ラボのガット張りにおけるスタートの手順を改めて紹介します。
まず古いガットを取り除いた後、清掃とストリングを滑りやすくするためにグロメット全周にシリコン系クリーナーをかけます。僕はタイヤクリーナーを使っています、いわゆる吹き付けるだけでツヤツヤってヤツ、これをブラシに付けてゴシゴシやるだけw
1
センター2本を通し、片方をスターティングクランプで止めて置きます。ポリの場合は角切れ防止アダプターを入れています。まあコレはなくてもいいかもですw
え~、ガット張りを教える際は2本引きスタートにしていますw
2
テンションをかけます。
3
スタクラで止めていた方のガットをフレームから少し離してクランプで止めます。クランプ同士の干渉を防ぐためです。GM-1400(MODEL-1400)のクランプはほとんど干渉しなかったですけど。
4
テンションをかけているガットをクランプで止めます。
5
続けてもう1本張ります。
6
スタクラで止めていた方のガットにテンションをかけ、スタクラを外してからボトムサイドで間隔を開けて止めていたクランプを外し、トップサイドで止めます。もちろん逆パターン(トップダウン)もあります。
7
続けて2本張ります。これで合計5本です。
8 後は2本ずつ交互に張っていき、
終了。
フレーム内のガットには常にテンションがかかった状態でクランプするというのが基本と言えば基本ですかねえ。それと、6本目から交互に2本ずつ張るのは作業効率(リズム)を良くするためです。以上が malibu string laboratory のスタンダードです。旧スタートの手順とほとんど同じ、道具が変わっただけで進歩はまったくないどころか、昔はセンター4本はテンションアップしていたこともありましたが、今はな~んもしていませんw
まあ、前回の検証から解るように1本張るごとにフレームはわずかに変形していく訳で、ここで過度の緩み取りとかテンション調整とか余計な事をやっちゃうと、変形量の流れが変わってややこしい事になってしまう。僕の場合はストリングだけでなくフレームにかけるテンションは常に一定(縦横で変える場合はある)とする、マシンにおねがいっ!のクールストリンギングなのでw、こりゃあそれこそテキトー過ぎて真面目にやっている人達からおしかりをうけることは間違いないなw
追記
hari-kichiさんのブログで、テンション誤差が生じるのは実はグロメット部分の静止摩擦係数によるものが大半だという指摘が NYCさんからありました。hari-kichiさん、NYCさん、いつも貴重な情報ありがとうございます。
まず古いガットを取り除いた後、清掃とストリングを滑りやすくするためにグロメット全周にシリコン系クリーナーをかけます。僕はタイヤクリーナーを使っています、いわゆる吹き付けるだけでツヤツヤってヤツ、これをブラシに付けてゴシゴシやるだけw
1
センター2本を通し、片方をスターティングクランプで止めて置きます。ポリの場合は角切れ防止アダプターを入れています。まあコレはなくてもいいかもですw
え~、ガット張りを教える際は2本引きスタートにしていますw
2
テンションをかけます。
3
スタクラで止めていた方のガットをフレームから少し離してクランプで止めます。クランプ同士の干渉を防ぐためです。GM-1400(MODEL-1400)のクランプはほとんど干渉しなかったですけど。
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テンションをかけているガットをクランプで止めます。
5
続けてもう1本張ります。
6
スタクラで止めていた方のガットにテンションをかけ、スタクラを外してからボトムサイドで間隔を開けて止めていたクランプを外し、トップサイドで止めます。もちろん逆パターン(トップダウン)もあります。
7
続けて2本張ります。これで合計5本です。
8 後は2本ずつ交互に張っていき、
終了。
フレーム内のガットには常にテンションがかかった状態でクランプするというのが基本と言えば基本ですかねえ。それと、6本目から交互に2本ずつ張るのは作業効率(リズム)を良くするためです。以上が malibu string laboratory のスタンダードです。旧スタートの手順とほとんど同じ、道具が変わっただけで進歩はまったくないどころか、昔はセンター4本はテンションアップしていたこともありましたが、今はな~んもしていませんw
まあ、前回の検証から解るように1本張るごとにフレームはわずかに変形していく訳で、ここで過度の緩み取りとかテンション調整とか余計な事をやっちゃうと、変形量の流れが変わってややこしい事になってしまう。僕の場合はストリングだけでなくフレームにかけるテンションは常に一定(縦横で変える場合はある)とする、マシンにおねがいっ!のクールストリンギングなのでw、こりゃあそれこそテキトー過ぎて真面目にやっている人達からおしかりをうけることは間違いないなw
追記
hari-kichiさんのブログで、テンション誤差が生じるのは実はグロメット部分の静止摩擦係数によるものが大半だという指摘が NYCさんからありました。hari-kichiさん、NYCさん、いつも貴重な情報ありがとうございます。
ここでは最初から設定テンションでいきなり引っ張ってます。まあ、グロメットの抵抗でスタクラ側のテンションはやや低くなりますね。ただ、ここはまた後で引く(3本目)ので逆にテンションはやや高く出るでしょうね。まあセンター2本はビリヤードのせいでテンションは低くなりますが。
スタートの1本引き(結局のところは2本引きですけど)と2本引きの違いはフレームの外側で止めるスタクラ内のストリングにテンションがかかっていないか、かかっているかのちがいですね。どちらを選択するかはスタクラの性能にかかっていると思います。
僕が2本引きを選択していないのは、負荷のかかっていない方のセンタービリヤードからフレームが浮くのが気になるのと、2本のストリングをガットチャックに挟むのはやはりちょっと神経を使うというか、まあ結局のところメンドクサイという理由が一番大きいw
この張り出しの手順、ワックス部分以外は私とほぼ同じですね。
小さな違いは、スタクラで留めていた方のストリングスを引っ張る際に、スタクラがフレームから離れたその時点で、クランプを解放するという点くらいですね。
これは、クランプで留めたままの場合、クランプ内のストリングスの部分だけが、最初に2本引っ張った際のテンションのままで(つまりは当然低い)あることから、引き終えた後にクランプを解放すると、ほんの少しとはいえこの糸のテンションが下がってしまうように思えるからです。
あと、ワックスは良い案ですね。
私はまずきちんと掃除をすることと、古いグロメットの場合にはろうそくか固形石鹸をなすりつけています(笑
昔たまたまクルマのタイヤに使って、ガレージに置いてあった残りモノでしたw
長年使っていて不具合はないので、ストリングにもフレームにも問題ナイと思います。
ピカピカツルツルになりますよw
以前、Malibuさんが全グロメットの抵抗がなくなるように、事前に処理されてると言われていたので、私の場合は、シリコンスプレーを使って処理しました。
それからは、テンションの偏りや、ブリッジ部のテンションが弱くなることもなく、助かっています。
それまでは、そのまま張って、抵抗の強いところなどはテンションアップしていました。