うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

男の性

2015年12月03日 | 日記

お風呂が気持ちいい季節になりましたね。

おはようございます。

 

しかし、私には、風呂場での苦い思い出がございます。

あれはたしか、中学の修学旅行でのことでした。

 

第2次ベビーラッシュの年に産れた私達は、

修学旅行に行くにも、通年より生徒が多かった。

クラスごとに割り当てられた入浴の時間も、

10分間に限られていた。

当時、私と友人のY子は、

「とにかく、まずは髪を洗おう。

髪だけでも洗えたら、スッキリ感は味わえるはずだ。」

そう話し合って、風呂場へ向かった。

 

まず我々は、

人前で衣服を恥ずかしがりながら脱ぐ時間を端折り、

無の境地で、一気に脱ぎ捨てた。

 

次に、真っ先にシャワーの前へ小走りで向かい、

湯の温度を手で測るという行為を端折り、

頭っからシャワーの湯をぶっ掛けたながら、

シャンプーもぶっ掛け、髪を掻きむしった。

 

ここまで、我々には一切の会話も無駄もなかった。

 

私は、髪を洗いながら、次の行動を確認すべく、

後ろを振り向き、浴槽を見た。

その私の視野の上方に、人の顔や手があるではないか。

 

私は、思わず立ち上がり、泡だらけのまま、眼を凝らした。

浴槽側の壁の天井部に、隙間が空いている。

そして、その壁を挟んだ隣は男湯だ。

 

私の記憶では、我々以外、

まだ脱衣場で恥ずかしがっている子ばかりで、

その隙間から、最も覗き易い位置に居たのは、私とY子だけだった。

「Y子-。あたし達、見られてる--!」

そう叫んだ。

が、Y子は逃げも隠れもせず、無言で洗髪を続けた。

それを見た私は、Y子に続けとばかりに、洗髪の行為に戻った。

覗かれた場合に取るべきリアクションをも、端折ってしまった。

 

しかし、この事件は後に大事となる。

修学旅行を終え、学校に戻った後、

どこかで男子生徒の数人が、殴り合いの喧嘩になっていたらしい。

理由は、女湯の覗き。

実は、このY子は、学校イチの美少女。

そのY子へのハレンチ行為をめぐっての喧嘩が起こったのだ。

 

引率していた先生達は喧嘩の仲裁に入り、

覗き行為をした数人に、Y子への謝罪をさせて、なんとか収束を図ったのだった。

 

ちょっと待て。

私の事、忘れてないか?

 

 

いっぽう、白い男も決闘を挑む

この、荒ぶる男の視線の先は

 

 

やっぱり、あや。

おたまは己が暇になると、すぐ、あやにチョイチョイするが、

やめておけ、返り討ちに遭うぞ。

 

 

ペチ

 

 

ブヮッサー!!

 

 

ほれ、見た事が。

なんという、しょぼい顔をしているのだ、おたまよ。

仕方ない、慰めてやるかと手を出すと

 

そういう輩は、やつ当たる・・・

まったく、もう!

私にも、謝罪せんかーい!!