たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

何だか、かなり応えた笹ミキ沢。

2013年08月26日 | 足尾の山
◎2013年8月25日(日)

かじか荘上駐車場(6:10)……笹美木橋・入渓(6:45)……舟石新道合流(10:40)……庚申山一般道(11:12)……一の鳥居(11:44)……駐車場(12:36)

 土曜日に尾根歩きを予定していたが、先週は仕事で疲れていたせいか、早朝に目覚めはしたものの、山に出かけたい気分にはなれず、犬を娘のところに返しに行ったり、年寄りの世話をしたり、芝生を刈ったりと、結局、忙しい一日になってしまった。日曜日に余計な用事はないが、遠出は避けたい。となると、足尾の山か。先週は奥武蔵に行って失敗している。
 どこに行くか思案し、たまたま、雪田爺さんの笹ミキ沢の記事を拝見し、自分も行けやしないかと、錯覚してしまった。一年前、みー猫さんの同沢紀行を拝見し、自分には縁のない世界だと思ってもいたわけだが、どういう思考回路からなのか、何だか、笹ミキ沢もグンと近づいたような気がしていた。素人はこれだからタチが悪い。で、行くことにする。
 しかし、笹ミキ沢、一人ではかなりの不安がある。何せ、その筋の方には2級だったり3級評価だったりする。いやし系の1級でないことは確か。思い浮かぶは沢師匠のハイトスさん。お誘いメールをしたのは21時。当然、こんな時間のメールに返信はいただけなかった(氏がメールに気付いたのは翌朝のこと。いずれにせよ、ご用事があって行けなかったが)。ちなみに、ハイトスさん曰く。「笹ミキ沢はマニアックな沢」だそうだ。

(笹美木橋。そもそも、橋周辺そのものが薄暗い。これが沢のイメージだ)

(入渓間もなく。沢はかなり荒れている感じ)


 かじか荘の上の駐車場には車がなかった。ゲート前でもいいのだが、大した距離でもないのでここに置く。平坦道だからと、沢靴で歩き出す。ゲート前にも車はない。嫌な釣り人もいないとみた。今日のコースは、うまくいけばの話だが、笹ミキ沢を詰めて、同沢の右岸尾根を下る予定。右岸尾根は、烏ケ森さんが歩かれて以来、気になっていた尾根でもある。尾根末端まで下ったら身の危険のようだから、やや手前で林道に降りるつもりでいる。目星もつけてある。沢詰めがうまくいかなかったら、途中から右岸尾根に強引に登るしかあるまい。余談だが、先日、ホームセンターで9.5mmの30mロープを見つけた。2,480円だった。買った。専門店なら、何万円かするのではないのか。材質とかのこだわりはない。自分一人がぶら下がれればそれでいい。持っていれば安心程度のことだし、使うこともないだろう。これまでの20mでは不安があったので、今日はこれを持参した。

 笹美木橋に到着。橋には「笹美木橋」「笹見木澤」と記されている。ここを何度も通ってはいるが、沢に降りたことはない。左岸側から降りる。第一印象は薄暗い陰気な沢。この暗さがずっと続けば、気がおかしくなるのではないのか。倒木が目立ち、大石もゴロゴロだ。右岸斜面は崩壊している。スタートから気が滅入った。こんな沢で歩けなくなるようなケガでもしたら、それっきりだな。

(ようやく自分には沢らしい雰囲気に)

(釜は深い)

(ここも)


 しばらく遡上すると、ようやく、自分のイメージに見合った沢になってきた。明るさも戻ってきた。さも渓流といった感じの清らかな流れが目に付く。ただ、いやされる感じではない。圧迫感に近いものがある。右も左も、上はかなり高い。小さな滝の壺、これを何と言うのか知らないが、釡は深く、今のところ下半身を濡らしたくもないので、巻き巻きで先に行く。

(奥に2段25m滝が見える)

(25m滝の下段。写真撮りは失敗。この時点で2段とは知らなかった)

(25m滝を上から。これが上段部)


