとも、行くとするなら、こんな時期ではなく、アカヤシオの咲く頃だろう。先の2008年のネット記事には、大津の西側尾根はアカヤシオが群れていたとあった。この方は『安蘇の山懐から』の山とんぼさんなのだが、さすがに三ツ岩岳までは行かず、大津から下っている。あにねこさんあたりは懸垂下降をしている。

(大仁田ダム。先日の碓氷湖よりも小さい)


 ダム橋を渡っていると、上流の方からモーター音が聞こえる。後ろから空荷のトラックがやって来たので脇に寄った。運転手が車から降りて、一般車進入禁止のガードを寄せて中に入る。そして、またガードを元に戻す。ダム湖の上流下では重機が稼働していた。あのトラックは削岩した石でも運ぶのだろう。ダムを拡張する工事だろうか。

(破線路歩きのスタート。沢を横切って右に道状の窪みが続いている)


(沢には大きな岩がゴロゴロしている)


 工事現場の上には「えぼし橋」。渡ると砂利道になった。先にはゲートがあって、「あぶないから入ってはいけません」の標識。これを先に行かないと滝見できないので越えて中に入る。道は一気に細くなるが、右手の沢側にガードレールが続き、左は岩壁。堰堤が見えたところで工事道は終わった。その先は、沢沿いに踏み跡に近い道が続いている。観光課の「しっかりした道」レベルにはない。
 今日は、沢渡渉もあるだろうと長靴にした。いろは坂の滝で長靴の選択に失敗していたから、別のノンスパイクの長靴だが、今日のはインソールを2枚重ねにしたら窮屈で、すぐに一枚外した。すると、隙間が出来て、中で足が動く。どうも、自分の足は長靴向きではないらしい。さりとて、基本は歩道歩きだから、沢靴も履けない。結果として、履いていたら危ない思いが増えたかもしれない。
 この歩道、佐久につながる古道だったらしく、山とんぼさんの記事には埋もれかかった石仏を目にしたようで、それを楽しみにもしていたが、最初のうちは道型も何とか追えたものの、そのうちに左岸側の崩壊(最初のうち、歩道は基本は左岸側)で道も土砂に流されて消えたりで、先で復活する急斜面のトラバースに近い歩道よりも、沢を歩いている方が安全で、水も浅い。長靴で正解だったわけだが、ダム寄りのうちは岩じみた大石がかなりあり、スパイク長靴ではないため、水の着いた石は滑るし、気楽には歩けない。また、沢ゆえ、狭隘な小滝はどうしても斜面の歩道に上がって回避しないといけない。となると、自然、歩道が見えれば、道に上がるようになった。

(ここから大津に行くのが普通のコースらしい)


(ゴツゴツした急な斜面になっていた。急勾配は写真ではわかりづらい)


 岩に赤ペンキで「→」の目印を見かけた。これがあにねこさんの記事によれば「大石」というスポットで、大津への一般的な登り口のようだが、矢印先を見上げると、涸れ沢の倒木地帯でしかも急。大津に登るにしても、こんなところを登りたくはない。地図を見る限りは、別に1273mまで行かずとも、この先にもっと安全そうな尾根がいくつかある。
 ヤバそうな丸太3本組みの渡しがあった。木は朽ちかけて落下寸前。上に倒木がのしかかっている。渡りは2mもないが、沢からの高さは5m以上。渡しの下は切れ落ちている。戻って沢歩きをしようとしたが、それができない。沢が狭くなって何段かの小滝になっている。渡しに全体重をかけずに右の岩に手を添え、右足を外に踏み出してそーっと渡ったが、この後に10人もそのまま歩けば、渡しはつぶれるだろう。最初のノドカラになった。写真を撮りはしたが、震えてピンボケだった。

(ヤバいところを過ぎて。ここは明瞭なところだ。ただ、左下は急角度の沢だ)


(こんな具合に不鮮明になる。道筋は右上に向かっている)


(歩道から沢の眺め。小滝が続いている)


