ラボでは2本張りトップダウンをスタンダードにしました。何故かと言うと、ガット張りはやはりメンドクサイので最もカンタンな張り方に統一したかったからですw まあ、結果的にクォリティもやや高くなったと思います。
張り上がりのクォリティに関してですが、ATWを含む1本張りの場合はやはりロングサイドのストリングは摩擦による損傷がわずかではありますが確かにあるということです。2本張りトップダウンで張り上げたストリング表面は、ATWを含む1本張りにくらべると確実にフレッシュです。これが2本張りトップダウンはクォリティが高いという理由ですね。パッケージで1本張りにするメリットは見た目以外には無いと思います。それと、ナチュラルガットやマルチストリングが傷付きやすいってのは解りやすいと思うのですが、実は角切れを起こしやすいポリストリングの方がもしかしたら深刻なんじゃないかなと時々思ったりします。
それに加えて、やはりトップダウンは張るのがラクチンだということがとても大きいですね。全てのストリングパターンはトップ側に詰まっていますから、クロスストリングの張り上げはトップダウンの方がラクチンな上に、ナチュラルガットを張ったことがある人にはよく解ることですが、ボトムアップに比べると摩擦によるストリングの損傷も圧倒的に少ないですね。え~、ATWは、メンドクサイの一言で問題外ですw
と言う訳で、クールストリンギング(改)で2本張りトップダウンがボトムアップ以上にフレームの変形に関して気を付けなくてもよくなったということで、ボトムアップを選択する理由がなくなりました。クールストリングの場合、テンション操作なしで上から張っても下から張っても面圧分布はほとんど変わらないですから、ストリンギングでスイートスポットを何処にするかなんてメンドクサイというか訳の解らないこともまったく考えなくてもいいですw
ただし、
ラボではどんなオーダーでもOKです。ラボの張り方が正しいとはとても言えないので。経験上、時代と共にマシンは進化し、ストリンギングも変遷していますから。まあ、あたりまえですが、考え方とかコノミとかも十人十色なので、本当は自分で張るのが一番なんですがねえw
自分もプロ用マシンを購入したキッカケはこのアームの固定位置が安いモデルと違うという事でした。
今のマシンのセッティングはプリンスの120平方のラケットがアダプターを利用してギリギリ張れるところまでは支柱を広げていましたが、もう少し支柱間を狭めて100インチのラケットにベストな位置を探ってみます。
一つ気になるのは、新しい固定位置で張った時、以前の固定位置間の数値をを計測してみたいですね。
あと自分はセッティングの向きは決めているのですけど、バボラのマシン以外はラケットセットの向きの表示もありませんから、張るたびにトップとボトムの向きが違うストリンガーもいるのかな?
それが何か問題があるとは思いませんがなぜバボラが方向の表示があるのかも説明ができません。
個人的には、前回と同じ様にした方が良いと思うから!なんですけど。
まあ、エラソーに言っているだけでほんとテキトーなんですよ、
クールストリンギング自体めちゃくちゃテキトーだしw
バボラはラケットのトップとボトムの表示ありますよねえ・・・、
実はこれまでセッティングで気にしたことは無かったです。
クラッシュかなんかを何も考えずに二本張りトップダウンで張り始めてクロスをタイオフでギョッとしたのがトラウマ……