 前方に大きめの滝が見えてきた。沢はこうでないとなぁ。小滝の連続では飽きるというもの。実はこの滝、2段25m(以下、寸法表示はすべて雪田爺さんの手記による)とのこと。それでいて、この時点で上の段は見逃していて、巻いている最中に気付く始末。見る角度を少しばかり正面右側にすればよかっただけのことだった。滝見のノウハウをもう少し学ばないと。この滝はどう越えるかしか頭になかった。左のヘリを登れそうだが、どうも黒光りして滑りそう。左に踏み跡があって巻く。巻くとはいっても、結構、上まで斜面を登る。20m以上は高巻く感じ。真下に滝の上段部を見下ろし、沢に復帰。
 当初、遡行がうまくいかなかったら、途中で右岸尾根に上がると記したが、傾斜はきついながらも、強引にせずとも、登れるところは散発的にある。撤退の際、今の高巻きを下るのはしんどいから、つまりは、この先、この先と、絶えず尾根への逃げ場だけは確認しておくようにする。100mから150mの急登で尾根に出られるだろう。何せ、沢は登るものであって、下るところではないという観念が依然としてある。沢の専門ではないからこれでいい。

(コケが多い。そのせいか滑る)

(15m滝)

(5~6m滑滝)


 上流に行っても倒木があった。これは、沢だから仕方がないか。小滝に結構ひっかかっている。これに足をかけたら滑った。また、これまでと同じ沢靴を履いていて、どうも、この沢の石は滑りやすいようだ。小滝の無理な直登は避けた方が賢明だろう。釜も深く、水際をたどれるところは少ない。要注意の沢だなあ。ところが、こんなに気にかけて歩いているのにやってしまった。大岩を巻いて、草地から沢に降りた瞬間、足をかけた石に滑って、浅瀬につんのめりに突っ込んだ。手にしていたカメラは水没。メガネのレンズには太いキズが3本、指先2か所から出血。まだ序盤戦だ。先がえらく思いやられる。
 アクシデントというかハプニングをきっかけに、かなり臆病になってしまった。幸いにも、指の出血はすぐに止まり、カメラも防水ではなかったが、内部にまで水が入り込まなかったようで、写真撮りはできる。ただ、メガネだけはフレームも曲って使い物にならず、スペアメガネに替えた。これは一度で終わらず、この先、倒木を跨いで上に行こうとしたら、腰かけあんばいにズルズルと滑り、ここでも腕をすりむいてしまった。3度目がなければいいが。この沢、素人にはなかなか厳しいわ。

 続いて15m滝。ここでしばらく休憩。タバコなんか吸って、気持ちの高ぶりを落ち着かせる。この先、不安の一言。谷間に陽が射し込んでいたら、気分も違っていたであろう。飛沫が随分とかかると思ったら、どうも小雨になっていたようだ。ヘルメットをかぶっていたから気づかなかった。雨はすぐにやんだが、代わりにガスがゆっくりと出てきた。天気はあまりよろしくない。

(棚状の滝)

(奥に4m2条の滝)

(4m2条の滝正面。ここは、左からセンターに行きよじ登った)


 15m滝も左から高巻く(本記事の冒頭写真は、この15m滝を高巻きながら横から撮った写真)。この沢の巻きは意外にしんどい。滑るのは致し方ないとしても、沢が近づくと、足元はかなり不安定になって、滝壺ドボンならいいが、ヘタな着地をすればケガをする。先には5~6mの滑滝があった。直登したい気分にはなるが、手前の釜は腰を越えそうだ。結局、巻く。巻いてばかりで、沢歩きよりも巻きで消耗する。次は4m2条滝。ここは登れそうなので、ヘリから行って、間を大股でよじ登った。滑った。くい止めたが、危ない、危ない。沢に変化が加わってきたせいか、少しは遊び心もうずきはじめていた。だが、その先の延々としたゴーロを眺めるとうんざりする。仁田元沢よりも、大石がゴロゴロしている。

(これが、弓の弧を描く50m滝らしい。水があれば、これが見どころだったのになぁ)


 本流が左にカーブするところに支流の滝が右からそそぎ込む。後で知ったことだが、この滝が「弓の弧を描く50m滝」(雪田爺さん弁)。大きな滝であることは分かるが、水量は乏しく、ただの白糸か素麺滝にしか見えない。帰ってから調べると、この滝を回り込んで、塔の峰方面に向かい、丸石沢から下降された記録があった。そこそこ有名な滝らしい。
 錆びたワイヤーを見た。林業関係の残骸だろう。残骸といえば、ここまで、ペットボトルが1本捨てられているのを目にしたが、こんな沢に釣り人も入るのだろうか。しかし、淀みをよく見ていると、魚影がさっと動いているのが目に付く。やはりここにもいるんだ。大イワナはいないようだが。

(6~7mの滝)

(これは7~8mの滝)

