うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

因果応報

2016年05月16日 | 日記

 

私が整体師だった頃、

足つぼマッサージも施術させて頂いていたのです。

 

おはようございます。

足裏には内臓の反射区(つぼ)があるとされています。

その反射区を指などで押圧して刺激することで、

内臓の活性化を促しましょうというのが、

足つぼマッサージという訳です。

 

当時、見た目ソフトに見えた私は、

初めてお越しになるお客様に、不安を与えてしまった。

 

屈強な男性は

「痛いのが好きなんだけど、君で大丈夫?」とおっしゃり、

足つぼ歴20年の猛者は

「相当強く押して欲しいんだけど、あなたで大丈夫?」と。

 

その言葉を聞きながら、

同僚の男達は、下を向いてほくそ笑んでいた。

 

ドSなおかっぱ

馬鹿力、くそ力、鉄の指

そう称されていた私は、

多くのお客様を、微笑みながら泣かせた。

 

屈強な男性は、余りの痛さに

「ぎゃ~女王さま~~」

と思わず性癖をあらわにしてしまった。

 

猛者は、その日を境に毎日のように

ご指名くださった。

このお客様には、私も苦戦を強いられた。

中腰で踏ん張り、汗だくで40分。

お客様も体ごと上に動いてしまわぬよう、

ベッドに必死に捕まって耐えていただいた。

周囲からは、

感動の出産シーンのようだと言われた。

 

我が家のおじさんも、毎日忙しい。

だから私は、せめて足つぼマットを彼に贈った。

「快足三昧」

洗面場で、これに乗って、歯磨きや洗顔をしなさいと。

そう、おじさんに伝えると、

おじさんは、ヒョウヒョウと乗っている。

痛くないかと聞くと、

おじさんは「気持ちいいです」と答えた。

 

そんな余裕綽々なおじさんに、安心して、

私もこれから毎日、快足三昧に乗る事を決めたのだった。

こうして、

痛ってぇ、痛すぎるんですけどー!と叫びながら

洗面台から、手を離す事が叶わぬ日々が続いているのであります。

 

 

そんな私の横の棚で、張り切る きくさん

きく:「ごきげん いかが?」

首、苦しくないですか?

 

 

きく:「これは あたしの ごきげんポーズよ」

そうなの?

 

 

きく:「見よ この 足のポーズ」

ご機嫌なのですね?これがね?

 

 

きく:「ここからのぉ」

 

 

きく:「チョーップ」

あらら、本当にご機嫌ですね。

 

 

きく:「苦しむ メス豚を 見るのが楽しい」

だからご機嫌なのですね?

良かったです、ご機嫌で。

 

 

きく:「後ろの服、片付けろよ。へっぴり腰のブサキモメス豚ゴリラめ!」

罵り方、盛ってきたねぇ。服が盛ってあるだけに~!?