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malibu string labo.

ストリングマシン顛末記(3)

2009-02-04 | ストリングマシン&ツール 
プロユースのマシンは重量以外に何が違うかと言うと、材質と精度、高品質な張り上がりと言いたいっ・・・、が・・・。

画像はGM1400のクランプセット、クランプもクランプベースのロックもビックリするぐらい軽く、コクンと気持ちよく動きます。どちらも締め付けるという感覚はまるっきりナイです。

ラケットの固定もアームを動かす左右両ポストの2個のネジを同時に軽く回すだけで、両方のアームとビリヤードが全てシンクロして動き、カンタンにガッチリ固定できます。

プロ用のマシンは機械としての精度と剛性が高く、あらゆる操作が軽く、簡単で、あまり神経質にならなくてすむので、ラクチンに張れるということですね。

しかし、確かに機械としての精度や質感はホームユースのマシンより価格の分だけはイイのだけど、張り上がりはたいして変わらないです。張る人にとってラクチンなだけです、ハイ。ただ、プロにとっては張る本数が違うので、頑丈で少しでも速く楽にということが1番大事なところではあるのだった。

これまで自分なりに集めた情報と、今回手に入れた古いマシンを実際に使ってみて解ったことは、バボラ・スター5以外のバカ高い最新のプロ用ストリングマシンは張りに関係ないところにお金をかけているということだった。ヨネックス(東洋造機)は本体が傾く機構がついたり、ゴーセンなんて電動で本体が上下したりとか・・・。たぶんどちらもごく一部のプロストリンガーの要望なのかもしれないけどね、こんなのない方がイイのだ、バカバカしい。

ガット張りについては、慣れちゃえば誰がどんな張り方をしてもたいして変わりません!と以前からエラソウに言ってきて、それで一部の人から反感を買ったこともあるのだけど、これに『どんなマシンでも』というセリフも入れちゃうのだ。

以上おおまかだけどプロ用のマシンに関するレポートでした。えっ、おおまかすぎるって・・・、これでイイのだ。

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2 Comments

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ストリングマシーン (elan)
2010-12-11 12:23:07
私も今まで同じ意見でしたが、先日テクニファイバーの最新のマシーンを使ってみたら、目から鱗が落ちました。ヨネックスの最新マシーンや、今まで自分の使っていたマシーンがおもちゃに感じます。重さが必要だと感じました。全てが正確になります。
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テクニファイバーの (malibu)
2010-12-11 12:54:42
マシンは実物を見たことないんですよ、そんなに良かったですか、、、まあ機械モノは高価になればなるほど、間違いなく性能は良くなりますね。
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