(6m階段状滝。階段を登るには泳がないといけない。これを最後に、沢分岐→小滝→伏流となる)

(水が次第に少なくなった)


 6~7mの滝は左から登れそうだったので危なっかしく登る。続いて7~8m滝。滝の上部は線状の流れ。これは巻く。途中、新しいトラロープが据えられていた。頼ってみたが、かえって危ない感じ。ここも沢への着地は不安定で、尻滑りで泥んこになってしまった。
 滑沢が出てきて6m階段状滝。あんなところを水浴びしながら登ってみたいが釡は深い。この滝を最後に、沢は次第に静かになり、傾斜も緩やかになってきた。二股を2か所、左、左に行くと、とうとう、水も伏流となって、ゴーロ歩きになってしまった。そのまましばらく行くと、左右ともに低くなり、左の右岸尾根も、すぐそこを通っていて、やがては合流するだろうし、簡単に尾根に上がれそうでもある。ほっとして休憩。靴を履き替える。やはり履き替えは不便だ。皆さんからコメントをいただき、アクアステルスソールの沢靴が沢、山道の通しではいいらしい。現物も最近確認した。ただ、専門に沢歩きをするのもどんなものだろう。せめて、今のフェルトソールがダメになってから考えよう。
 ガスが濃くなっているが、この先は、とんでもないコースミスをしない限りは、生きて帰れる。いやぁ、しかし、この沢、精神的に参った。どこがということではなく、沢そのものにクタクタ。上級の沢というのはこんなものなのだろうか。だとしたら、これからは、いやし系の沢を歩いているのに限るわ。水をかぶって滝壺ドボンもまた楽しい。ここはそれができない。落ちたらケガ以上の損傷を受ける。伏流になるまでずっと気も重かった。浅はかにも自分の力量知らずであった。終わってから後悔しても始まりはしないが。

(ゴーロ歩き。大きな石が2つ、寄り重なって居すわっていた)

(舟石新道との合流。向こう側はどこをどうつながっているんだ?)

(プレートがなけりゃ、どこを歩いていけばいいのかまったく分からない)


 今、標高1450mあたりにいる。そろそろ舟石新道が横切ってくるはずだ。ほどなくプレートを見た。左右に続いている。この新道の存在を知らない人には、何で、ヤブの中に、プレートが賑やかに続いているのだろうとか不審になるかもしれない。それほどヤブ化して、踏み跡もところどころで隠れつつある。この新道歩きは、プレートを小まめにチェックして追って行くしかない。せめてシカが保守してくれているくらいのものだろう。

(笹ミキ沢右岸尾根に合流)

(新道プレートを、ここを最後に見失う。踏み跡のある岩の間を下った。その下は急斜面)


 右岸尾根に出た。「林班界」の赤い標識。さてどうしよう。さほど厳しい尾根ではないようだが、初めての尾根の下りでもある。沢でくたびれた神経には、ある程度の負担もかかるかもしれない。あっさりと、舟石新道をそのまま一般道に出るコースを選んでしまった。いずれ、改めて歩く機会をつくることにしよう。
 相変わらず、新道の特徴でもある、斜面のトラバースといった感じの歩きが続く。以前歩いた時は残雪期であったが、そちらの方が、少しは歩きやすかったようだ。下は落ち込み、歩いていて危険を感じるところもある。大岩に出た。岩の上に登るが、ガスで庚申山すら見えない。ここまではプレートも確認した。さて、ここからどうするんだっけ。見回したが、続きのプレートが見えない。記憶もない。岩の間に踏み跡が続いている。えらい急斜面になった。それでも踏み跡はある。プレートは消えた。本来の新道から外れてしまった。仕方ない。踏み跡を追う。この踏み跡とて、シカ道なのかもしれない。

(シカ道らしき踏み跡をたどって一般道に合流する)

(一の鳥居)


 仁王門のちょっと上で一般道に合流。ここに至って陽が出てきた。しばらく下ると、背中にポリタンを2個背負ったオジサンが歩いているのが見えた。山荘の関係者かもしれない。追い越す。一の鳥居を過ぎて長い林道歩きになる。だれにも会わなかった。足尾の夏は暑い。それを見越してのことか。しかし、今日あたりは涼しい方だ。珍しくも蚊やアブの攻撃を受けることもなかった。笹美木橋を通過。周辺はまだ薄暗い。笹ミキ沢はそんな沢なのだなあと納得。

(終点。林道ゲート)

(象山。駐車場から。知ってはいるが、ここから見ると確かに象山なのだ)