 徐々に歩道は不鮮明になっていく。明瞭な部分もあるが、相変わらず斜めになっていて歩きづらい。歩道に頼らず、飽きると沢。これを繰り返す。炭焼き窯の跡やら石垣をいくつか見つける。古道とはいえ、石仏は見かけず、作業道を拾って歩いているようなもので、その石仏の存在とて12年前の話。その後の台風やら土砂流で古道は崩れ、大方は埋もれたか流されてしまったのだろう。だが、それがどうも気になり、そのまま沢歩きをするのももったいなく、道が見えれば上がってしまう。釣り人が設置したらしいトラロープもいくつか目にする。こんなところにロープは不要だろうと思っても、帰路ではやはり頼ってしまった。

(歩道は流されたのか、削られたのか、崩れたのか、いずれかだろうが)


(沢から歩道に上がるトラロープ)


(沢を歩けば、倒木が邪魔になるところもある)


(きれいなところだなと思った。写真の撮り方が悪かった。これが上まで続いていた)


 沢の風景が温和になってきて、沢幅も若干狭まってきた。沢の大石は少なくなり、右岸側は苔むした石が続いていたり、落葉が堆積した平地やら、なかなか良い景色が続く。根本沢の風景に近い。だが、そんな風景も一時的で、すぐに狭隘な沢になったりする。それに合わせるように、歩道は右に見えたり左にあったりして、沢から上がったり戻ったり。倒木が多くなり、どうしてもそのまま沢歩きを持続できない。

(これは最近の目印代わりだろうが、断言して失礼かもしれないが釣り人だろう)


(こんな沢が左右から下っている。これは右岸側からの沢)


(小滝とお助けロープ。帰路ではこれをつかんでしまった)


(沢の分岐。左にも水は流れていたが、右の方が本流)


 やがて河原が平らで広くなったところに出た。9時45分。ここで沢は左右に二分している。ここまで、左右から沢が落ち込んではいたが、涸れ沢か水量は少なかった。ここは両方ともに明瞭に水が流れている。方向としては右だろう。10分休憩する。歩き出しから1時間20分。すでに気分的に疲れていた。緊張が続いた。ここまで、沢を歩いているよりも歩道歩きの方が恐かった。沢に滑り落ちる危険を伴うところがいくつかあった。それも沢から高い。ここを歩くならヘルメット必携だろうが、なめてかかっていた。ヘルメットは持ってきてもいない。滝まで行っていないのに帰路が不安になる。地図を見る。すでに大仁田川の水線は消えている。当然、薬師の滝に滝マークはない。南牧村ガイドタイムの110分まであと30分か。かなりきついだろう。せいぜい90分の思いは大甘だった。10分で行けるわけがない。近くに標識が倒れている。板は廃れ、かろうじて「支線」だけは読めた。


(右に沢。林の中の歩きはあっという間)


(写真で見る限りは信じがたいが、ここは小滝を避けて、左上に見える岩の下を歩いた)


(踏み跡は落葉の下。右下は直下に小滝の岩場)


(小滝を見下ろし)


(ここでノドカラ。石垣状になっているから、自分がおかしな歩きをしたわけではない)


 右岸側の林の中にはっきりした踏み跡が続いていた。これを行くと、林から出て、踏み跡は崖っぷちに続いていた。いくら何でもあれを歩くのは恐ろしい。すぐに沢に下りて、沢伝いに行こうとすると、目の前は、沢歩きスタイルでないと越えられそうにもない段状の小滝。仕方なく戻って、件のかなり細い踏み跡を行く。この踏み跡は始末が悪かった。落葉で途中からはっきりしないし、落葉そのものが滑り落ちる要因になりそうだ。それでも慎重に小滝の上を通過したが、ここも、さっきの丸太の渡しと同様に、来年になったら歩けるかどうかはわからない。こんなところに、肝心のトラロープが張られていない。かなり緊張した。小滝の上に出て水をがぶ飲みする。

(支線の標柱)


