カメラを含む、世界中の機械に対しての
私の造詣のレベルは、赤ちゃんです。
おはようございます。
ブロ友さんのブログを見て、
私も奇麗な、素晴らしい、感動的な写真を撮りたいという野望を
抱いてしまいました。
たいがい何でも持っている父さんに、
この度一眼レフカメラかもしれないカメラを貸してもらいました。
それがこれです。
これは、一眼レフなのですか?
とかく、考えるな、感じろ!と言ってきた私だが、
コイツに限っては、感性で扱えるような代物ではない。
私は、ずっしりと重いコイツを手に取って、すぐさま感じた。
「お前に、俺が操れるのか?」と。
私は、反射的にアイツを離し、その震える手で分厚い説明書を開いた。
何を言っているのか解らないとしか言いようのない、文章がひたすら続く。
私は時間という概念を捨てたかのごとく、ひたすら読み漁り、
再び、アイツと向き合える強さを身に付けた。
そして、コイツをしっかりと掴んだ。
で、スイッチは・・・どこなの?
どこ?どこなの?
ぱかっと、何かが開いて・・・異次元へと迷い込む。
一体、出口(スイッチ)はどこなのよ?
ここは、どこ?私は誰?あなたは何?・・・・・
ビーッという音と共に、ハッと意識が戻った。
どうやら、私はしばらく気を失っていたようだ。
おもむろに手元に眼をやると、
コイツは、長い沈黙から目覚めていた。
私とコイツが命を賭けた勝負の証、ご覧ください・・・
「お初」
カメラのベルトが、しゃしゃり出てきた瞬間を捉えた作品。
初めてのアイツとの手合わせという事を、一目瞭然に感じ取れますね。
「若者よ」
初めて眼にする物に対する、真っ直ぐな若い好奇心は、
アイツの自動ピント調節機能を遥かに上回る早さ。
若さ溢れた作品です。
「不動への疑問」
不動なのに、ピンチが合わない。
アイツが、俺を舐めるなと叫んでいる作品。
「高性能の落とし穴」
アイツ 「俺は、ピントだけのカメラじゃねぇ、フラッシュも、ハンパないんだぜ。」
「めまい」
ついに、おじさんの顔を出しての撮影に踏み切りました。
しかし、長時間のご観覧はめまいの原因になりますので、
ご注意ください。
「和解」
ここから、我々は少しだけ歩み寄った・・・
少しだけ・・・・
アイツとは、毎日触れ合う仲にはまだまだ成れないだろう。