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ホーザン N-840 ヘビースニップ(ギザ付) 補足

2012-09-29 | ストリングマシン&ツール 
価格が安いということで携帯用として購入したN-840ですが、これが思いのほか使いやすく、特にタイオフ後のガットの切断では、アルスーパークラフト370よりコッチの方が断然使いやすいので、このところN-840ばかり使っている。

で、遥か昔のことだけど、人間工学を勉強した(記憶があるような・・笑)この僕が、この2社のハサミを比較してみることにした。

クラフト370のブレード形状


こちらはN-840


クラフト370はストレート形状なのに対して、N-840はアールが付いている。

拡大してみると、ちょっとオモシロイ。

クラフト370

もっと拡大すると

これがマイクロエッジ加工というヤツですね。

N-840


コチラもさらに拡大する


なんだか、大雑把な気もする・・・

と言う訳で、クラフト370の方はマイクロエッジ加工というだけに、非常に細かくキレイに加工されてますね。 さすがに高価なだけのことはあります。 材質も造りも良いし、見た目にも高級感が漂っているのだ。

N-840の方はと言うと、2枚のブレードの加工がまったくちがっていて、片方は細かいというか、テキトーなカンジなのに対して、もう片方は、ノコギリ状に大胆に加工しています。 で、どっちのブレードを上にするか下にするかによって、ガットを切断した時のキレッパシの飛び方がちがってきます。 ノコギリ状のブレードを上にしてガットをカットすると、キレッパシはピョイ~ンと上に跳んでちょっとオモシロイ!

で、何故ヤスッポイN-370の方が使いやすいかと言うと、見ての通り、クラフト370に比べてN-840の方がブレードの先端が鋭いので、刃先をガットとフレームの間に入れやすく、ガットを切断する時に長さの調節が断然しやすいということなんですね。



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