 また、穏やかなところに出て、さっきと同じ支柱標識。今度は文字が読めた。「大仁田薬師支線」とあった。歩道の名称か。この「薬師」は薬師の滝のことだろう。ここで、ようやくこの先は安泰かと思ったが、すでに歩道は消えている。というか、地図にある破線路そのものが、水線の切れたところから沢伝いを離れ、北側のトラバース道になっている。ここまで、テープやリボンの目印も散発的にあったが、破線路が離れたところには気づきはしなかった。破線路が続いていたとしても、それは薬師の滝からは外れた歩きになるし、実際に残っているかもわからない。

(すでに歩道は消えて沢歩きになった)


(大柄な体型でもないから、案外にスムーズに抜けられた)


(4mの滝)


(単調な沢歩きになった)


 沢歩きになった。蜘蛛の巣状の倒木の枝を縫って、さらに上流へ。カーブの先に滝が見えた。まさか、これが薬師の滝ではあるまい。せいぜい4mあるかどうか。だとしたら、『ガイド』にだまされたことになる。ガイドを取り出して、写真を合わせる。違う。これではない。右から岩を攀じ登ってさらに上流へ。

(あれが薬師の滝だろう)


 ようやく薬師の滝の前に到着。出発からちょうど二時間。途中休憩を10分とっていたから、110分そのものだ。だが、自分はダムの上に駐車して歩いているから、実際は10分オーバーかもしれない。そんなことよりも、ここに至るまで大方、力尽きた状態になっている。滝そのものよりも、本当に無事に戻れるかが気になりだした。

(薬師の滝1)


(薬師の滝2)


(薬師の滝3)


(薬師の滝4)


(薬師の滝5)


(薬師の滝6)


(薬師の滝7)


(薬師の滝8。左の斜面は緩やかそうだが、かなり急。あそこを這い上がって尾根に出て、右に行けば1273mに至れると思う。あの尾根に出れば、薬師堂跡に下るのも難なしだろう。尾根に出る手前でトラバースして滝上に出るのは厳しいかもしれない。あくまでも自分の場合)


(薬師の滝9)


 しばらく休んでから、滝の写真撮りにかかった。やはり、気持ちの不安さは消えず、何枚も撮った写真の半分以上はピンボケになっていた。撮った写真では、左から大巻きして、滝の上に出られそうな感じはするものの、少なくとも、現に眺める限りは、ここから回り込んで1273mに出るにしても、滝の左岸側は論外として、広い斜面の右岸側もかなりの急勾配で、滑り止めを装着しないと登れそうになかった。滝のさらに奥には「薬師堂跡」があるらしい。ガイドの位置からして、滝を越えないといけないのではないだろうか。
 この滝の惜しいところだが、上にあるいくつかの小滝まで写真に入れようとすると、滝つぼ手前の岩がどうしても邪魔になる。岩を外して右から撮ると、今度は小滝が隠れる。滝つぼそのものはないに等しい。水量はいつもこんなものなのか。多かったら、もっと豪快な滝に見え、ここまで感じた危うさの余韻は消えたかもしれないが、それはなかった。物足りない感じだけが続いた。自分好みの良い滝だなと思いはしたが…。
 観たいと思っていた滝を一つつぶしたから、それなりの満足感はあった。この滝の次に行程の長いイモリの滝は行塚山に行った帰路で観ている。ちなみに、薬師の滝の落差は30mとあるが、自分には15m前後にしか見えなかった。上の小滝群を含めても果たして20mはあるだろうか。

(帰路に就く)


(4m滝を上から)


 心配な帰路ではあったが、滝見の後だっただけにいくらかの気持ちの余裕はできていた。至って冷静に歩けた。薬師の滝手前の4m滝も、わざわざ攀じ登るまでもなく、簡単に脇の斜面を下れた。

(恐ろしかったところも、こうやって見るとさほどでもなかったようだ。石垣もあって、道型はしっかりしているように見える。難問はその先の落葉地帯だった)


(くどいが、ここの歩道は斜めで歩きづらい)


(沢を見ながら、長いランチタイム)


