うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

掃除機を買いました

2017年04月24日 | 日記

アマゾンさん、ごめんなさい。

私・・・

今回ばかりは、この耳で確かめて、

決めたかったの。

 

おはようございます。

困った時は、まずアマゾン!

これを胸に歩んできた、我が人生であったが、

この度、10年以上も共に戦った掃除機との別れを経験し、

新しい掃除機との出会いは、実際会って決めたかったのだ。

もちろん、品定めのためには、アマゾンさんは欠かせない。

レビューってんですか?

読み漁って、これ!という掃除機に定まった。

音が凄く小さい、紙パック仕様の掃除機だ。

もう名前も付けた。

「シャンペン」だ。

 

シャンペンに決めた最大のポイントは、紙パック式という点だ。

実は、古い掃除機がいかれた、記念すべきその日に、

アマゾンさんから、大量の紙パックが届いたからだ。

そうなると、

是が非でも、紙パック仕様の掃除機を買わなければならない。

そんな自分を納得させるために、

本当は、ちょっと気になる、サイクロンの欠点ばかりを探す日々だった。

確かにサイクロンは、吸引力は絶大だと書かれていたが、

それらと比べると、シャンペンは、とにかく音が小さいらしい。

その情報によって、自分を納得させる事に成功したのだった。

 

そして、昨日、

シャンペンの正式名称を書いたメモを手に、

ついに電気屋さんへ向かった。

 

掃除機ブースに行ってみると、一人の男性店員が立っていた。

「あのー、掃除機が欲しいのですが」

と声を掛けてみると、男性店員は、

「あちゃー、あちゃちゃちゃちゃー。お任せください」

と、なんか変な動きを加えて、言ってきた。

 

その第一印象の時点で、

なんか、やばい匂いが漂ってきたが、

やるっきゃないと思い、話を続けた。

 

私が、「紙パック式のなんですが」と言った途端、

店員は、

「あっあっ、でもでもでもサイクロンも~、凄いんですよ!」と、

手をヒラヒラさせながら、話の腰を折ってくる。

 

ジッとしろ!っと思いながら、話を続けた。

「でも、音が大きいでしょ?」

 

「お知り合いが、サイクロンを使っていて、

音がちょっと気になるって、言ってたんですが」

 

ここで、店員は、畳みかけてくる。

「大きい訳では無いんです。ちょっと聞きなれない音っていうのかな~?

ちょっと気になる音っていうのかな~?

高い音なの、プイーンって高い音がね、聞きなれないだけなんですよ」

 

この説明で、私の心が揺れた。

だか、あの大量の紙パックを無駄にするのか?

いーや、無駄になんてさせねーと思い直し、

私は、攻めた。

「高い音・・・嫌い」

ひるんだ店員に、

私は、チャンスだと言わんばかりに、シャンペンを指さして、

「この子の音を聞かせてください」とお願いをして、

その音色に、しばし2人で耳を傾けた。

「ん~、とっても静かな音ですね」

「ですね」

 

さすがに諦めたかと思いきや、

店員は、店内で最高額のサイクロンを手に、

「これも、実際、聞いてみましょう」と。

彼は、必死だ。

 

負けたよ。

あんたの気迫とキャラに負けた。

じゃ、聞いてみよう。

「ん~、さっきの子の方が、静かね」

「ですね」

 

そんな激しい攻防に勝利した私は、

シャンペンの箱を手に、ニッコニコで店を後にした。

が・・・・

これ、私が頼んだのと違う掃除機やないかー!

この期に及んで、ちょっとした隙間を軽く吸うための

シャンペン色のハンディー掃除機、要るかー!

あいつめー、

どうりで、私と同じ匂いがしてた訳だ。

やっぱり、おっちょこちょい・・・だったか・・・

 

さて、再び店へ戻って、取り換えてっと。

今度こそ、シャンペンとのお手合わせだぞ~。

うんこさん?

うんこ「ふむふむ」

退いてくれ

 

うんこ「あら、静かなお方ね」

退いてくれ

 

うんこ「ご挨拶を・・・」

退いてくれ

 

うんこ「よろちくびー、うんちゃんよ」

 

ご覧ください。

この通り、消音なシャンペンさんは、

猫にも好かれる、逸品なのです。

成功だ。

この買い物は、大成功だ。

 

そうだろ、おたま?

お前は、そもそも、掃除機の音など気にしないもんな、もんな・・・

おい、コラ。

いつもみたいに、掃除機と戯れろやー!

自信が揺らぐわー!!