秋が深まってきて、
そろそろ半袖では、肌寒くなって参りました。
おはようございます。
ある朝、私は寒さで眼が覚めた。
タンクトップで寝るのは、今日までだなと思いながら、
洗面場に向い鏡を見ると、これから起こる未来を予見するかのように、
尋常でない程、前髪が荒れていた。
なんじゃこりゃー
とまぁ、一応叫んだ後のけ反ってみて、髪を治した。
さて、今日は夏服では厳しいな。
タンスの奥をまさぐって、カーデガンを引っぱり出してサッと羽織ると、
なんのシミ?これ、いつのシミ?
どうするかなぁと考えたが、
出来る限り、しみの部分を手で握っていればバレんだろうと、自分を納得させた。
サマーシーズン中、ずっと裸足にツッカケだったが、これも限界だろうな。
今日は、久しぶりに靴下を履いて行こう。
スカートだからと、黒のハイソックスを履いてみると、
軒並み穴が空いてるじゃないか。
それ以外の、靴下と言えば
スカートに、これは厳しいやろな。
仕方ないので、素足にパンプスを履いて出勤したら、
案の定、靴の中が粘ついてきたが、素知らぬ顔で過ごしていると、
気温は上がってきて、ぼやっとし出した。
大先輩が雑談をする中、ぼやっとした私は、うっかり、
鼻をほじりながら、話を聞いていたんだ。
終始、ぼやっとしたまま仕事を終え、
やれやれとスーパーに立ち寄ると、自分の手の甲に「w」の文字を発見。
そうだ、今朝マジックで書いたんだ。
「w」って、何を買い足すために書いたんだっけ?
ウェ・・・ウェルカム・ドリンクか?己はパーリーピーポーか。
ウォ・・・ウォシュレットか?そんな大掛かりなモン買うなら給湯器買うわい。
思い出せぬまま、考えながらレジで精算していると、
レジ係のお姉さんが、「1000円からでよろしいですか?」と問うてきたので、
ウィー!と、答えてしまった。
今日はやっぱり荒れた日だったなぁと思いながら、帰宅してみると、
うんことおたまが取り合っていた、新しいネコベットを、
よねが死守してた。
死守。
あいたた~、こりゃまたベット争奪戦も荒れるぞ~と、ヒヤヒヤして
おたまの姿を探してみると、なんだかすごく、
おたまが、仏様のようで、思い出した。
猫のウェットフード、買い忘れた。
夏から秋へ移る、きっかけの1日は何かと荒れるのであった。