 出来るだけ歩道を見つけてはそちらを歩いた。石仏探しをしたかった。往路でノドカラになったところも問題なく通過したが、あの丸太3本組だけはいただけなかった。頼りになるものがなく、岩に手を添えることしかできなかった。その岩すら、手がかりになる凹凸もなかった。歩く向きが逆になると、こうも感じが違うものになるのか。南牧村発行のガイドに掲載している以上は、せめて新しい丸太に代え方が良いのではないだろうか。それをやっても、上から土砂が落ち続けているのでは何年持つかだが。

(馬頭観音碑)


(沢の小滝を撮る余裕もできていた)


(石積み)


(何ということもない流れだが、つい、往路では気にも留めなかったので)


(ここが例の腐れ橋。帰路で向こうに渡るところから。渡っても、しっかりした道型が続いているわけではない。右下が沢)


(渡ってから沢を見下ろす)


 帰路での収穫はいくつかあった。往路で気づかなかったのか、もしくは沢を歩いていたからか、歩道の脇の岩の上に馬頭観世音碑を見たこと。幕末の慶應二年とあった。これが唯一見かけた古道の名残りだったのは残念だが、この崩壊地では仕方のないことで、むしろ根本沢の大方の丁目石が残っている方が不思議なくらいだ。それから、沢を観察しながら歩いていると、意外にきれいな小滝が目についたこと。やはり、気持ちの余裕の問題だろう。

(沢の風景1)


(沢の風景2)


(沢の風景3)


(沢の風景4)


(沢の風景5)


 何度も休んでは食事をしたり、タバコを吸ったりで、復路では二時間もかかってしまった。これは、休憩タイムが多かったという理由だけでもなく、実は、帰路の途中から、靴ずれでかかとを痛めてしまい、それをかばおうとして、今度はふくらはぎとヒザまで痛くなり、最後は腰まできた。それが原因でモタモタした歩きになってしまったということもある。

(堰堤が見えて、歩道も終点)


(工事用道路になった)


(大津下の山肌は見るも恐ろし気だ)


(ダム橋を渡って終点)


 工事道路に戻ると、すでに作業は終わっていた。土曜日だし、午前中で仕事は終了だったのだろう。足を引きずりながら駐車場に戻った。駐車場には車が他に一台あった。周囲に人の気配はないので、おそらく大津にでも行ったのではないだろうか。三ツ岩岳なら下の駐車場を使う。今頃、懸垂下降をしているのかもしれない。

(三ツ岩岳の登山道入口にあった石碑。この隣に神社もあったが、三ツ岩岳に登ったらしい川越ナンバーの車が邪魔でいっしょに撮れなかった)


(その神社。いずれ、大津はともかく、三ツ岩岳にはアカヤシオの時節にでも登ってみたい。懸垂下降はあるまい)


(路肩駐車場の向かいに沢に下るステップが数段あったから、これがてっきり大仁田不動滝かと思ってしまった)


 もう帰るしかないが、ガイドを確認すると、近くに大仁田不動滝というのがあった。車道沿いということで、ガイドの地図で見当つけて行ってみたが、どうもわからない。標識を見落としたのか気づかなかった。スマホで調べようとしたら圏外。広い路肩があったので、そこに車を置いて、ここかなと川を覗くと確かに滝があった。これが不動滝かと思ったが、ガイドの滝写真とはまったく違う。車で簡単に行ける滝なら、いずれまたついでに来られるだろう。
 車のナビに病院名を入れてセットすると、到着予定時刻は16時半過ぎになっていた。予約タイムオーバーだ。これではまずい。まして高崎市内を通る一般道だ。渋滞もあるだろう。あきらめて高速で帰ることにした。