 駐車場には、自分の車しかなかった。かじか荘で風呂に入る。ほっとした。湯船で自分の身体を見ると、キズ以外にかなりの打撲した痕や内出血が残っている。なぜか、指先がやたらと痛い。岩につかまることはあまりなかったのだが…。今回は節々と筋肉の痛みに外傷の痛みが加わっている。着替えをしていて気付いた。買って間もないズボンの尻に2か所、穴が開いていた。散々だったなぁ。
 笹ミキ沢をもう一度歩くことはないだろう。それより、仁田元沢の後半部を早めにやってしまって、今季の沢歩きはお終いにしておこうか。チャラチャラの武具を使うような沢登りにエスカレートさせるつもりもない。
 帰り道、メガネ屋に寄って、修理を依頼する。レンズ交換のみで済んだ。それも一年保証とかで、3,150円の支払いのみ。カメラは、バッテリーの蓋を開けたら、水滴がたまっていた。危ういところであった。

(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

※本記事の滝(名)の表記はすべて雪田爺さんの表記にしたがった。「6~7mの滝」と「7~8mの滝」の微妙な違いが正直のところ分からないが、一括して「7mの滝その1、その2」では風情もないので、そのまま使わせていただいた。ありがとうございます。

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18 コメント

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流石に (瀑泉)
2013-08-26 22:39:25
驚きました(笑)。
いきなり2級の沢に,それも単独で望まれるとは!
私が先日登った井戸沢も2級ですが,はて自分は何年かかったやら・・・
とはいえ,岩登りが上手なたそがれさんのこと,多少の怪我はしても無難にこなされたようで。
自分も,笹ミキ沢は,カミさんと次男坊を連れて彼此8年位前に15m滝までは尋ねたことがあります。
ただ,支沢の大滝は未訪なので,今年行ってみようかとも思ってました。
でも,雪田爺様やたそがれさんのレポを見ると,水が少なくて,今年はパスかなぁ。。。
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Unknown (Yoshi)
2013-08-26 22:55:34
こんばんは。雪田爺様の記録をはじめとして笹ミキ沢の名を何度か目にしていましたが、今頃になって水ノ面沢の隣の沢であることを認識しました。庚申山荘と銀山平の間の林道を3度歩いたことがありますが(いずれも下り)、日没前に歩いたのが一度だけで、笹ミキ沢なる沢の記憶が朧げです。庚申渓谷に行くことはもう無いだろうと思っていましたが、滝もレンゲショウマも鑑賞できる場所のようですので、ちょっと気になってます。

ザイルを購入されたとのことですが、この手のものは所持すれど使わずに済むに越したこと無し。「チャラチャラの武具を使うような沢登りにエスカレートさせるつもりもない。」たそがれオヤジさんの感覚は極めてノーマルと思います。でも、刺激が強かった分、ほとぼりが覚めるとまた魅力的に見えてくるかもしれませんね。
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2級 (ハイトス)
2013-08-26 23:42:46
何度も言うようですが、今年は危険な山行は止めましょうという年頭の所感は完全に反故にされてしまったようですねぇ。(笑)
2級の沢にしかも単独で入るとは・・・(自分が時間が有ったらどうしていたかは難しいところではあるが。)まぁ信じられません。
これで一挙にみー猫さんの領域の端っこを捕まえてしまいましたようです。
自分にはついて行けそうにありませんよ。
自分が単独でここに行ったなんてことになったらお師匠さん達にどやされます。
とにもかくにも無事?で帰還されたようですのでヤレヤレですが、ほんとメガネのフレーム程度で済んで良かったですよ・・というように考えましょう。
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笹ミキ沢 (みー猫)
2013-08-26 23:58:56
こんばんわ。
行きますか~、なんてこの前、遡行後につい申し上げたのがいけなかったですかね・・・笹ミキは雪田爺さんもおっしゃてたけど、なんだか独特ですよね。1人だからなのか、あるのでしょうけど、自分の訪問のときは久々の沢だったこともあって終わってもしばらく気が高ぶってました。冷静に考えるとそれでうまく線引きが出来たかも知れません。後日じわじわと来るものもあったりして・・・・柳沢の天女滝あたりのイメージ、変わりませんでした?・・・道具は万一の安全の選択肢で良いと思いますので全く同感に思います。お疲れ様でした~。
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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2013-08-27 05:35:09
瀑泉さん、おはようございます。
驚かせてスミマセン。ただの、レベル知らずの無鉄砲ですよ。
やはり、ここは2級ですか。瀑泉さんが行かれた井戸沢も同じですか。記事は拝見しましたが、あんな険しそうな沢を登りつめるなんて、さすがだなと思っておりました。じゃ、次回は井戸沢でも…。というわけにもいかないですね。それなりの下地がないと。
15m滝まで行かれことありですか。ご子息、奥さんともになかなかですね。そこまで行かれるというよりも、私の場合、そこからどうやって戻って行かれたのだろうか…と不思議さが先に立ちます。
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Yoshiさん (たそがれオヤジ)
2013-08-27 05:43:28
Yoshiさん、おはようございます。
Yoshiさんは、この笹ミキ沢は未体験でしたか。足尾界隈の沢も含めて、大方は歩かれていると思っていましたが。
レベル的には、Yoshiさんでしたら物足りないものがあると思いますが、花や滝見が目的だとしたら、時間つぶしにはいいところかも知れませんね。
今回、水量が足りなくて見栄えのしなかった50m滝ですが、時期を選べば、かなりの見ごたえのある滝かもしれませんよ。あそこだけは改めて見てみたいものですが。

