うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ホットカーラーの威力

2016年05月24日 | 日記

昨日、排水溝が詰まりまして、

開通させるべく、汗だくで必死に頑張る、

我が家のおじさんの後ろで、

ついうっかり、鼻をほじってボーっとしているのを、

おじさんに見つかってしまいました。

 

おはようございます。

年々、緊張感を失ってきたなぁと思っていた矢先、

私は、掛かってきた1本の電話により、震えるほど緊張した。

 

 「おかっぱちゃん、元気に頑張っていますか?

久し振りに、一緒にご飯でも行きませんか?」

 

その声の主とは、

離婚後、独りでコンクリートジャングルで彷徨っていた私を、

当時バイトとして雇ってくれた社長であり、

いわば、恩人なのだ。

年中多忙にも関わらず、

いつも上質なスーツをパシッと着こなし、

立ち振る舞いは、どこまでも紳士な恩人。

 

その恩人と、久しぶりに都会で再会する事となった私は、

ものすごく焦ったんだ。

恩人に恥をかかせてはいかん。

精一杯、身なりを整えなければと思うと、

身が引き締まった。

なのに私は、約束の当日までなんの準備もしていなかった。

いつにも増して、ぼーっとしていた。

 

そうこうして、ついに当日。

ノープランの私は、

咄嗟にホットカーラーを髪に巻いた。

10年以上前に、薬局のポイントで貰ったホットカーラーセットを

多分、初めて使ってみたんだ。

 

頭に沢山のカーラーを付けた私は、

服を入念に選び、必要以上に化粧を施した。

その頃には、もうとっくにタイムリミットを迎えていた。

 

焦って、カーラーをむしり取り、

最終チェックとして鏡を見た。

一瞬にして、すべてが無となった・・・

 

マジか!

 

 

ウソだろ?

 

とにかく、焦って、なんとかしようと思っても、

 

こうなるし、

遅刻なんてできんし、

急いで3枚撮影して、家を飛び出したんだ。

 

お洒落で紳士な恩人は、正直な人でもあった。

再会し、恩人は開口一番こう言った。

「おかっぱちゃん・・・なんか・・・すごいね。」

 

すごいでしょ?ねっすごいでしょ?

だから、もう放っておいてください。

そう心の中で叫ぶ私を、

恩人は、とっても洒落たお店へと

連れて行ってくれたのでした。

 

 

きくさん、おばちゃん疲れたよ。

もう立ち直れないよ。

きく:「はぁ~い カーラー・メス豚さん!」

せめて、こんな私を慰めておくれよ、きくさん。

 

きく:「あれは ないわぁ。ひっひっひっひ」

笑うな~~!!

そんな私も、今年になり、今のところ一番笑えたのは、

「おかっぱ、ホットカーラー大失敗の巻」である。