(今回の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

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4 コメント

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Unknown (あにねこ)
2020-12-16 01:02:08
大仁田川上流の破線路は途中まで辿ったことがあり、その先が気になっていたので、大変興味深く読ませて頂きましたが、やっぱりと言うか、気楽に歩けるコースではやはりないですね。
写真を拝見して、薬師の滝はなかなか良さげな滝と思いました。薬師堂跡も気になるので、機会があれば行ってみたいと思います。参考になる記事、ありがとうございました。
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あにねこさん (たそがれオヤジ)
2020-12-16 13:08:26
あにねこさん、ありがとうございます。果たして、こんなので参考になるのやら…。
気楽に云々については、かなりの誇張がありますので、あにねこさんクラスなら、腐れ橋だけ注意すればよろしいと思いますよ。
あにねこさんが大津に行かれたのは三年前ですか。そうなると、昨年の台風でかなり崩壊が進んだということは考えられると思います。
今回の目的はあくまでも滝見物でしたから、あの破線路が地図どおりだとすれば滝から離れて行くわけですし、そもそも、薬師堂があったからには、古道がそこを通っていたのが当たり前のような気がします。
ですから、途中から踏み跡が消えたので、破線路が離れて行ったのかなと思ったのですが、今になると、沢に吸収されて、滝の右岸斜面を回り込んで沢に戻って薬師堂というのが古道だったのかなと思ったりもしています。
あにねこさんに、その機会がありましたら、埋もれかかったいくつかの石仏とやらを注意しながら歩いてみてください。確かに、古道に馬頭観音碑一基だけで終わりというのも不自然ですから。
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Unknown (イワダイ)
2021-05-11 19:57:41
6年前ぐらいの滝めぐりガイドには5月はツツジ(だったかな)を眺めながら遊歩道を楽しく行ける的なことが書いてあったのでルンルン気分で臨んだら、30分地点で断念。南牧村最後の滝なので、今年の夏あたりモンベルのサワトレッカーRSで行こうかなと思ってましたが、途中の巻きの高度感が写真からでもよく伝わり、ちょっとビビってます。でも記事は道程がわかりやすく、とても参考になりました。
余談ですが三名瀑以外にも、砥山不動滝(ガイドには単に不動滝と記載)も非常におすすめです。ただ、どうみても片道30分では無理で、しかも最後の前衛滝がとても厄介です。
それと威怒牟幾不動滝は氷瀑の形が異色中の異色なので、よく冷えた2月とかがおすすめです(最近暖冬なので凍らないんですけどね)。
南牧村の人たちは健脚で有名で、それに加えて高齢化により登山道が整備されていないにで、滝も山も案内されているレベルより2ランクぐらい上に見た方が良さそうです。
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イワダイさん (たそがれオヤジ)
2021-05-18 09:45:27
イワダイさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
その薬師の滝への遊歩道ですが、そもそも、斜面崩壊で、途中で途切れてしまい、あとは河原を歩いたり、かすかに残った遊歩道を見つけて先に行くしかないのですが、沢歩きに徹したとしても、倒木が邪魔になったり、越えるにはきつい小滝に阻まれたりで、結局は、遊歩道跡を探して巻いて行くしかなかったです。
沿線のツツジは期待できないでしょう。ツツジの天国は沢北側の大津に西から至る尾根上のようです。今年は、薬師の滝を南から越えて落ち口に出て、「薬師堂跡」を確認し、ツツジ見物のつもりでいましたが、今季はツツジの咲きが早かったようで、タイミングを逃してしまいました。
砥上不動滝にはこの薬師の滝の翌々週に行きました。もう年の瀬でしたから水量は細く、その前衛滝は難なく越えられ、むしろ、帰路に巻いたら、むしろ、巻きの方がこわかったです。水量不足で豪快さはあまり感じなかったものですから、改めて梅雨明けにでも見に行きたいと思っております。
それから威怒牟幾不動滝の見どころは氷瀑ですか…。3年前の10月に、荒船山の帰路で、イモリの滝を見た後に寄りましたが、これもまた霧降の滝といったイメージで、水量が少なく、あれが氷瀑になるのはちょっと想像できません。追々、調べてみます。
『なんもく滝めぐりガイド』掲載の滝はまだ8滝ほど残っていますが、主な滝は見たし、今度は沢歩きも楽しめるところはないかなぁとは思っているのですが。
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