すでにほとぼりは覚めておりますが、私には、やはり、癒し系の沢と滝見で十分ですよ。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2013-08-27 05:49:50
ハイトスさん、おはようございます。
私もこうしてお師匠さんにどやされましたね(笑)。
みー猫さんの領域ですか。端っこをなめただけで撤退ですよ。先に踏み込むことはまずないでしょう。
普通、こんなところを歩けば、スリルだの爽快感というのも出てくるものなのでしょうが、どうも、冷や汗すら出なかったのが不思議です。
自分には、やはり、仁田元沢程度、といっても、先がどうなっているのか知りませんが、適度な刺激があって楽しめるくらいのところがいいですよ。
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2013-08-27 08:46:49
みー猫さん、おはようございます。
みー猫さんには、雪田爺さんのHPでいち早く知られちゃいましたね。
ご覧のように、ハイトス師匠さんに叱咤を受けてしまいましたよ。
さて、私、もともと、仁田元沢の遡行だけはしたいと思っておりまして、それが、調べると、沢を歩いてないといけない沢であることを知り、その頃、みー猫さんが笹ミキ沢なんかを歩かれていたので、漠然とながらも、笹ミキ沢に、ある種のあこがれみたいのものですが、行ってみたいなと思ってはいたのですよ。
で、行ってみて、この通りといったところなのですが、こういう、精神的にも疲れる沢というのも、どういうものなのですかね。自分には合わない沢といった結論ですかね。
でも、なかなかいい経験をさせていただきました。みー猫さんのおかげでもありますよ。
今度は、いやし系をお案内くださいな。先日の天女滝あたりなんかは、私にはいやし系ですよね。
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Unknown (でん)
2013-08-27 19:00:28
2級云々・・・私にはさっぱりわかりませんが
たそがれオヤジさんの度胸には恐れ入ります。
何でもやってみないとわかりませんものね(^^;)

山道具としてホームセンターで買ったロープ
これはザイルとは言わないのですね(笑)
ウェアーやその他のこまごましたものも専門店で買うと高いです。
ユニクロとダイソーでも代用できるものはたくさんありますね~。
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でんさん (たそがれオヤジ)
2013-08-27 20:51:46
でんさん、こんばんは。
2級も3級も知らなくていいんですよ。そんな尺度はその筋の方々が主観で付けたものでしょうから。素人には、やさしいか、難しいか、これは無理の3パターンしかありませんよ。今回のは、自分の主観では「難しい」レベルかと思います。
ちなみに、度胸なんてものではなく、無茶か無謀でしょう。

ホームセンターは太田のJH店なんですけど、束で置いてましてね、アメリカ産なのか知りませんが、馬の写真が入った紙に巻かれていましたから、牧場向きのものではないでしょうかね。ザイルなんて字は記されていなかったですよ。そもそも、ザイルなんて、ニュアンスからして一ノ倉沢といったイメージで、その辺の沢を歩くには、やはりロープですわ。
一時期、20mの梱包用のビニールヒモを持ち歩いたこともありましたから、それに比べたら、ホームセンター物でも頼りがいはあります。
ダイソーのザイル。あったとしても、きっと買わないですね。そういえば、どこぞやの山名板ですが、キャンドゥで塗りも含めて一式揃えて持って行ったものなんですがね。
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